顧問CFO川井隆史のブログ -173ページ目

キックバックを防ぐには

おはようございます。不正の中で非常にポピュラーなのは


キックバックです。私も不正の調査の中でよく見かけるもの


です。モノやサービスを購入した際、実際の価格より高く


購入してその差額の一部分を業者からもらうのが不正の


キックバックです。キックバック自体は旅行業界などで


ホテルや観光施設からお客を送り込んだ旅行代理店が


受け取るケースなど、それ自体が不正なわけではあり


ません。


 予算管理が厳しい会社などでは高い価額で買うわけですから


品質を以前よりこっそり下げたりするわけです。したがって


品質と予算の管理が厳しい会社だと少なくとも原材料、部材


などではかなり難しいです。


 ただ、私が実際の現場で見たのはコンサルト料や調査費


などです。確かに価格の妥当性はわかりにくいですし、


発展途上国での調査などというとほとんど不明です。


ただ、妙に丸い金額で多額しかもレポートなども妙に


内容が薄いものなどは相手側を問い詰めて白状


させたこともありました。





経営者が知っておくべき数字ー不正防止の観点

おはようございます。経営者が知っておくべき数字に


何がありますかとたまに聞かれることがあります。当然


企業によってポイントが違っていて何とも言えません。


今回は不正防止の観点です。不正のパターンは2つあって


利益が上がっているのにもかかわらず、お金を自分の


モノにしてしまうパターンとお金は入っていないのに利益


が上がってしまうパターンの2つです。前者は横領、後者は


粉飾です。


 ただ、横領もお金を引き出して自分で使うパターンだとすぐばれます


ので売上の着服や架空の取引先、キックバックなどが主な手口です。


次回はその手口と数字との関係を見ていきます





人員削減は絶対避けなければならないか

おはようございます。10年以上前ですと人員削減


をするというと倒産寸前か血も涙もない経営かと


いわれましたが、近年は日本の一流企業でも人員削減


を普通に行い新聞や株式市場でも好意的にとらえるように


なりました。


 ただ、志をもった経営者の方には人員削減は絶対に


しないという方がおられ、正直言ってそのような方には


頭が下がります。ただ、これにはそうとう優秀な経営者


でなければ、特に上場企業であればあるとおもいます。


やはりその会社の持っているあるビジネスが競争力を失い


回復の見込みがなければそのビジネスに属している人々


は解雇または配置転換せざるをえません。配置転換する


ということは人員を吸収できるような成長性のある分野


を持っていなければなりません。かつ人材もどのような


分野でも活躍できるような柔軟性をもった人たちを


育てる必要があります。


 すべてのビジネスを競争力を保ち、たとえ一つ程度


競争力を落としても必ず他の分野で成長できるような


仕組みをつくらなければならないわけです。


かなり大変なことだと思います