令和6年2月の検査結果 CRP上昇、BUN悪化 | 慢性腎臓病(IgA腎症)、あと4年で透析と宣告、埼玉

慢性腎臓病(IgA腎症)、あと4年で透析と宣告、埼玉

平成27年6月10日、医師から「このまま行くと、あと4年で透析」と宣告。扁桃腺摘出・ステロイドパルス終了、平成28年3月8日に尿所見が寛解。クレアチニンは、現在1.40Hです。令和3年3月30日たんぱく尿が1+になるも、同年7月20日、再び尿所見寛解に。

 

 

 

2月5日の検査結果 (今回 (前回) 最悪数値)


クレアチニン   1.28   (1.39H)  1.94H  

BUN         28.0H      (14.7)     33.8 H 

尿蛋白      -             ( -  )       3+

尿潜血      -             (  -  )          3+

赤血球        <1          (<1)         20-29

尿蛋白定量      13H       (<10)      86H

eGFR       46.6L   (42.6)       30.9

GFR区分     G3A         (G3B)       G3B
K(カリウム)  4.6       (4.4)        5.0

総蛋白        6.9         (7.4)          5.8

アルブミン      4.1        (4.5)         3.8

LDL         96       (117)       134

HDL       58       (78)          ・・・

中性脂肪       ・・・       (・・・)       159

尿酸値        4.6       (5.2)         ・・・

 

 

 

検査結果総括 及び 5代目30代後半男性主治医との会話

主治医が診察室に入ったのは9時半前だった。

 

主:「何か変わった事はありますか?」

私:「29日にコロナになり熱が38.6度まで一時的に上がった」

主:「CRP(炎症反応)が高く出ています。まだ、コロナの影響が出ているのでしょう。今は、どうですか?」

私:「喉がまだ痛いです。」

 

主:「クレアチニンが1.28です。」

私:「いいですね。(冬場は総じて低い傾向にある。)」

 

私:「白田染めは大丈夫ですよね?」

主:「外からのですよね。」

私:「そうです。」

主:「中からでなければ大丈夫です」

 

服用する白髪染めもあるのかもしれない、と思った。こめかみの箇所の白髪が目立つので何とかしたいと思っていたが、白髪染めは腎臓に悪い成分もあり使うのを躊躇していた。見た目の若さと健康は比例する部分もあるので試してみようと思っている。

 

 

 

真綿で首を締められる状態が続くという表現は保存期の方にはぴったりな気持ちですね。腎機能が悪化するという恐怖は常にあります。

 

 

さて、腎臓には尿蛋白・尿潜血が マイナス であり続ける事が重要 との事に変わりはない。また、血圧の維持も重要との事に変わりはない。

 

たんぱく質制限も塩分制限も大事という事に変りはない。尿蛋白が出ていなければ、たんぱく質制限にそこまで神経を使う必要はないというイメージを持っている。が、打つ手がない場合は、どうすれば良いのか?薬を変えるか、たんぱく質を抑えるか、食事内容を見直す位しかできないのだろう。

 

血圧による腎臓への影響は、100以下の低すぎるのも良くないし130以上の高い状態も良くない。季節を考慮すると実に難しい。110位が丁度良いと4代目主治医は言っていた。

 

 

 

検査結果には 一喜一憂せず 検査結果の推移を長い目で見て行く事が必要だ。

 

現実を冷静に受け入れ、腎臓に負担をかけず透析にならないという目的を今後も現在進行形で実現していこうと思っている。フォシーガという進行を遅らせる薬にも期待したい。もしかしたら、フォシーガ効果が出ているから安定しているのかもしれない。既に2年が経過している。もう1人自分自身がいれば服用と非服用で容易に比較できるのですが、そういう訳にもいかない。

 

 

 

腎生検で糸球体を33個観察し18が全節性硬化、3が分節性硬化、癒着5、線維細胞性半月体1という状態だった。日本の組織学的重症度でもⅢに属する。今すぐに透析になる事は無いが中長期的に見てハイリスクである事に変わりはない。自分の腎臓の状況を冷静に見つめ受け入れていく事も大切だ。そして、食事の時に自分の腎臓の状況を意識する事も大切だ。

 

