見える化 -ブラック企業と労働生産性
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。世の中に
ブラック企業という存在が定着し、有名企業などもそうだという
噂が立ったりします。一般的には様々な手段(暴力的、洗脳的)
で非人間的な長時間労働を従業員に強いて、かつその対価を
支払わないという企業をいうのではないかと思います。
別にブラック企業を擁護するわけではないですが理論的には
究極的には労働(付加価値)生産性を高めるという経営目標がある
と思います。わかりやすい例として、ある居酒屋チェーン「ブラック」
をあげます。ここでの付加価値は(売上 -材料費)で、付加価値
生産性は(売上 -材料費)÷労働時間になります。(厳密には
減価償却費も引きます)。ブラックではおつまみは一品280円
均一です。当然安く食材を調達するなどの努力はしますが
付加価値は非常に低いといえます。すると付加価値生産性を
上げるためには労働時間部分をいじるしかありません。
次回に続きます。
見える化 -ある企業での機会費用の話 その3
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
プロジェクトの遅れの戦犯さがしで、営業部門の担当(Bさん)
は機会費用の話をして、プロジェクト責任者(Aさん)を攻めたてます。
私はBさんたちの非協力が遅れた主原因だと思い怒りを感じました。
ところがAさんはは淡々責任は自分にある旨を認め、挽回策に
ついての議論にもっていこうとしました。Bさんもしばらく
攻撃していましたが、戦犯が自分にならないことを確信したのか
少しずつその議論に参加してきました。
その会社で出世するのはBさんですが、一緒に将来仕事を
したいと思うのはAさんですよね。
この少し世渡りが下手そうですが誠実な仕事人のAさんは
その会社では(実力の割には)出世しなかった気がしますが、
のちにはスターバックスの社長などを歴任されました。
世の中見ている人は見ているものです。
先日、今までの経験を著書にまとめましたとご連絡を
いただき著書を拝読して昔のことを思い出しました。
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見える化 - あるプロジェクトでの機会費用の話
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
営業部門の担当者は自分たちの冷淡さがプロジェクト
の遅れの主因であったことを忘れたかのように製造部門
のプロジェクトの責任者を責めはじめました。「本来の予定
通りプロジェクトが進まなかったことの機会費用は莫大だ」
と金額まで出して攻めこみます。つまりここでは
プロジェクトが予定通りすすんだら獲得できたであろう利益
(逸失利益)がプロジェクトが遅れたことの機会費用として
いるわけです。「機会費用」はこのようにある選択(ここでは
プロジェクトを遅く進める)の費用をそうでなければ獲れたで
あろう最大利益をいいます。
使い方としては正しいですが、私はこの担当者の図々しさ
を怒るとともに、ある意味出世主義者の変わり身の早さに
あきれはてました。戦犯探しになったときのスピード感
はたいしたものです。自分はこのプロジェクトでは第三者
てきな役割でしたが、若かったこともありさすが頭に
来ました。さてどうなったでしょうか・・・続く