先日の犬の散歩中、家から50mほど歩いたところで車が近づいてきたので、道の端に避けました。

すると、車に乗っていた黒人の方が、日本語で話しかけてきたのです。 

 

 

「犬好きなんだ。名前は?」「家は近所?」と聞かれ、私は道を聞かれるのかと思い近寄って応じました。

私が「Where come from?」と尋ねると、「英語話せるの?」と。

少しだけと答えると、「英語を教えるよ」と言い出したので、「結構です」と断り、散歩を続けようとしたその時… 

 

 

なんと車が脱輪してしまったのです。

 

 

家の前の道は車が一台通れるほどの細い道で、すぐ脇は農地。

作物は植わっていないものの、土は柔らかく、そのまま前輪も後輪もはまり込んでしまいました。 

 

 

「ひとりで出来るから行っていい」と言われましたが、さすがにそのまま立ち去ることはできません。

 

 

手伝っていたところ、彼は「友達になろう」「電話番号を教えて」「日本人は親切じゃない、なぜ助けるんだ?」などと立て続けに言ってきます。

さらに「俺は有名なYouTuberだ」「嫁は日本人で弁護士だ」などと話が飛び、正直、私の手には負えないと感じました。

そこで「近くに友人がいるから」と言い、近所の方に助けを求めました。 

 

 

すると、70代の農家さんたちが数名駆けつけてくださり、板をタイヤの下に敷いたり、ブロックを入れたり、軽トラで牽引したりと、さまざまな方法を試してくれました。

しかし、タイヤは空回りばかりでなかなかうまくいきません。

 

 

すると、車の持ち主は急に怒り出して、「お前のせいでこんなことになった」と私のせいにしたり、友人に向かって「あんたは親切じゃない」と罵ったり、「日本に来るんじゃなかった。」と嘆いたり、「ああ、神様ー」と祈ったり…。

 

 

さすがに皆さんもムッとされていましたが、それでも黙々と作業を続けてくれました。

 最終的には、造園業を営む近所の方がクレーン車を持ってきてくださり、ようやく車を引き上げることができたのです。

 

 

 

車の持ち主は深々をお辞儀をして、去っていきましたが、まぁ、大変な騒動でした。

 

 

もしあなたが同じ状況に出くわしたら、どう対応しますか?

 

 

 

 

 



毎朝6:30~6:50 オープンチャットで、“病は氣から”をテーマにいろんな角度からお話しています。

早起きして聞きにきてくださいね。

 

こちらから👇 オープンチャット「野上徳子の“病は氣から”」

https://line.me/ti/g2/bNG6nB-1n79vRK7MJWfoksVv1gLhXCyRJxzDJQ?utm_source=invitation&utm_mediu

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。