どうも、中田です!
ノーベル経済学賞を受賞した経済学者ミルトン・フリードマンは「フリーランチというものは存在しない」という名言を世に放ちました。

どういうことでしょうか?
「何事もただでは手に入らない、すべてにコストが伴う」、ということです。
もちろん、「権力を手に入れたい!」「評判を上げたい!」「中田さんのようになりたい!」「影響力を手に入れたい!」という方はそれなりのコストが伴うということも理解しておかなければならない、ということでもあります。
権力も、評判も、影響力も、能力開発も、筋肥大も(笑)、勉強も、例外はありません。
ちなみに、遺伝的な問題はありますが、ある程度までは「能力は拡張可能」で能力は開発できるので、すべてを遺伝のせいにしないということは大事です。やればできるけれど、できないこともあるということですね。
ここら辺のマインドセットやステレオタイプの科学はとても面白いので、またどこかで紹介したいですね。
で、すでにメンバーの中には数百人以上(500人?)のメンバーをプロジェクトで動かしている方もいます。
そういった「権力」「影響力」「地位」「評判」には代償が伴ったという具体的な例を話してくださったこともありました。
陽があれば、陰もあるわけです。
前回の記事では、健康で長生きできる可能性が底辺に比べてトップは400%(4倍)も高いということ。知名度を利用して富を稼げるということ。組織や社会の改革を成し遂げられるということを見てきました。
つまり、陽の部分を紹介しました。
しかし、陽の部分だけだとバランスが悪い感じがするので、今日は陰の部分を紹介しておこうと思います^^
代償1 監視される
代償2 時間の自由を失う
代償3 多大な時間とエネルギーをとられる
代償4 人を信じられなくなる
代償5 権力は中毒になる
代償1は衆人環視の環境になることです。一時が万事で、大きな権力を伴う地位に付いたら、見張られるのは仕事ぶりだけではないことを十分わきまえなければなりません。リーダーやヒーラーになるということは、突然、容姿や服装や癖すらも論評されるようになる、ということです。あなたがプライベートで何をしていたかすらも詮索されるようになります。
また、こういった衆人環視の環境は、社会心理学的には「社会的促進効果」と呼ばれる1人の時よりも生産性があがっていくことが分かっています。
しかし、それはある点まで生産性が上がるのであって、その点を超えると生産性が下がっていきます。
そして、もう一つマイナス要素があって、本来の仕事に集中できなくなるということです。
人はもともと自分のイメージや評判を気にするものですが、そのうえ世間の目が注がれる立場になればイメージアップやイメージ戦略に時間とリソースを取られることになりやすいのです。当然、その分、本業に向ける時間は減っていきます。
とある都知事の髪がいつも整っているようなものです。
さらにデメリットがあって、ハーバード・ビジネススクールのクレイトン・クリステンセン教授が「イノベーション・ジレンマ」で提唱したように、リスクを取って新しい試みをする気概が失せてしまい、安全路線を選びがちになるということです。

成功して規模が大きくなった企業が次世代のイノベーションをもたらせなくなって没落していくのはそのためでした。
じゃあ、どうするのか?という点は「オリジナル(独創性)」のテーマのところで解説をしてきました。また、今週解説をします。
ちなみに、権力の話ではないのですが、2013年からアメリカでは、ロジカルシンキング(論理的思考)よりも、クリエイティブシンキング(創造的思考)と言われて久しいのですが、日本ではいまだにロジカルシンキング(論理的思考)と言われていることが多いです\(^o^)/オワタ
論理的思考はもちろん大事ですが、ロジカルであることにこだわりすぎると、新しい発想が軽んじられ、ビジネスや学問において大切な個性やユニークさがおきざりにされてしまうと多くの人が気づきはじめたからとされています。
もちろん、インターネット、グローバル化の影響で、一流大学を出ていようと事務的な仕事を平均水準程度でできる程度では、高収入を得ることが保証されなくなってきていることもあります。高収入を確保するためには、ほかの人にはできないようなオリジナリティの高い能力を身に付ける必要があるのです。
論理的思考、、、これはかなりヤバい傾向で、論理的思考はすべて機械に取って代わられるから、クリエイティブシンキング(創造的思考)が大事と2013年からアメリカでは血眼になっているこのご時世で未だに論理的思考と言っているヤバさと感じてください。
と言っても、これはアメリカで2013年頃の話なので、日本はアメリカから10年遅れている理論でいえば、あと3年後の2023年ぐらいに、「論理的思考は古いんだ!」「創造的思考なんだよ!」「オリジナリティなんだ!」と世間様は言い出すんだと思います。笑
僕が知る限りは、日本人の著者さんで今「創造的思考」と言っている人はほとんどいない印象です。
なので、3年後のその頃には僕たちは3年早く能力を身に付けているので勝ち組?です。多分
そういった創造性の書籍もあと3年以内にベストセラーになるのではないでしょうか。
余談が長くなって書ききれなくなってしまいましたので、2~5までは書籍を読んでみてください!
