カタカナ和製英語に注意せよ!
みなさん、こんにちは。TRAアカデミー講師のテリーです。
6カ国協議が始まりましたが、最近ブッシュ大統領のインタビューをよく耳にしますよね。
それにしても大統領のスピーチはどうしてあんなに分かりやすいのでしょうか?
たぶんTOEICのリスニング問題よりも簡単だと思います!
ブッシュ大統領の英語がよく批判されているようですが、スピーチの分かりやすさは日本の総理大臣も見習ってほしいと思います。
さて、今日の問題です。
今日は「類義語」特集の四回目で、前回に続きPart6における「名詞」の類義語を扱います。
レベルは中級です。
----------------------------------------------------------------------
■No.30■
Part6「誤文指摘問題」
Sales of personal computers are expected to grow at an average of five percentage each year.
(A) are
(B) at
(C) percentage
(D) each
----------------------------------------------------------------------
みなさん解けましたか。
正解(=誤りの箇所)は(C) percentageです。
========================================
前回に引き続き今回もPart6に見られる「単語の誤用」タイプの問題を取り上げます。
実は、percentage=『百分率・割合』という意味です。
この単語は、「30パーセント」というように、前に数字をつけて使うことは出来ないのです!
そのような場合には、“5 percent”のようにpercent の方を使います。
さらには、“5 percents”というように複数形のsは付かないので注意しましょう。
ちなみに“5 percentage points”はOKなのです。なかなかややこしいですよね!
いかがでしたか。「パーセンテージ」のようにカタカナ語になってしまっている英語にはくれぐれも注意しましょう!
たいていの場合、本来の使い方がねじれてしまっていますので。
★990点獲得のツボ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
カタカナ和製英語に注意せよ!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それでは今日の類題です。同じくPart6における「名詞」の類義語です。
これまた私たちがよく勘違いしている『和製英語』ですよ。
正解はどれでしょうか?
----------------------------------------------------------------------
■類題30■
Part6「誤文指摘問題」
She made a formal claim to the manufacturer about the safety defect.
(A) claim
(B) manufacturer
(C) safety
(D) defect
----------------------------------------------------------------------
正解(=誤りの箇所)は(A) claim
=============================
日本語では「苦情を言う」という意味でよく「クレームをつける」と言いますが、これは立派な和製英語です。
claim=『要求・請求・主張』であり、『苦情・クレーム』という意味はありません!
典型的には次のような例文で使います。
ex.) After the plane crash, the bereaved families made a claim for damages against the airline.
《語注》bereaved family=遺族、damages=損害賠償金
本問では文脈上、金銭などを『要求・請求』しているわけではなく、safety defect(安全上の欠陥)についての正式な『苦情・クレーム』を述べているだけなので、complain=『苦情・クレーム』が適当です。
『千里の道も一歩から』(He who would climb the ladder must begin at the bottom.)と言います。
いつの日かきっと叶う990点を目指して、今日という日を大切に!(Let's make each day count!)
それではみなさん、また次回をお楽しみに!
6カ国協議が始まりましたが、最近ブッシュ大統領のインタビューをよく耳にしますよね。
それにしても大統領のスピーチはどうしてあんなに分かりやすいのでしょうか?
たぶんTOEICのリスニング問題よりも簡単だと思います!
ブッシュ大統領の英語がよく批判されているようですが、スピーチの分かりやすさは日本の総理大臣も見習ってほしいと思います。
さて、今日の問題です。
今日は「類義語」特集の四回目で、前回に続きPart6における「名詞」の類義語を扱います。
レベルは中級です。
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■No.30■
Part6「誤文指摘問題」
Sales of personal computers are expected to grow at an average of five percentage each year.
(A) are
(B) at
(C) percentage
(D) each
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みなさん解けましたか。
正解(=誤りの箇所)は(C) percentageです。
========================================
前回に引き続き今回もPart6に見られる「単語の誤用」タイプの問題を取り上げます。
実は、percentage=『百分率・割合』という意味です。
この単語は、「30パーセント」というように、前に数字をつけて使うことは出来ないのです!