クレアチニン数値は、前回よりも改善し1.28という数値になった。水分は、会社でもこまめに取っている。ガーデニング等の作業中にもこまめに取るようにしている。コロナ明けなのに良い数値が出た。1.28という数値は、久し振りの1.2台になった。病気発覚後の最良数値は1.22になる。1.2台が出てくると基準値に戻るのでは、と始めの頃は甘い期待を寄せていた。

 

下記グラフは、R060205までの1年強のeGFRの推移です。eGFRは、37~44のボックス圏で推移していましたが今回急上昇し、ボックス圏を抜け出した。今後、老化等を考えて行くと右肩上がりは考えづらく、アップダウンを繰り返しながら緩やかな下降線を辿っていくのだろう。だが、出来る限る良い数値を目指したい。

 

 

 

 

当初あと4年で透析になると言われたが、保存期のまま既に9年目に突入している。緩く考えれば、それだけでも十分なのかもしれない。今後は、加齢と共に下がっていく腎機能を維持し生涯透析にならないという目的を現在進行形で実現し続けようと思っている。

 

BUNは、前回よりも大幅に悪化し基準値外。前日の夕食は、刺身。〆にミニのいくら丼まで食べてしまった。いくらは高たんぱくです。結果がご覧の通り28.0Hという数値です。たんぱく質を摂りすぎればBUNが上がるという事が身を持って証明する事が出来た。BUNの数値をみれば、ある程度は食事制限が出来ているか否かの参考にはなると思います。今回、刺身といくら丼を食べていなければ、クレアチニンもBUNももっと良い数値が出たのではないか、と思ってしまう自分がいる。

 

ただ、食事制限中でも自ら己自身を解放する必要がある。でなければ食事制限も続かない。その辺は、上手くやっていくしかないのだろう。

 

私は、24時間蓄尿をしていないので正確なたんぱく質摂取量が分からない。なので、このBUNの数値を参考にしている。基準値内ならOKという判断だ。主治医の言う通り24時間蓄尿も必要ない。

 

BUNの最も良い数値は、12.9( R021013 )であったが今回は、28.0という数値だ。倍以上の数値の差がある。可能な限り低い数値を目指したい。

 

で、気になるBUN ÷ クレアチニン は、10を僅かに上回っている。10以下が望ましいので今回もクリアしていない事になる。ある程度、数値が高くなってからの指標だと思っている。下記サイトは食事制限の参考になります。

 

 

計算式から言えば食事制限が出来ていない事になる。今回もアウトという事になる。

 

 

 

初代主治医は、継続できるたんぱく質制限が大切だ、と言っていた。

 

一週間は出来るが一生は出来ない、では意味が無い。腎臓病とは、今後も一生付き合っていく事になる。継続していく事が何よりも大切だ。

 

2代目、3代目主治医の言葉からたんぱく質制限はそこまで厳密にやる必要はないというニュアンスやイメージを私は感じた。また、4代目からもそう感じた。以前、4代目主治医はたんぱく質摂取量を50gから55gにしてもよいのではないか?と言った。それ位安定しているということなのだろう。また、通院当初と比較して腎臓学会の認識が変わってきたのだと認識している。過度のたんぱく質制限は身体全体のバランスを崩す恐れがある。総合的に身体を良い状態に維持していく事が重要なのだろう。5代目主治医からも同様の感触を得ている。また、必ず血圧の事を聞かれる。つまり塩分という事だ。

 

尿蛋白(たんぱく質制限)、血圧(塩分制限)というのも大事なキーワードだ。

 

LDLコレステロールも基準値内。今回は96という数値だ。2代目主治医は、

「腎臓にとって厳密にいうならLDLは120以下が望ましい。出来るなら100ちょっとに出来れば良いですね。」

と言った。今回は96という数値なので低いが合格という事になるのだろう。

 

 

たんぱく質1日50g内でアミノ酸スコアの高い食品を多く摂り、食物繊維も多く摂ろうと心掛けている。

 

たんぱく質を抑えた金芽ロウカット玄米ごはん(ブログ上では、たんぱく質1gの玄米ご飯と表記)も毎朝続けて行こうと思っている。金芽米の発売元の東洋ライスのサイトには、中性脂肪の減少、総コレステロールの減少という結果も掲載されている。今後も金芽米を食べていくつもりだ。

