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お姑さんが亡くなって、葬儀が終わるまでは
「亡くなったら、優しかった頃のおかあさんしか思い出さないよね。最期まで介護してあげなくて申し訳なかったよね」
と夫と話してたの
町内会長に大変お世話になったと聞いていたから
葬儀後、お菓子を持って、挨拶しに行ったの
そうしたら
「おかあさまからは、多額のご寄付をいただきありがとうございました」
「行政書士さんを呼んで、遺言書の書き方講座をやった時に遺言書を書かれましたので、行政書士さんの金庫に入っています。家庭裁判所から呼び出しがあると思いますので、出向いてください」
「おかあさま、預貯金はお姉様に、家と土地は町内会に、貴殿には何もやらないとおっしゃいましたが、墓守りは誰がするのかと私怒りました。それで、家と土地は貴殿になっています」
と曰われた
町内会に多額の寄付～！
遺言書～！
それから、甥っ子（義姉の長男）から
「おばあちゃんから、母親をよろしくと1千万円貰いました。困っています」
と告白があり
（甥っ子、悩んだんだろうね～ かわいそうに！）
それは母親（義姉）のためだけじゃなくて
自由に使っていいからと
夫は甥っ子にそのままにするように言ったの
「遺言書に何が書いてあろうと
お袋の財産なんだからそれでいい！
でも、場合によっては
相続放棄して墓も継がない！」
と、夫は怒り鉄拳！！！
よっちんは
遺言書を見てから考えよう
となだめたよ
法定相続人は夫と義姉の2人だけで
何も揉めてないのに
なんだかなーと思う
昔、お姑さんが優しかった頃に
「預かってて」と言われて
と預金通帳を預かったことがあるから
4,000万円以上あったことを知ってるの
でも、何故か
残りは数百万円になっていた
3,000万円どこへ消えたのか謎！
まさか、町内会の寄付？？？
夫は「姉貴にやったんだろう」
って言うんだけど
それなら良いけど、さっばり分からない
どこに消えたんだろう？
それからね‥‥
仏壇掃除をしていたら
お姑さん手書きの絵が出てきたの
お舅さんが閻魔様で
お姑さんが幽霊になっている絵
ゾッとするほど気持ち悪かった
（実際にはもっと気持ち悪かった）
お姑さんがもっと若かった頃には
まさか、こんな別れ方をするとは
思ってもみなかった
長年の抑圧された気持ちや
思い通りにならないことへの怒り
などから、だんだん性格が
変わってしまったのかもしれない
優しかった頃のお姑さんのままだったら
幸せな最期が待っていたかもしれない
よっちん夫婦にも
責任があると思う
なかなか身内のこととなると
仕事の時のようには
いかないのも現実
最期は
苦しまないで逝ったことが
せめてもの救いだけど・・・
お姑さんの冥福を祈るしかない
おかあさん、ごめんなさい
自宅で介護されている皆さま
本当に尊敬します
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