そのような場合には、“5 percent”のようにpercent の方を使います。
さらには、“5 percents”というように複数形のsは付かないので注意しましょう。
ちなみに“5 percentage points”はOKなのです。なかなかややこしいですよね!
いかがでしたか。「パーセンテージ」のようにカタカナ語になってしまっている英語にはくれぐれも注意しましょう!
たいていの場合、本来の使い方がねじれてしまっていますので。
★990点獲得のツボ
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カタカナ和製英語に注意せよ!
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それでは今日の類題です。同じくPart6における「名詞」の類義語です。
これまた私たちがよく勘違いしている『和製英語』ですよ。
正解はどれでしょうか?
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■類題30■
Part6「誤文指摘問題」
She made a formal claim to the manufacturer about the safety defect.
(A) claim
(B) manufacturer
(C) safety
(D) defect
----------------------------------------------------------------------
正解(=誤りの箇所)は(A) claim
=============================
日本語では「苦情を言う」という意味でよく「クレームをつける」と言いますが、これは立派な和製英語です。
claim=『要求・請求・主張』であり、『苦情・クレーム』という意味はありません!
典型的には次のような例文で使います。
ex.) After the plane crash, the bereaved families made a claim for damages against the airline.
《語注》bereaved family=遺族、damages=損害賠償金
本問では文脈上、金銭などを『要求・請求』しているわけではなく、safety defect(安全上の欠陥)についての正式な『苦情・クレーム』を述べているだけなので、complain=『苦情・クレーム』が適当です。
『千里の道も一歩から』(He who would climb the ladder must begin at the bottom.)と言います。
いつの日かきっと叶う990点を目指して、今日という日を大切に!(Let's make each day count!)
それではみなさん、また次回をお楽しみに!
『時・条件を表す副詞節』に注意せよ!
みなさん、こんにちは。TRAアカデミー講師のテリーです。
近年、様々な試験制度が改革されていますが、英語試験もその例外ではありません。
TOEICも来年大きく変わりますが、TOEFLはそれ以上に大改革(エッセイが増え、面接試験が必須!)されますし、英検もここ2~3年で随分傾向が変わりました。(例えば準1級にも自由英作文が加わりましたよね!)
全体的に言えるのは、小手先のテクニックが通用しなくなり、より本当の英語力が問われるようになってきているということです。
準備する受験生も大変でしょうが、テキストや問題集を作成する側も大変なんですよ~。
さて、今日の問題です。このところ「類義語」特集が続いていますが、
今日は少し話題を変えて、『時・条件を表す副詞節』を扱います。
レベルは中級です。
----------------------------------------------------------------------
■No.31■
Part6「誤文指摘問題」
It is reported that the family is allowed to move into the apartment as soon as the renovation is going to be finished.
(A) is reported
(B) is allowed
(C) move into
(D) is going to be finished
----------------------------------------------------------------------
《語注》renovation=改装
みなさん解けましたか。
正解(=誤りの箇所)は(D) is going to be finishedです。
=====================================================
『時・条件を表す副詞節』とはwhen節やif節のことで、未来のこと述べる場合でも未来形を使わず『現在形』で言うというのが原則です。
つまりwhen節やif節の中ではwillを使ってはいけないというルールですが、今日はこのルールをもう少し精密に検討していきます。
(1) 『時を表す節』には、when以外にwhile, before, after, till/until, as soon as, by the time, once 等がある。
(2) 『条件を表す節』には、if以外にin case, provided, supposing, unless, as long as 等がある。
(3) 未来形のwill やbe going toを使ってはいけない。
したがって本問では、(D) is going to be finishedは単に現在形のis finishedとする必要があります。
(4) 現在進行形は場合によっては許される。
ex.) While I am traveling in Europe next year, I'm going to save money by staying in youth hostels.
