顧問CFO川井隆史のブログ -329ページ目

見える化 -投資予算と経費予算(貸借対照表の話 その6)

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。前回経費


と固定資産の区別が現場でできていないと、予算管理がうまく


できません。通常会社では投資予算と経費予算は分けられて


います。固定資産に対する投資は投資予算で経費にははいり


ません。


 昔、ある会社で総務の人が事務所のマイナーなレイアウト変更で


50万程度かかったのですが予算がないと困っていましたが、


たしかに経費予算ではないのですが投資予算できちんと確保され


ていました。


 ただ、困るのは経費予算が足りないので無理やり固定資産


にしようとする人が後を絶たない点ですね。税務上も経費でな


いので不利ですし、結局数年にわたって費用化するのですから


結局費用の先延ばしにすぎません。これは止めたほうが当然


いいですね。

見える化 -自社中心主義な会社 後日談

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。私が


苦情を言ったC社は一週間後の昨日謝罪文が届きました。


クレームに対する謝罪文は以下のようなことが網羅されて


いればきちんとしたものといえます。


① 顧客の苦情の内容

② 苦情のもととなった根本的な自社側の問題点

③ 今後の改善策

④ もし顧客側に損害が生じていればその補償


私の妻がある食料品で異臭がしたので製造元に連絡した


際の謝罪文の構成が以下の通りです。(あまり詳しく覚えていま


せんが)


① 異臭(確か刺激臭などもう少し具体的にどんな異臭か書いて


ありました)がした旨


② OO工程で異物が混入したなど詳しい問題の根本原因


③ OO工程で異物が入り込まないようにするための


改善案


④交換品(良品)すこしおまけも入っていました。



少なくとも①がきちんと書いてあれば企業側が


きちんと苦情を受け止めて認識していることがわかります。


変なクレーマーでもない限り顧客はキチンとこちら側の


主張を聞いてくれることがわかればほぼ納得できます。


②以降は時間がかかることもあるので①が少なくとも


入っていれば合格点です。


 さてC社の謝罪文ですが①は「ご心配とご迷惑をおかけしました」


だけです。私がどのような迷惑を受けたか全く記載が


ありません。②の記載はなく、③は「真摯にうけとめ


各方面に連絡して改善の協議、検討をした」とあります。


具体的な話は全くありません。④は特に補償を受けるほど


の話ではないのでこのケースは省略しても問題ないでしょう。


 ①の記載に具体性がないので「真摯にうけとめている」感が


全然感じられません。せっかく1週間も費やして作成した


文書ですが非常に残念な謝罪文ですね。受ける印象は


「なんだか文句言われたのでとりあえず謝っておこう」


という感じですね。製品、サービスなどの品質にかける


気持ちの差を食料品製造業とC社で感じます。 


見える化 -減価償却のついて その2

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


固定資産はざっくり10万円超のものと考えていただいて


逆に10万円以下は普通の経費として考えてください。


ただ、資本金1億円までの中小企業は30万以下も


費用化できる特例がありますが、このあたりは経理の


方と相談すれば十分です。


 この費用化は別に理論的根拠ではなく便宜性の問題です。


営業マンにスマホを支給して確かにこれは2万円くらいで


2年くらいは少なくとも大丈夫と思いますがこれを2年で


償却計算するのは営業マンが100人いると面倒ですよね。


 あとよくあるのが工事費とか修繕費を自動的に費用と思って


しまう方が多いです。たしかにOO費と呼んでいるので費用だと


思われるのはなんとなく理解できます。ただ、事務所の内装工事


の効果は将来にわたりますし、修繕費で機械の使用年数が


伸びるかもしれません。このあたりの細かい決まりは経理の人


に聞くことだけ気をつけておけば十分かと思います。


 現場が費用か資産かよくわからないと予算管理の時


困ってしまいます。それは次回で・・・・