学知にあらず~towel-monkey -16ページ目

壁だと思ったところに扉が



<東京都庭園美術館のシャンデリア>

人生で起こることは、その人の捉え方、見方で、良いようにも、悪いようにも受け取れることができる。…って、めっちゃ当たり前やないかい!( ̄□ ̄;)

と思うんですが、こういう言葉の響きは、腹まで落とさないと意味がないんです。
脳みそに叩き込むだけでは使い物にならんのです。四面楚歌、崖っぷちに立ってみてはじめて受け取り体制ができるんです。それがですね、まさに今なんですo(TωT )

今、いい経験をしています。経営者として。

もう1つ上か前か、わかりませんが、次のステージに向かっているのがわかります。
万策尽きた感の、さらにその先に扉があるんですね。きれいごとのような言葉で「夜明け前が一番暗い」なんて、励ましのフレーズがありますが、その通りですよ。絶対ないと思っていた壁をぐっと押してみると、そこが秘密の扉だったとか。

目の前で起こる事象は、自分がどう料理するかによって、三ツ星レストランの味になるか、食中毒事件を起こしてしまうか、真逆の結果を生み出すことがあります。

努力は、多くの場合が「やったつもり」なのです。もっと、もっと、もっと、できるし、やるべき課題が増えてくるもんなのです。壁にぶち当たったと思ったら、それが本当に壁なのか、冷静に、客観的に、直感も使い、経験値も駆使して、色々考えてみるべきなのです。眉をひそめて、顔をしかめて、脳みそを38%くらい使って、常識を疑ってみて、心に残ったあの場面、あの言葉に何の意味があるか、時間を変えて、何度も考えてみるのです。

もうダメかも…。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

そう、何度も思いましたよ。でも、振り返ってみれば、ウルトラCを何度も繰り出して、ピンチを乗り越えてこれているんです。奇跡に近いレベルで、ここまで生きてこれました( ̄▽+ ̄*)

さて、今まではそうやってこれたけど、今度はどうかな…。
今期は売上がぐんと伸びた分、出て行くものも多い。入ってきても右から左にサーッとね。また、今月も何とかしなきゃね。もちろん、完全キャパオーバーの仕事をしながらです。

なんだコレ!!面白すぎます:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

あ、最後に、最近わかったことを1つ。
「答えは1つじゃない」は違うと思うようになりました。「答えは1つ」なんです。
たった1つの答えを見つけるために努力するんです。答えにいかに近づくか、もがいてみることが大事なんだと思うんです。あの場所に、あのタイミングで、あの人が、何をすれば良いか?!
ベターは、良い答えではなく、どちらかというと不正解です。

では、今日も、自分よ、ありがとう。

ついにやってきたこの日



僕にとっては大事件です( ̄□ ̄;)!
内川沿いの風景の魅力を構成する大事な場所、昔の番屋の一部が解体されました。老朽化が進んでしまったため、建築的な構造安全性を考えると、当然の判断だと思います。

ただ、僕のような人間は、特別な思いでこの出来事を捉えました。つまり、まったくの他人がどれだけ評価しても、所有者さんの判断によって、古い建物は壊されていくという象徴的な出来事だったからです( ̄ー ̄;

今でこそ「錆びたトタンがいい感じ♫」とか「曲がった柱も味のうち♫」と言っている私ですが、建築として存在するには、いつか、どこかのタイミングで補修しなければいけません。さらに言えば、活用し続けなければ、もう10年、20年というスパンで存在するのは難しいのです…。

大火の経験から復活したこのまちの年齢は、およそ80歳です。もうそろそろ、あちらこちらの建物にガタが来てます。その中でも空き家になったまま放置された建物は、屋根が崩れ落ち、壁が剥がれ、柱が傾き、もう数年も持たない状態です(´□`。)

映画やドラマのロケ地なる、ちょっと注目されつつある、という事実とはまったく異なるフェイズの問題解決が必要です。

富山県に移住して見つけた、奇跡のこの風景の寿命が近づいていることに危機感を覚えます。幸いにも、私たちが経営するカフェ「uchikawa六角堂」は、古民家を活用しながら保存する良い事例となりました。次なる六角堂をつくるには、資金力が足りません。さて、どうする?!

でも、でも!!やっぱり、自分自信が当事者にならないと、この奇跡の風景は守れないのです。資金力があれば、使われなくなった空き家を片っぱしから譲っていただきたい思いです。

これから、頭をフル回転させて、対策を考えてみます。
内川の風景よ、本当に、ありがとう。

CLASKA Room401

アップが随分遅くなってしまった( ̄ー ̄;

目黒にあった古いホテルをリノベしたCLASKAです。ここに泊まったのは今年の4月、嫁と一緒です♫ ネタにするかどうか悩んでいたら、もう2ヶ月が過ぎてしまった。

ペニンシュラも良かったけど、こういうシャレオツな小規模ホテルも、なかなかいいざんす。





ご覧の通り、天井の低さが時代を物語っています。それと、重い鉄のドアの先はすぐ廊下っていうレイアウトも昔のホテルによくある感じです(_ _。)
赤坂プリンスの社長さんが、赤プリはゲストルームの天井高が2.4mだっから競争力がなくなったと言っていたそうです。今時の外資系のシティホテルは2.6m以上です。実は、この20cmの高さの差って、かなり印象が違います。

あとは広さですが、この部屋は65㎡です。
空間的にはデラックスルームの大きさですが、ホテルのポジション的にはデザイナーズですから、ブランド力のあるシティホテルクラスの値段よりも安いです。
( ̄Д ̄;;。

テーブルのあるくつろぎスペースから入り口ドアが近い、これはどうにも落ち着かない。ラグジュアリー感をガクンと落としてしまうポイントです。




こざっぱりとしたテーブルスタンドです。ゲストルーム全体とのバランスが良いと思いました。シティホテルのような構え方じゃない、こういったあり方も気持ち良いです。



あとで気づいたんですが、すぐ隣のビルは運送業でしょうか、夜勤の方の詰所らしき部屋があって、そこからこちらの部屋が少し見える位置関係にありました。それに気づいてから、カーテンを閉めてしまった。



窓を開けると、この広いテラスに出れます。でも、外は雨です。
都心の雨の日の夕方、雨雲に反射する都会の光、かすかに聞こえる通りからの雑音。東京らしくて、これもまた良しです。感性に訴えてくるものがあります。良い時間でした(*v.v)。




ツボを抑えてます。



こういった置物は、選ぶのに悩んだんでしょうね。

ダイニングに行っても落ち着かないだろうと思い、夕食はイタリアンをルームサービスにしました。値段は20%アップします。味は、あまり印象に残ってません。

ワインを飲みながら、ちょいちょい仕事もしながらも、嫁と一緒に楽しい時間を過ごしました。ベッドの具合がなかなか良くて、ぐっすり眠れました♫



翌朝、くもり。こんな風景だったんですね。空の様子が西側の東京です。
普段は朝食は取りません、ホテルに泊まったときは別です。1階のカフェレストランで頂きました。驚くことに外国人の方ばかりです。どういった接点によって来ているのかが気になります。

通りでタクシーを拾ったら、まったく東京の道を知らないドライバーさんで困りました。タクシーに付いているナビの使い方もよく分からないご様子。ま、そんな日もあるさ。

充電完了、今日もありがとう。

…と思ったと記憶しています。