見える化 -投資予算と経費予算(貸借対照表の話 その6)
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。前回経費
と固定資産の区別が現場でできていないと、予算管理がうまく
できません。通常会社では投資予算と経費予算は分けられて
います。固定資産に対する投資は投資予算で経費にははいり
ません。
昔、ある会社で総務の人が事務所のマイナーなレイアウト変更で
50万程度かかったのですが予算がないと困っていましたが、
たしかに経費予算ではないのですが投資予算できちんと確保され
ていました。
ただ、困るのは経費予算が足りないので無理やり固定資産
にしようとする人が後を絶たない点ですね。税務上も経費でな
いので不利ですし、結局数年にわたって費用化するのですから
結局費用の先延ばしにすぎません。これは止めたほうが当然
いいですね。
見える化 -自社中心主義な会社 後日談
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。私が
苦情を言ったC社は一週間後の昨日謝罪文が届きました。
クレームに対する謝罪文は以下のようなことが網羅されて
いればきちんとしたものといえます。
① 顧客の苦情の内容
② 苦情のもととなった根本的な自社側の問題点
③ 今後の改善策
④ もし顧客側に損害が生じていればその補償
私の妻がある食料品で異臭がしたので製造元に連絡した
際の謝罪文の構成が以下の通りです。(あまり詳しく覚えていま
せんが)
① 異臭(確か刺激臭などもう少し具体的にどんな異臭か書いて
ありました)がした旨
② OO工程で異物が混入したなど詳しい問題の根本原因
③ OO工程で異物が入り込まないようにするための
改善案
④交換品(良品)すこしおまけも入っていました。
少なくとも①がきちんと書いてあれば企業側が
きちんと苦情を受け止めて認識していることがわかります。
変なクレーマーでもない限り顧客はキチンとこちら側の
主張を聞いてくれることがわかればほぼ納得できます。
②以降は時間がかかることもあるので①が少なくとも
入っていれば合格点です。
さてC社の謝罪文ですが①は「ご心配とご迷惑をおかけしました」
だけです。私がどのような迷惑を受けたか全く記載が
ありません。②の記載はなく、③は「真摯にうけとめ
各方面に連絡して改善の協議、検討をした」とあります。
具体的な話は全くありません。④は特に補償を受けるほど
の話ではないのでこのケースは省略しても問題ないでしょう。
①の記載に具体性がないので「真摯にうけとめている」感が
全然感じられません。せっかく1週間も費やして作成した
文書ですが非常に残念な謝罪文ですね。受ける印象は
「なんだか文句言われたのでとりあえず謝っておこう」
という感じですね。製品、サービスなどの品質にかける
気持ちの差を食料品製造業とC社で感じます。
見える化 -減価償却のついて その2
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
固定資産はざっくり10万円超のものと考えていただいて
逆に10万円以下は普通の経費として考えてください。
ただ、資本金1億円までの中小企業は30万以下も
費用化できる特例がありますが、このあたりは経理の
方と相談すれば十分です。
この費用化は別に理論的根拠ではなく便宜性の問題です。
営業マンにスマホを支給して確かにこれは2万円くらいで
2年くらいは少なくとも大丈夫と思いますがこれを2年で
償却計算するのは営業マンが100人いると面倒ですよね。
あとよくあるのが工事費とか修繕費を自動的に費用と思って
しまう方が多いです。たしかにOO費と呼んでいるので費用だと
思われるのはなんとなく理解できます。ただ、事務所の内装工事
の効果は将来にわたりますし、修繕費で機械の使用年数が
伸びるかもしれません。このあたりの細かい決まりは経理の人
に聞くことだけ気をつけておけば十分かと思います。
現場が費用か資産かよくわからないと予算管理の時
困ってしまいます。それは次回で・・・・