最近
30年来の友達同士が
喧嘩
1人は私の中高の同級生A子。
もう1人は私の大学のゼミの同級生B子。
私を通して仲良くなった2人は
子供がいなくて
私が仕事と子育てに忙しい時期
2人だけで会ったりしてとても仲良くしてた
良かったなって思ってたけど。
アラフィフになるような
ここにきてまさかの大喧嘩
どっちからも話を聞いてて
私としてはどっちかの味方とか
したくなかったんだけど
そうも言ってられないくらい拗れてきてて
何度も2人から話を聞くと
A子の考えはわかるんだけど、
B子がどうしてそんなことするのかわかんないって
ことが実は多い
いやかと言って口突っ込むもんじゃないしと
見守ってました
B子は地方出身者で
ちょっと見栄っ張りなところがある。
(地方出身の方がみんなそうではない。)
けどまあ
私とB子は
ある程度距離感のある間なので
B子がよくわかんない見えを張っても
自慢をしても
ふんふんそうなんだ〜と聞くだけ。
一方A子は
同じ私立中高一貫校で育ったこともあり
価値観は割と似てて
無理せず東京の実家に頼れて
仕事でも成功している。
都会育ちの私たち。
B子とは選択肢や毎日の生活環境が
ちょっとずつ違う。
そして女子校出身特有なのかわかんないけど
とりあえず、女友達は味方、
みたいな感覚があって
平気で友達の彼氏だろうが旦那だろうが
男が悪ければ女友達にある程度非があっても
友達の味方するのが
当然みたいな感覚がある
特にこんな命に関わるようなことがあれば
当然友達や家族の心配が優先というか。
これが良いことか悪いことかは置いときまして
そんなんだから
B子の男尊女卑っぽい言動に
多少モヤることはこれまでもあった
そこにきて
A子が命に関わる病気をした。
幸い命に別状はなくて
胸を撫で下ろしたけど
とにかく何より
身体を大切にして欲しいと思ったし
私にとっては
A子の大切さをヒシヒシと感じた出来事だった。
けれどB子は
口では心配してると言ったけど
その前からちょっとあった
別のこと(A子の彼氏とのゴタゴタ)のことで
A子をずっと責めてて
なぜだかA子の彼氏の味方になった
A子の彼氏はA子が手術になっても
病名すら知ろうとしなかったクズ
A子の彼氏とB子は
もともと知り合いだったけど
友達というほどてはなく
付き合いも数年という感じ。
なぜそんなに
しかもまあまあのクズ男の肩を持つのか
ちょっとわかんなくて
もしかしてA子の彼氏が好きなんか?!
と思うほどでした
そして2人の関係や金銭面に
執拗なほどほど口を出してて
なぜ?の嵐。工藤静香状態でした
それでもA子の方は
体調も悪いのにB子の心配ばかりしていて
B子といつか和解したいと言っていた。
それで一緒にいるときに
B子に電話して欲しいって言われて
2人が会話した。
A子は
「私が死にそうになって大変だった時
心配じゃなかったの?
30年も友達だったのに
なんで味方でいてくれないの?
私がB子に何かした?
もう私に会わなくてもいいの?
私はB子に会いたいよ。さみしかったよ。」
って泣きながら言ってた
聞いてて心がギュッてなった
その魂からの言葉がB子に届かないことも
何となくわかってたから
案の定、
B子は口だけ
「心配はしてた。」
とか
「30年付き合ったからこそ
彼氏にしたことが失礼だと思ったし
報告がなかった。」
とかもにょもにょと言ってた
だから結局、
私もA子も
B子の考えや本心はわからなくて
A子は
「これまで友達でいてくれてありがとう。
体に気をつけて元気でいてね!」
と電話を切ったの
30年の友情の幕を閉じるところを見た
B子はA子のこと
もういらなくなったのかな。
元々友達と本当には思ってなかったのかな。
友達って色々種類もあるし
それぞれの関係性があるものだけれど
死にそうになった時も
それどころじゃないって立腹してた理由は
B子自身にあるのかもしれない。
こういう究極的なことが起こると
人間関係が整理されると
A子は言った。
割とさっぱりして見えたけど
喪失感は強いようです。
B子にも事情はあるはずなのに
言ってくれないからわかりません。
その後B子は
私に怪しいビジネスの話をしてきたから
ハッキリ断って
A子のこともあるから
私も少し
距離ができてしまった。
子供が不登校になると
味方とそうじゃない人は割とハッキリする。
ある程度名の知れた学校に通っていた娘を
応援してくれていた人で
不登校になってなんだか急に
あまり話さなくなった人もいるし
逆に元気付けてくれる人もいた。
敵というほどハッキリしたものじゃないけれど
苦しい立場になった人に
さっと距離を置いたり
説教して下にみたりするのか
そっと寄り添ったり
自分に出来ることを
したいと言ってくれたりするのか
とにかく元気を願うのか。
私は別に
どんな人とも仲良くしたいなんて
思わない方なんで
それはそれで別に良かったけどさ
50にもなろうとして
見栄を張ったり
嫉妬したり
人をランク付して安心なんてしてる時間が
すごいもったいなくない?
東大以外は馬鹿と決めつけて
自己満に浸りたい東大生5人が起こした
強制猥褻事件。
性的な欲望を満たすことが目的でなく
人を見下して家畜のように扱ったり
虐待することで面白がる
歪んだ優越感と
何をしても自分達は間違っていないという
稚拙な勘違いが起こした事件。
そんなブランディング必要なく
ただ東大で好きなことを
思いっきり学んでいる人が
ほとんどだろうけれど
この本を書いた著者の姫野カオルコさんへの
出版当初の風当たりは
まさに東大=正義
を表しているものじゃないのかな。
人の命や尊厳を大切にできなければ
頭良くっても
顔良くっても
家柄良くっても
なんの意味もない。
不登校や病気は
残酷にその人の本質を見せてしまう。
いつまでもカッコつけてたって
大人になればみんな
それが見栄や虚栄心だとわかる。
でも黙っていてあげてるだけ