(5) 『名詞節』はこのルールの範囲外である。
when節やif節には副詞節の他に名詞節の場合もありますが、名詞節であれば未来形will等を使うことは全然OKです!
ex.)
Please tell me when he will come.
I don't know if he will come.
例文の“when he will come”、“if he will come”はどちらも名詞節であり、前にある動詞の目的語になっています。
いかがでしたか。『時・条件を表す副詞節』の中の時制は例外的ですね。
また、あくまでも『副詞節』であることに注意してください!
『副詞節』は修飾語、一方『名詞節』は文の骨組み(SやO)です。
★990点獲得のツボ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『時・条件を表す副詞節』に注意せよ!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それでは今日の類題です。
実は『時・条件を表す副詞節』のルールでもう一つ注意点があるのですが、それを今日の類題とします。
正解はどれでしょうか?
----------------------------------------------------------------------
■類題31■
We will not be able to increase our production rate until the new devices ---------- installed in the factory.
(A) be
(B) is
(C) have been
(D) will have been
----------------------------------------------------------------------
《語注》
production rate=生産率
device=装置
install=据え付ける
正解は(C) have been
===================
実は『時・条件を表す副詞節』の中では『現在完了形』はOKなのです!
意味的には現在形の場合とほとんど差はなく、多少意味が強調される程度です。
本問では(B)isは単数形なので間違いですから、答えは(C) have beenしかありません。
『千里の道も一歩から』(He who would climb the ladder must begin at the bottom.)と言います。
いつの日かきっと叶う990点を目指して、今日という日を大切に!(Let's make each day count!)
それではみなさん、また次回をお楽しみに!
近年、様々な試験制度が改革されていますが、英語試験もその例外ではありません。
TOEICも来年大きく変わりますが、TOEFLはそれ以上に大改革(エッセイが増え、面接試験が必須!)されますし、英検もここ2~3年で随分傾向が変わりました。(例えば準1級にも自由英作文が加わりましたよね!)
全体的に言えるのは、小手先のテクニックが通用しなくなり、より本当の英語力が問われるようになってきているということです。
準備する受験生も大変でしょうが、テキストや問題集を作成する側も大変なんですよ~。
さて、今日の問題です。このところ「類義語」特集が続いていますが、
今日は少し話題を変えて、『時・条件を表す副詞節』を扱います。
レベルは中級です。
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■No.31■
Part6「誤文指摘問題」
It is reported that the family is allowed to move into the apartment as soon as the renovation is going to be finished.
(A) is reported
(B) is allowed
(C) move into
(D) is going to be finished
----------------------------------------------------------------------
《語注》renovation=改装
みなさん解けましたか。
正解(=誤りの箇所)は(D) is going to be finishedです。
=====================================================
『時・条件を表す副詞節』とはwhen節やif節のことで、未来のこと述べる場合でも未来形を使わず『現在形』で言うというのが原則です。
つまりwhen節やif節の中ではwillを使ってはいけないというルールですが、今日はこのルールをもう少し精密に検討していきます。
(1) 『時を表す節』には、when以外にwhile, before, after, till/until, as soon as, by the time, once 等がある。
(2) 『条件を表す節』には、if以外にin case, provided, supposing, unless, as long as 等がある。
(3) 未来形のwill やbe going toを使ってはいけない。
したがって本問では、(D) is going to be finishedは単に現在形のis finishedとする必要があります。
(4) 現在進行形は場合によっては許される。
ex.) While I am traveling in Europe next year, I'm going to save money by staying in youth hostels.
(5) 『名詞節』はこのルールの範囲外である。
when節やif節には副詞節の他に名詞節の場合もありますが、名詞節であれば未来形will等を使うことは全然OKです!
ex.)
Please tell me when he will come.
I don't know if he will come.
例文の“when he will come”、“if he will come”はどちらも名詞節であり、前にある動詞の目的語になっています。
いかがでしたか。『時・条件を表す副詞節』の中の時制は例外的ですね。
また、あくまでも『副詞節』であることに注意してください!
