何かが動き始めた日
2018年11月1日は、とくに特別に何かがある日じゃないはず。
ニュースの報道で流れる「渋谷のハロウィンの翌朝」がとても気になったくらい。
この日は、朝から色々なことがあった。
まず、NHK(Eテレ)の番組の打ち合わせのため、東京から制作会社のディレクターさんたちがやってきた。
カフェを立ち上げた経緯とか、新湊がどんな地域なのか、番組づくりのポイントとなる事などの話をして、あっという間に午前中は終わった。
六角堂でそのままランチをすることに。
嫁と一緒に待っていると、店に電話をかけてきたのが、東京のイベントでお会いした方で、
今からカフェに向かっているとのことだったけど、僕はこれから出かけるところ。
のちほど富山市内でお会いすることにした。
富山市の現場に行って、その後、先ほどの方とお茶をした。
ちょうど、自分があれやこれやと悩んでいることの解決策を相談できる相手だったことと、
相手も僕に相談したいことがあるらしく、「じゃ、行きますか」というノリで、そのままちょっと早い時間に飲みに行った。
いつものことだが、僕は人から「いつも冷静な雰囲気で、話しづらく、色々なことを割切って生きている」ように見えるらしく、それによって大きな誤解を受け、今までかなり多くの時間をロスしてきたかもしれない。今回もそうようだ、ということがわかった。
行った先の店では、その店のオーナーさんが工事関係でつながりのある方だとわかり、親しくお話をさせて頂いた。
そして帰りがけにメールをチェックしていると、先ほどの相談していた件について、
ずっと待っていた返事に対する丁寧なメールの返信が入っていた。ちょっと前に進みそうだ。
まだあります。その間、頂いた電話の1件が、新しいプロポーザルコンペを取りにいくための相談の内容。
こんなに事が前に進むような出来事が色々あった日は、そう多くない。
11月1日、単に1が3回並んでいるだけの日ではなかった。
動かないものを動かすべきか、動かないときは何をしても動かないものなのか、色々考えさせられる1日だった。
宇宙よ、今日も、ありがとう。
自虐的かもしれない、火中の栗を拾うクセ
今更なのだが、3月に新しくつくった会社が経営するコワーキングプレイス、COMSYOKUが8月1日にオープンした。そして、オープンから3ヶ月足らず、必死こいて宣伝や会員、利用者の獲得のために動いている。
そもそもコワーキングって何よ!…これが富山の現実。マーケットもなく、カルチャーとして浸透していない事を先んじてやってしまうのが僕の良いところでもあり、悪いところでもある。
良いところは、望まれているのに誰もやらないことを勇気出してやってみること。悪いところは、収支が合うまで大変なビジネスに手を出してしまうこと。体力もないのに…。
火中の栗を拾う、いつもそんな気持ちでやっている。そこからしか得られない体験を蓄積することが、会社の財産となる。シミュレーションや計画では絶対に得られない尊いものである。
今日も、会社の仲間よ、ありがとう。