昨日の犬の散歩中に、ちょっとした騒動に巻き込まれた話をしました。 

 

散歩中に声をかけてきた外国の方が車で脱輪してしまい、近所の方々と一緒に助けることになったのです。 

 

この出来事を「意識レベル」という視点で見てみると、とても興味深い学びがありました。 

 

 

意識レベルとは? 

心理学者デヴィッド・R・ホーキンズ博士は、人の心の状態には段階があると提唱しました。


低いレベルでは「恐れ・不安・怒り・プライド」といった自己中心的で感情に振り回される状態。
一方、高いレベルでは「受容・理性・愛・喜び・平和」といった心が安定し、周囲と調和しながら利他的に生きる状態です。

 

意識レベルは固定されたものではなく、誰でもその瞬間ごとに上下します。
大切なのは「いま自分はどの意識に立っているのかな?」と気づくこと。そこから変化が始まります。

 

 

 

 

感情に翻弄される意識 

その外国の方は、最初は「友達になろう」「電話番号を教えて」と自己中心的な言葉を繰り返していました。 

そして車が脱輪すると、「お前のせいだ」「日本人は親切じゃない」と他責にしたり、泣き言を言ったり、神様に祈ったり…。 

感情の揺れに振り回され、冷静さを失ってしまっている状態です。 

 

意識レベルでいえば「恐れ」「怒り」「プライド」といった領域にあたります。 

 

 

 

解決に向かう意識

 一方で、助けに来てくださった近所の70代の農家さんたちは、黙々と作業を続けました。 

板をかませたり、軽トラで引っ張ったり、最後にはクレーン車を持ってきてくれたり…。 

 

不満を口にしつつも「どうしたら解決できるか」に意識が向いています。 

 

これは「受容」や「理性」、さらに「利他」の領域に近い意識レベルです。 

 

 

 

意識レベルが映し出すもの 

同じ状況に直面しても、 自分の感情や不足感に振り回される人 周りと協力して冷静に解決へと向かう人 この違いは、まさに意識レベルの違いを映し出しているようでした。 

 

 

 

あなたはどちらで生きたいですか? 

人は誰でも、感情に翻弄されてしまう瞬間があります。 

けれど意識の向け方ひとつで、周囲との関わり方も、物事の展開も変わっていきます。 

 

 

 あなたは日常の中で、どちらの意識レベルで生きたいと思いますか?

 

 

 

 

 

 

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野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。