『副詞節』は修飾語、一方『名詞節』は文の骨組み(SやO)です。
★990点獲得のツボ
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『時・条件を表す副詞節』に注意せよ!
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それでは今日の類題です。
実は『時・条件を表す副詞節』のルールでもう一つ注意点があるのですが、それを今日の類題とします。
正解はどれでしょうか?
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■類題31■
We will not be able to increase our production rate until the new devices ---------- installed in the factory.
(A) be
(B) is
(C) have been
(D) will have been
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《語注》
production rate=生産率
device=装置
install=据え付ける
正解は(C) have been
===================
実は『時・条件を表す副詞節』の中では『現在完了形』はOKなのです!
意味的には現在形の場合とほとんど差はなく、多少意味が強調される程度です。
本問では(B)isは単数形なので間違いですから、答えは(C) have beenしかありません。
『千里の道も一歩から』(He who would climb the ladder must begin at the bottom.)と言います。
いつの日かきっと叶う990点を目指して、今日という日を大切に!(Let's make each day count!)
それではみなさん、また次回をお楽しみに!
文法的ミスがないときには「単語の誤用」を疑え!
みなさん、こんにちは。TRAアカデミー講師のテリーです。
来年1月15日の第120回TOEIC公開テストの申込みが11月1日から始まっています。
2006年5月の第122回TOEIC公開テストから問題が新傾向に変わってしまうため、当初は受験生も戸惑うでしょうから、
現在の「傾向&対策」を活かして高得点をねらうなら残すところチャンスはあと3回ですよ!
みなさんも、TRAアカデミーが毎週実施している「TOEIC短期集中合宿講座」と当ブログで、試験制度改正前に「目標点」を達成してみませんか?
さて、今日の問題です。
今日は「類義語」特集の三回目で、「名詞」の類義語を扱います。
レベルは中級です。
----------------------------------------------------------------------
■No.29■
Part6「誤文指摘問題」
Proper advice from councilors in the workplace has successfully reduced the number of employees with mental problems.
(A) advice
(B) councilors
(C) successfully
(D) the number of
----------------------------------------------------------------------
《語注》workplace=職場
みなさん解けましたか。
正解(=誤りの箇所)は(B) councilorsです。
========================================
最近、Part6「誤文指摘問題」でも、時々「単語の誤用」という形で、スペルの酷似した「類義語もどき」が試されるようになりました。
例えば、audit(=監査)のはずが auditionになっていたり、 factor(=要素)のはずが factoryになっていたりするのです!
これらは語彙問題というより、むしろ「ひっかけ問題」に近いのですが、英文は文法的には一応合っているだけに厄介です。
したがって「文脈」を考慮して、「どう考えてもこの単語じゃ意味が変だ!」「さてはスペルの似ている別の単語の誤りではないか?」と判断するしかないのです。(本当にイヤな問題ですね!)
さて本問では、councilor(=評議員) という単語にちょっと問題があります。
「職場の評議員たち」というのが、どうにも不自然な状況ですよね!?
他の下線部にも文法上の誤りは見当たりませんし・・・。
実は案の定、counselors(=相談員・指導員) の誤りでした。
(欧米では通常、職場などにこのようなカウンセラーが常駐しているものなんですね。)
いかがでしたか。Part6で「単語の誤用」はそれほど頻出問題というわけではありません。
しかしいざ出てしまった時には正答率は低くなりそうです。
TOEICで高得点を目指すならこのような問題も是非ゲットしたいですね!
『ゲッツ!』← Who's this?
★990点獲得のツボ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
文法的ミスがないときには「単語の誤用」を疑え!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それでは今日の類題です。同じく「名詞」の類義語です。
正解はどれでしょうか?
----------------------------------------------------------------------
■類題29■
Part6「誤文指摘問題」
To boost the employees' morals the president decided to offer special bonuses for those who brought in new contracts.