 

尿蛋白は - を維持。蛋白定量‐尿は、<10を維持。こちらも良い傾向だ。

 

私は、透析になりたくないという強い気持ちが原動力になっています。が、透析になっても良い、と投げ出してしまった方なら食べたい物を好きなだけ食べてしまうだろう。生活習慣も改善しないと思う。実際に頻繁にラーメンや焼肉を食べ続け透析になり仕事も解雇になった挙句、生活保護を受給している人を私は知っている。その方は、糖尿病から腎臓を患った。私は、透析にはなりたくないし、まだまだやりたい事もある。そして、この手で、自分の力で実現したい事もある。なので出来る限りの事をやっていこうと思っている。

 

 


アルブミンは、4.1で、基準値内の下限近くの位置になっている。コロナの影響もあったのだろう。

 

検査項目の1つであるアルブミンも、かなり重要な数値です。

詳しくは、当ブログ2016-09-18 16:55:12 をご覧願います。

死亡・老化・がん等の病気リスクを決定づける「究極の」体内栄養があった!
http://ameblo.jp/toyatoyaman1/entry-12201168959.html

 

総蛋白は6.9となり基準値内の下限に近いに位置になっている。

 

クレアチニン数値は、最悪数値を含め大きな流れで見れば全体的にボックス圏の動きになっている。今回は前回と同じ。尿所見は寛解状態だ。総合的に見て現状維持出来ているのも禁煙、食事制限、運動療法、腎トレ、投薬療法、そして扁桃摘出・ステロイドパルス療法の相乗効果も関係しているのだと思っている。

 

カリウム(K)の数値は、基準値内で4.6。カリウムは上がりやすい傾向にあるので注意しなくてはと思う。

 

野菜の湯でこぼしや水に浸す等のカリウム抜きをしてくれる妻には感謝です。下記のサイトは参考になります。生のフルーツもなるべく食べないようにしている。普段は、ゼリーの中に入っているフルーツを食べている程度です。生でなければ 良いと言う認識だ。

 

http://www.matumoto.info/shokuhin/solt/ka-egg.html

 

 

何事もそうですが、初めからダメだと思って、何もしなければダメなままです。

 

可能性があるなら、その可能性に掛けてみる。

 

そして、実際に行動してみる。

 

その行動を諦めずに継続して行う。

 

可能性は、0ではありません。

 

クレアチニンも改善する。

 

実際、私も改善した一人です。

 

初代主治医(2015年6月)は、クレアチニンが改善する事は無い、と言った。

 

が、現実に間違いなく最悪数値よりも改善している。

 

読者の皆様、決して諦めないで下さい。

 

私の腎臓は、46.6%の機能を維持し比較的安定した状態なのだろう。寛解の状態を今後も維持していきたいと思う。

 

扁摘・ステロイドパルス、そして、腎トレ・有酸素運動をしていなかったら、今の数値を出す事は出来なかったと思う。やっていなかったら、数値は悪化を続けていただろう。初代主治医の言った通りあの当時から4年後位(令和元年(2019年)6月頃)には透析になっていたかもしれない。が、今現在も透析にはなっていない。これは私自身の1つの自信に繋がっている。


腎生検の結果(主治医の鎮痛な表情)

http://ameblo.jp/toyatoyaman1/entry-12066413271.html

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上記のブログを読んで頂きたい。まさか、ここまで良くなるとは思ってもいなかった。扁嫡・ステロイドパルスをしても、まず効果は期待出来ない、と言われたが、結果はすこぶる良好であった。扁嫡・ステロイドパルス療法をやろうか・やるまいか悩んでいる方は、経験者として間違いなくやった方が良いと思います。可能性に掛けてみる事も大切だと思います。但し、副作用は覚悟して下さい。

 

他の方々の腎生検の結果をネットで探して見た事もあるが、約3分の2が硬化(焼け跡)という状態の方を未だ見た事がない。探せば見つけられるのかもしれませんが、私は探し出せなかった。約3分の2が硬化(焼け跡)という状態であれば、eGFRは33%位で推移するはずだが、それを上回って推移している。この点は、評価しても良いと思っている。

 