権力にもネガティブな側面があるということでした。
メリットとデメリットを天秤にかけた上で、今後の自分の身の処し方(処世術)を決めることが望ましい人生設計に繋がるのでは、と思っています。
僕の様々な視点からの貴重な解説は23万円で受講することができます!!!知って終わりではなく、使えること、実践、結果に繋がることに拘っています。
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【参考書籍】
・「悪いやつほど出世する」は過去に紹介しましたが、その前の名著です。
必ずヒエラルキーはできる、権力闘争、権力の腐敗、権力を持った人の5つの代償と客観的にリスクも知っておく必要があります^^
はじめに――「権力」を握る準備を始めよ
第1章 いくら仕事ができても昇進できない
第2章 「権力」を手にするための七つの資質
第3章 どうやって出世街道に乗るか
第4章 出る杭になれ
第5章 無から有を生み出す――リソースを確保せよ
第6章 役に立つ強力な人脈を作れ
第7章 「権力」を印象づけるふるまいと話し方
第8章 周りからの評判をよくしておく――イメージは現実になる
第9章 不遇の時期を乗り越える
第10章 「権力」の代償
第11章 権力者が転落する原因
第12章 権力闘争は組織とあなたにとって悪いことか
第13章 「権力」を握るのは簡単だ
権力なんて欲しくない!上にいくなんてみっともない!と思っていて、権力や地位はあったほうがいいと思えない人は一読してみてください^^
一読してそれでも「権力」は要らないというのならば、それはそれでいいんじゃないかなと思います。でも、必ず生きていれば「権力闘争」に巻き込まれます。具体例がたくさん出てきますが、左遷や理不尽から身を守れるのは自分しかいません。
原宿・北参道・新宿・渋谷・恵比寿・表参道・池袋・六本木・東京・世田谷などからお越しいただいています。
●中田真広実績
はじめまして、中田真広と申します。
2012年から開催しているセミナーには、
台湾、東京、大阪、広島、福岡、北海道から沖縄まで、全国からお越しいただいております。
ヒーラー養成講座では、気功がはじめてわかった方や、サラリーマンを辞めて、独立起業し、サラリーマンの年収を超えた方や、ガンが改善した方や腰痛が改善された方やひきこもりが家を出た方や小顔になった方など多数。
コーチングやコンサルでは、現状の外側のゴールを設定されて、会社を設立された方や起業された方や有料セッションでお客様がいらした方やブログ記事を2年以上書き続けられている方やピアノのコンクールで久しぶりに1位を取り県知事賞賞金50万円を貰った方などが多数。
パーソナルトレーニングでは、はじめて腹筋下部が分かったり、三角筋などの筋肉が意識できた方が多数。2019年ラスベガスでミスターオリンピア観覧。2019年ベニスのゴールドジム1号店に行く。
お客様の感想450件を突破。
バーチャル講座100本突破。
ブログ記事3000記事突破。
起業して3年目で会社を設立と同時に年商1000万円を突破。(現6年目)
書籍5冊出版、全巻Amazon起業、成功哲学、美容、ダイエットランキング1位を獲得。
認知科学に基づく気功、コーチング。ビジネス、筋トレの著者であり、プロコーチ、経営コンサル、ヒーラー、トレーナー、セミナー講師をしています。
株式会社なかだ 代表取締役 中田真広