(A) To boost
(B) morals
(C) decided to
(D) contracts
----------------------------------------------------------------------
《訳》社員の士気を鼓舞するため、社長は新しい契約を取った者に、一時金を出すことに決めた
《語注》boost=高める
正解(=誤りの箇所)は(B) morals
==============================
morals=「道徳・品行」。可算名詞であり、通常複数形で使います。
しかし本問では文脈上、「special bonusesを支給する」とあることからも、boostするのはmoralsではなくmorale=「士気・意気込み」の間違いです。
これは不可算名詞で、boost the moraleは決まり文句です。
『千里の道も一歩から』(He who would climb the ladder must begin at the bottom.)と言います。
いつの日かきっと叶う990点を目指して、今日という日を大切に!(Let's make each day count!)
それではみなさん、また次回をお楽しみに!
来年1月15日の第120回TOEIC公開テストの申込みが11月1日から始まっています。
2006年5月の第122回TOEIC公開テストから問題が新傾向に変わってしまうため、当初は受験生も戸惑うでしょうから、
現在の「傾向&対策」を活かして高得点をねらうなら残すところチャンスはあと3回ですよ!
みなさんも、TRAアカデミーが毎週実施している「TOEIC短期集中合宿講座」と当ブログで、試験制度改正前に「目標点」を達成してみませんか?
さて、今日の問題です。
今日は「類義語」特集の三回目で、「名詞」の類義語を扱います。
レベルは中級です。
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■No.29■
Part6「誤文指摘問題」
Proper advice from councilors in the workplace has successfully reduced the number of employees with mental problems.
(A) advice
(B) councilors
(C) successfully
(D) the number of
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《語注》workplace=職場
みなさん解けましたか。
正解(=誤りの箇所)は(B) councilorsです。
========================================
最近、Part6「誤文指摘問題」でも、時々「単語の誤用」という形で、スペルの酷似した「類義語もどき」が試されるようになりました。
例えば、audit(=監査)のはずが auditionになっていたり、 factor(=要素)のはずが factoryになっていたりするのです!
これらは語彙問題というより、むしろ「ひっかけ問題」に近いのですが、英文は文法的には一応合っているだけに厄介です。
したがって「文脈」を考慮して、「どう考えてもこの単語じゃ意味が変だ!」「さてはスペルの似ている別の単語の誤りではないか?」と判断するしかないのです。(本当にイヤな問題ですね!)
さて本問では、councilor(=評議員) という単語にちょっと問題があります。
「職場の評議員たち」というのが、どうにも不自然な状況ですよね!?
他の下線部にも文法上の誤りは見当たりませんし・・・。
実は案の定、counselors(=相談員・指導員) の誤りでした。
(欧米では通常、職場などにこのようなカウンセラーが常駐しているものなんですね。)
いかがでしたか。Part6で「単語の誤用」はそれほど頻出問題というわけではありません。
しかしいざ出てしまった時には正答率は低くなりそうです。
TOEICで高得点を目指すならこのような問題も是非ゲットしたいですね!
『ゲッツ!』← Who's this?
★990点獲得のツボ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
文法的ミスがないときには「単語の誤用」を疑え!
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それでは今日の類題です。同じく「名詞」の類義語です。
正解はどれでしょうか?
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■類題29■
Part6「誤文指摘問題」
To boost the employees' morals the president decided to offer special bonuses for those who brought in new contracts.
(A) To boost
(B) morals
(C) decided to
(D) contracts
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《訳》社員の士気を鼓舞するため、社長は新しい契約を取った者に、一時金を出すことに決めた
《語注》boost=高める
正解(=誤りの箇所)は(B) morals
==============================
morals=「道徳・品行」。可算名詞であり、通常複数形で使います。
しかし本問では文脈上、「special bonusesを支給する」とあることからも、boostするのはmoralsではなくmorale=「士気・意気込み」の間違いです。
これは不可算名詞で、boost the moraleは決まり文句です。
『千里の道も一歩から』(He who would climb the ladder must begin at the bottom.)と言います。
いつの日かきっと叶う990点を目指して、今日という日を大切に!(Let's make each day count!)
