見える化 -押し込み販売
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。基本的に
お客さまの会社で仕事をさせてもらい、残務を自宅で片付ける
というパターンだったのですが、さすが資料などの保管など
無理になってきて、週末引っ越しをやっていました。荷物は
自分でダンボールにいれて運んだので腰が痛いです。
さて、前回押し込み販売の話をしました。日本の会計的には
商品は相手側にわたり、売掛などこちらで認識するのでおおむね
売上認識は可能です。
問題点の一つは、これは麻薬でいったんやったら普通はやめられ
ないことです。たとえば年間売り上げ目標が5億円で、2000万円
代理店に期末引き取ってもらったとします。代理店にとってはこの
2000万は翌期に消化してもらうことになりますから同じ売上目標
でも実際には代理店に5億2000万売らないと達成できません。
昨年実質的には4億8千万(2千万は代理店に押し込んだので)です
4000万売上を伸ばさなくてはなりません。こうして押し込みは
往々にして雪だるま式に増えていきます。
見える化 -押し込み販売
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。何社かみさせ
ていただくと、どの会社でも決算期が近づくと押し込み販売的なこと
はあるようです。
パターンとして普通にあるのは「決算セールです!」ということで
大幅値引きで購入してもらうパターンで一般の消費者の方も
衣類や車購入の際などよく体験していると思います。
これ自体は会計上何の問題もないですが、あまり経常的に
やりすぎると購入側に足元を見られてしまいます。
少しずつ、グレーな領域に入っていくのが、代理店や卸に
「とりあえず持っておいてよ」のパターンです。これは明らかな
押し込み販売です。このあたり次回説明していきます。
見える化 -大型製品だけでない下取り
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。前回下取り
の話をしましたが下取りは高額商品に限りません。スーツなども
よく下取りセールをやっています。衣類などでも、買ってはいるが
箪笥の肥やしになっているものはあるかと思います。近藤麻里恵
さんだったら「ときめかないものは捨てましょう」ですが凡人は埋没
原価を認識していつか着たくなる日が来るまでとっておこうとします。
何度も繰り返すようですが在庫スペース(個人でいえば箪笥、物置
スペース)の問題を除けば、すでに購入してしまったモノは次回購入
しようとしまいと意思決定は変化しないはずです。
この部分を値引きで販売する代わりに下取りセールと称して、心理
的バリアーを外してあげる。なかなか巧みな戦略ですよね。