顧問CFO川井隆史のブログ -142ページ目

無借金経営のわな その2

おはようございます。今日は久しぶりに爽やかな


青空です。セミの声ではなく、コオロギが鳴いていて


秋の気配を感じます。


 さて、前回完全な無借金経営はリスクがあるという


話をしました。特に製造業などだと材料を仕入れたり


従業員の給与などの支払いに比べ、実際に製品を


作って販売して回収するわけですから資金の回収


は遅くなります。いわゆる運転資金が必要なわけです。


 一方飲食業(つけがあるクラブなどは除く)は現金


商売ですから、設備の改装や新店舗などを除き


理論的には運転資金は不要なわけです。


しかし「水商売」なので一時的に大幅赤字になったり


して資金が足りなくなることは考えられます。


 しかし、理論的には運転資金は不要なので銀行などに


「運転資金が必要」などといっても普通は貸してくれません。


お客が一時的に減って赤字で少し借りたい」


などの借入理由はよほど信用関係があるか、担保でも


ないと貸してくれません。


 したがって、設備用紙の際には全額自己資金で可能


としても一部借入して余裕資金を持っておくわけです。



無借金経営のわな

おはようございます。今日も東京地方は雨です。


猛暑で嫌だったのですが雨が何日も続くと晴れの日が


恋しくなります。


 さて、一般的には借入を全くしない無借金経営は


おすすめできません。経営がずっと順調で現金も


潤沢、銀行の世話になど一切なりたくないという社長


さんもいらっしゃるとは思います。ただ、その順調さも


なかなか永遠に続くものではありません。大口取引先


がいきなり倒産して資金繰りが一気に苦しくなる


ことなどあるかもしれません。


 銀行はよく「晴れの日に傘を渡して雨の日に取り上げる」


とよく言われます。業績が順調であまり資金需要が


ないときは「借りてください」といい、少し業績が悪くなると


資金の引き揚げにかかるという話です。しかし、雨が


降ってから(業績が悪くなってから)傘を借りに来た(借入に


来た)顧客にはもっと冷たいはずです。


 晴れの日に(業績が良いうちに)銀行から借りておいて、


雨の日に(業績が悪くなる日)備えるわけです。これが


実質無借金企業なわけです。(現金が借入金より多い)





ブラック企業だったエステの会社

おはようございます。秋雨前線なのでしょうか


最近雨がよく続きます。


 さて、一時期居酒屋チェーンなどがブラック企業だと


随分叩かれましたが、エステ産業も昔から搾取産業


という噂はちらほらと聞いたことがあります。


 私はどちらかというと経営者側の立場なので


どうやって残業代などの人件費を合理的に減らすかを


考えます。本音ですが本当の運命共同体であれば確かに


残業代もつけずに働くというのはありかもしれません。


ただし、運命共同体であればいい時は見返りがある


わけでありざっくり従業員20~30人程度で


ないと無理ではないでしょうか?


 多分このエステチェーンの規模であれば社長は


数千万の年収はおそらくあり、従業員は多分年収300万台


程度、これで運命共同体というのは無理がありますね。


 少なくとも明らかな法律違反でないよう法的手当ては


しておく、ある程度従業員の納得感のある制度


をきちんと運用することは最低限必要でしょう。


結構バリバりのブラックなのでびっくりしました。


Yahoo Newsより抜粋



「たかの友梨ビューティクリニック」を経営する「不二ビューティ」

本社・東京都)の女性従業員が加入するブラック企業対策ユニオンは28日、同社の高野友梨社長(66)から、組合活動をしていることを理由にパワーハラスメントを受けたとして、宮城県労働委員会に不当労働行為の救済を申し立てた。記者会見も開き、「パワハラ時の録音」とされる音声記録を公開した。

  同ユニオンや弁護士によると、ユニオン側は今月22日、仙台労働基準監督署が 「たかの友梨ビューティクリニック」の仙台店での残業代の減額などに是正勧告を出したことについて記者会見する予定だった。そのことを知った高野社長は、前日の21日に急きょ仙台市を訪れ、仙台店の従業員15人や店長らを飲食店に集めたうえ、この女性従業員に対して2時間半にわたり話し続けたという。

「つぶれるよ、うち。それで困らない?」

高野氏は、録音された会話の中で、この女性従業員に対し持論を展開した。

 未払いが問題になった残業代については「残業代といって改めて払わないけれども、頑張れば頑張った分というのがあるじゃん。そうやって払っている」と、支払いが適正ではない可能性を認めた。弁護団によると、月間77時間の残業に対して12万円が支払われるべきところ、3万5千円ほどしか支払われないケースがあり、こうした事例が横行している可能性があるという。

 また、女性従業員が労働環境の改善を訴えてることについては「つぶれるよ、うち。それで困らない?この状況でこんだけ働けているのに、そういうふうにみんなに暴き出したりなんかして、あなた会社潰してもいいの」と迫った。

 さらに、残業や休日労働をさせる場合には、労使で書面による協定を事前に結ぶ必要があると定めた36協定(労働基準法第36条)については「みんな各店うやむや」「うかつだった。知らないもん」などと述べた。「法律どおりにやったらサービス業は上昇しない」とも話した。

 録音されたのは仙台市内の飲食店の個室。この女性従業員が働く店舗の管理職やほかの従業員ら計18人が同席したという。高野氏はこの女性従業員の正面に座り、周囲の他の従業員が労組に入ったかどうかを確かめる場面もあった。
 
 女性従業員は記者会見で「(周囲の)全員があたしと院長を見ている中で2時間半、至近距離で名指しされて。恐怖でした」と話した。この従業員は精神的ショックを受け、出社できない状況が続いているという。

 会見に同席したエステ・ユニオン(ブラック企業対策ユニオン エステ支部)の執行委員、青木耕太郎氏は「逃げ出すこともできない場面で、社長が一従業員にパワハラをしている。一従業員に『会社をつぶすのか』というのはあまりにも一方的なやり方だ」と批判した。