それではみなさん、また次回をお楽しみに!
類義語は接頭語&接尾語に注目せよ!
みなさん、こんにちは。TRAアカデミー講師のテリーです。
気が付けば既に11月、最早「晩秋」です。寒くなるはずですね。
最近何故かよく映画を見ています。先日は“Charlie and the Chocolate Factory”を見てしまいました!
てっきりJohnny DeppがCharlieなのかと思っていたら、実はCharlieとは小さな子役のことでした!
英語のリスニング的にはたいへん聞き取りやすかったです!その点ではみなさんにもオススメです。
ただし全体的に子供向けで、いい大人の私には正直言って感情移入するにはツライものがあったとです・・・。
さて、今日の問題です。
今日は「類義語」特集の二回目で、「名詞」の類義語を扱います。
レベルは中級です。
----------------------------------------------------------------------
■No.28■
The doctor noted the -------- on the patient's chart.
(A) description
(B) subscription
(C) prescription
(D) transcription
----------------------------------------------------------------------
【訳】医者は患者の処方を、カルテに書き込んだ。
《語注》chart=カルテ
みなさん解けましたか。
正解は(C) prescriptionです。
============================
前回も言いましたが、TOEICのPart5の語彙問題では接頭語(prefix)や接尾語(suffix)が共通でスペルの似た単語が並べられる傾向にあります。
したがって、そのような単語はまとめて覚えておくことが有効です。
さっそく選択肢(A)~(D)の違いを確認していきましょう。
(A) description=「記述・描写・説明」。
(B) subscription=「定期購読(料)」。
(C) prescription=「処方(箋)」。
本問では、doctorが書くものなので明らかに「処方(箋)」です。
(D) transcription=「複写・転写」。
いかがでしたか。今回は接尾語が共通のscriptionでした。scriptは本来「書くこと」を意味します。
★990点獲得のツボ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
類義語は接頭語&接尾語に注目せよ!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それでは今日の類題です。同じく「名詞」の類義語です。
正解はどれでしょうか?
----------------------------------------------------------------------
■類題28■
The cafeteria in the basement has a seating -------- of 80 people.
(A) capacity
(B) capability
(C) room
(D) accommodation
----------------------------------------------------------------------
《語注》basement=地階
正解は(A) capacity
==================
本問の選択肢(A)~(D)はスペルは特に似ていませんが意味的にはたいへん紛らわしい語です。
(A) capacity=「収容能力・定員」。しばしば冠詞aが付きます。
他に「(潜在的)能力」の意味もある。
(B) capability=「能力・才能」。
(C) room=「空間・余地」。この意味では不可算名詞です。
(D) accommodation=「宿泊設備」。
本問では座席の「定員」が適当です。
『千里の道も一歩から』(He who would climb the ladder must begin at the bottom.)と言います。
いつの日かきっと叶う990点を目指して、今日という日を大切に!(Let's make each day count!)
それではみなさん、また次回をお楽しみに!
気が付けば既に11月、最早「晩秋」です。寒くなるはずですね。
最近何故かよく映画を見ています。先日は“Charlie and the Chocolate Factory”を見てしまいました!
てっきりJohnny DeppがCharlieなのかと思っていたら、実はCharlieとは小さな子役のことでした!
英語のリスニング的にはたいへん聞き取りやすかったです!その点ではみなさんにもオススメです。
ただし全体的に子供向けで、いい大人の私には正直言って感情移入するにはツライものがあったとです・・・。
さて、今日の問題です。
今日は「類義語」特集の二回目で、「名詞」の類義語を扱います。
レベルは中級です。
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■No.28■
The doctor noted the -------- on the patient's chart.