以前、初代主治医は、クレアチニン数値だけでなくBUN・尿酸値・LDLも良好な状態にしていく事が大切だと言った。また、身体全体を良好な状態に保っていく事も重要だ。良い体内循環を確立出来ればと思っている。

 

飲酒について、適量ならいいが過度の飲酒は控えなければならない。仕事上の飲酒についても同様だ。外で呑む時は、人の少ない昼時や個室での飲食にしている。尿酸値も腎臓に関係する。とは言う物のたまにはそこそこ呑みたいので、そういう時は呑んでしまう。ま、仕方ない。が、病気前に較べれば、酒量は激減している。その点は評価して良いと思っている。以前のように肝臓が悪くなったら控えるようにするつもりだ。

 

極たまに飲み誘われる事もあるが、コロナやインフルエンザもあり積極的に外で吞みたいとはあまり思わなくなった。呑みに行って相手から何かプラスになるような事が吸収出来れば、または男性女性問わず魅力的な方であれば良いが、そうでなければわざわざ感染リスクを踏んでまで外で呑もうとは思わない。

 

酒量に関しては気が緩んでいたのでリセットして以前のように冷酒一合にしたいが、一合+お猪口で数杯という状況だ。尿酸値も安定しているので良いかな?とも思っている。出来る限り酒量を抑えようとは思っている。休肝日を週2日にも出来るようになってきた。


平成21年1月14日の健康診断にて尿潜血が初めてプラスになってから、治療を開始したのが平成27年5月からです。6年以上の月日が経過してからの治療開始となりました。当ブログタイトルにもなっているように、当初、透析まであと4年と宣告され悲観的になっていましたが、それでも、出来る事はやってきました。それまで吸っていたタバコもスパッと止めました。ウォーキング等の有酸素運動も始めました。腎臓に良いと言われている なたまめ茶 もごくたまに会社で飲んでいます。同じく腎臓に良いと言われている もずく酢生姜 を毎朝食べています。そして、何より腎トレ等の効果が大きいと思っています。

 

可能性があるなら諦めず全てをやってみるべきだと思います。

 

諦めずに努力して可能性に掛けてみる事が大事なんだと思います。

 

治療中の方、決して諦めないで下さい。全ての病気の方が快方に向かう事を願っております

 

        そうそう、これです↓↓↓


 

ここに腎トレの方法が記載されています。私の腎トレの殆どがこの号に記載されています。雑誌名は、「わかさ(平成28年)9月号」です。定価は640円です。株式会社わかさ出版より発売されております。

 

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まだの方、騙されたと思って購入してみて下さい。継続して腎トレ等をやれば効果が期待できるかもしれません。個人差はあると思いますが、私には確実に効果がありました。

 

睡眠時夜間尿が多いと3回あったのが、今では0回~1回に減りました。腎臓が良い傾向にあるな!と思っています。検査結果で特に悪化していない事が今回も実証出来て、良かったです。

 

 

そして、私が1回目の取材を受けた記事が掲載されている雑誌「わかさ(平成29年)5月号」から、腎マッサージ を継続して行っています。定価650円です。株式会社わかさ出版より発売されております。

 

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まだの方、騙されたと思ってご購入してみて下さい。継続して 腎トレ・腎マッサージ 等をやれば効果が期待できるかもしれません。

 

そして、2回目の取材記事3ページが掲載された雑誌「わかさ(令和2年)6月号」です。

 

 

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腎臓病保存期の方が、努力を継続して透析にならない事を願っております。または、1日でも透析を遅らせる事が出来るよう願っております。一人でも多くの方が、快方に向かう事を強く願っております。決して諦めないで下さい。私も毎日続けていきますので。

 

今後も、食事制限を心がけ、ウォーキングやストレッチ等の有酸素運動プラス腎トレ等を続けて行こうと思っています。


今の私の目標は、加齢と共に下がっていく腎機能を維持しながら生涯透析にならないという事です。現状維持という形になりますが、悪化せずに現状維持でもそれはそれで立派な事だと思っております。引き続き今までの努力を継続していきます。


継続は、力なり

 

同病の方、フォシーガ以外にも再生腎臓等医療の進歩も期待できますので諦めずに力強く共に前に進んで参りましょう!!

 

※支えてくれている方々に感謝申し上げます。お陰様で寛解を維持出来ております。ありがとうございます。

 

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