(A) description
(B) subscription
(C) prescription
(D) transcription
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【訳】医者は患者の処方を、カルテに書き込んだ。
《語注》chart=カルテ
みなさん解けましたか。
正解は(C) prescriptionです。
============================
前回も言いましたが、TOEICのPart5の語彙問題では接頭語(prefix)や接尾語(suffix)が共通でスペルの似た単語が並べられる傾向にあります。
したがって、そのような単語はまとめて覚えておくことが有効です。
さっそく選択肢(A)~(D)の違いを確認していきましょう。
(A) description=「記述・描写・説明」。
(B) subscription=「定期購読(料)」。
(C) prescription=「処方(箋)」。
本問では、doctorが書くものなので明らかに「処方(箋)」です。
(D) transcription=「複写・転写」。
いかがでしたか。今回は接尾語が共通のscriptionでした。scriptは本来「書くこと」を意味します。
★990点獲得のツボ
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類義語は接頭語&接尾語に注目せよ!
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それでは今日の類題です。同じく「名詞」の類義語です。
正解はどれでしょうか?
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■類題28■
The cafeteria in the basement has a seating -------- of 80 people.
(A) capacity
(B) capability
(C) room
(D) accommodation
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《語注》basement=地階
正解は(A) capacity
==================
本問の選択肢(A)~(D)はスペルは特に似ていませんが意味的にはたいへん紛らわしい語です。
(A) capacity=「収容能力・定員」。しばしば冠詞aが付きます。
他に「(潜在的)能力」の意味もある。
(B) capability=「能力・才能」。
(C) room=「空間・余地」。この意味では不可算名詞です。
(D) accommodation=「宿泊設備」。
本問では座席の「定員」が適当です。
『千里の道も一歩から』(He who would climb the ladder must begin at the bottom.)と言います。
いつの日かきっと叶う990点を目指して、今日という日を大切に!(Let's make each day count!)
それではみなさん、また次回をお楽しみに!
類義語を制する者は英語を制す!
みなさん、こんにちは。TRAアカデミー講師のテリーです。
あの「類義語」特集が再び帰ってきました!
英語には様々な類義語(synonym)が存在しますが、完全な同意語であることはめったになく、あくまで『似て異なる語』なのです。
日本語では特に区別しないで同じ語を用いるのに英語では細かく区別されていたり、またその逆のケースもあり、
類義語は英語学習者にとって非常に厄介な存在ですが、
こうした類義語を使い分けることができてこそ、あなたも英語の中・上級者の仲間入りです!
今回からしばらくは品詞別に類義語を連載していく予定です。
また同時に、類義語のように見えて実は全く無関係の語である『類義語もどき』も取り上げていきます。
さて、今日の問題です。
今日は、「名詞」の類義語を扱います。
レベルは上級です。
----------------------------------------------------------------------
■No.27■
In the fresh -------- section, house wives check the fruit and vegetables by feeling and smelling them.
(A) product
(B) produce
(C) production
(D) merchandise
----------------------------------------------------------------------
みなさん解けましたか。
正解は(B) produceです。
=======================
最近TOEICのリーディングセクションが難化している理由の一つに、Part5で語彙問題が増加していることがあります。
(ちなみにPart6では語彙問題はほとんど出題されません。)
したがってTOEICで高得点を目指すには、これまで以上にボキャブラリーの強化が必要なのです。
さっそく選択肢(A)~(D)の違いを確認していきましょう。
(A) product は通常「工業製品」を指します。
(B) produce は野菜や果物、乳製品といった「農産物」を指します。不可算名詞(集合名詞)です。
本問では“the fruit and vegetables”とあるので、これが正解になります。
ちなみにfruitは、特に種類を表すとき以外は通常不可算名詞です。
(C) production は「製造・生産」あるいは「創作・著作・上演」という意味です。
(D) merchandise は「商品」です。TOEIC頻出の不可算名詞です。同意語にgoodsがあります。
いかがでしたか。『類義語』は本当に厄介ですが、上級者ほどそれらの正確な使い分けが要求されます。
まさに『類義語を制する者は英語を制す』と言えます。頑張りましょう!
★990点獲得のツボ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
類義語を制する者は英語を制す!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
それでは今日の類題です。同じく「名詞」の類義語です。
正解はどれでしょうか?
----------------------------------------------------------------------
■類題27■
The nineteenth century ---------- Alvan G. Clark built hundreds of refracting telescopes during his life time.
(A) astrologer
(B) astronaut
(C) astronomy
(D) astronomer
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《語注》refracting telescope=屈折望遠鏡
正解は(D) astronomer
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選択肢(A)~(D)は全てastro(=星・天体)に関する名詞です。
(A) astrologer=占星術師
(B) astronaut=宇宙飛行士
(C) astronomy=天文学
(D) astronomer=天文学者
本問では文脈から「天文学者」が適当です。
TOEICの語彙問題は、本問のようにスペルのよく似た単語が並んでいることが多いのです。
気をつけましょう!
『千里の道も一歩から』(He who would climb the ladder must begin at the bottom.)と言います。
いつの日かきっと叶う990点を目指して、今日という日を大切に!(Let's make each day count!)
それではみなさん、また次回をお楽しみに!
あの「類義語」特集が再び帰ってきました!
英語には様々な類義語(synonym)が存在しますが、完全な同意語であることはめったになく、あくまで『似て異なる語』なのです。
日本語では特に区別しないで同じ語を用いるのに英語では細かく区別されていたり、またその逆のケースもあり、
類義語は英語学習者にとって非常に厄介な存在ですが、
こうした類義語を使い分けることができてこそ、あなたも英語の中・上級者の仲間入りです!
今回からしばらくは品詞別に類義語を連載していく予定です。
また同時に、類義語のように見えて実は全く無関係の語である『類義語もどき』も取り上げていきます。
さて、今日の問題です。
今日は、「名詞」の類義語を扱います。
レベルは上級です。
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■No.27■
In the fresh -------- section, house wives check the fruit and vegetables by feeling and smelling them.
(A) product
(B) produce
(C) production
(D) merchandise
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みなさん解けましたか。
正解は(B) produceです。
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最近TOEICのリーディングセクションが難化している理由の一つに、Part5で語彙問題が増加していることがあります。
(ちなみにPart6では語彙問題はほとんど出題されません。)
したがってTOEICで高得点を目指すには、これまで以上にボキャブラリーの強化が必要なのです。
さっそく選択肢(A)~(D)の違いを確認していきましょう。
(A) product は通常「工業製品」を指します。
(B) produce は野菜や果物、乳製品といった「農産物」を指します。不可算名詞(集合名詞)です。
本問では“the fruit and vegetables”とあるので、これが正解になります。
ちなみにfruitは、特に種類を表すとき以外は通常不可算名詞です。
(C) production は「製造・生産」あるいは「創作・著作・上演」という意味です。
(D) merchandise は「商品」です。TOEIC頻出の不可算名詞です。同意語にgoodsがあります。
いかがでしたか。『類義語』は本当に厄介ですが、上級者ほどそれらの正確な使い分けが要求されます。
まさに『類義語を制する者は英語を制す』と言えます。頑張りましょう!
★990点獲得のツボ
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類義語を制する者は英語を制す!
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それでは今日の類題です。同じく「名詞」の類義語です。
正解はどれでしょうか?
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■類題27■
The nineteenth century ---------- Alvan G. Clark built hundreds of refracting telescopes during his life time.
(A) astrologer
(B) astronaut
(C) astronomy
(D) astronomer
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《語注》refracting telescope=屈折望遠鏡
正解は(D) astronomer
====================
選択肢(A)~(D)は全てastro(=星・天体)に関する名詞です。
(A) astrologer=占星術師
(B) astronaut=宇宙飛行士
(C) astronomy=天文学
(D) astronomer=天文学者
本問では文脈から「天文学者」が適当です。
TOEICの語彙問題は、本問のようにスペルのよく似た単語が並んでいることが多いのです。
気をつけましょう!
『千里の道も一歩から』(He who would climb the ladder must begin at the bottom.)と言います。
いつの日かきっと叶う990点を目指して、今日という日を大切に!(Let's make each day count!)
それではみなさん、また次回をお楽しみに!