ネット販売コンサルタントを生業としてきて、

今日改めて、どれくらいの数のレビューに目を通してきたかを計算してみたところ、

軽く、10万は超えていました。



なぜなら、これまでにヒットさせてきた商品を持つネットショップには1店舗だけで、数千のレビューの書き込みがあって、それが数十店。

それに、競合店や私的な買い物で読んでいるレビューの数を合わせると10万という数字は軽々。




それで判った事をリストアップしてみました。

そのうちの5つだけを公開します。


※ちなみに、書き込んでいるアカウントから、その人が別の商品でどう書いているかも、判ります。

※プロのコンサルとして、クライアント先の売上げデータと考え合わせたり、顧客との対談を踏まえた内容です

単に、書き込みされているレビューだけを読んでの感想ではありません。





【書き込みされたレビューからわかったこと】(抜粋)


・「根拠がない」「バックデータは?」とか、って言う人たちが、根拠やデータが公開されている商品があっても「この根拠は素晴らしい」とか「バックデータがあるから安心」とは書かない。




・ある格安な商品に、強い不満を持つ人は、他の格安商品にも同じように不満を持って、褒める事は少ないし、高額商品を買っている気配は感じられない。




・定期購入商品や高額商品の購入者、いわゆる優良客は、レビューを書かない事がほとんど。



・ある商品のレビューに満点をつける購入者は、他の商品のレビューにも満点をつける傾向がある。



・新規客が購入判断する際、すでに書かれているレビューから受ける影響は強い。そして、書かれているレビューのいずれかがきっかけで、その商品への期待になり、そのレビューと同じような体験を持てない時、商品やネットショップへ批判的になる。






昨日の7月13日に放送されていた、

NHKテレビのプロフェッショナル仕事の流儀は、北千住の八百屋さんの話でした。


その商店街でただ一軒だけ残った八百屋さんの向かいには、スーパーがあるらしいけど、

年商は9000万円と言っていた。



どんな八百屋さんかと言うと、「いいものしか売らない」がいわゆるコンセプトで、割高。



珍しい野菜は、調理をして、試食してもらったり、

調理法が分からない野菜があれば、「田楽がいい、蒸かすんだよ」などと即座に、見込み客に教えていた。



来店客は、

「ここにしか来ない。だって、悪いものがないんだもん」と言い、

値段重視の客は、来ていない。



店主の杉本晃章(すぎもとてるよし)さんが話していた言葉で、

一番記憶に残ったフレーズは、

「お父さんが買い物に来ても、いい野菜が買える店じゃなきゃ、だめだ」で、


野菜の知識や購入経験が少ない人が、

ぷらっと買いに来て、選ばず、目利きしないで、店先の野菜を取って、買って帰っても

「いい野菜」を買える店じゃなきゃ、ダメなんだと。




「いいものしか扱わない」を、実に分かりやすく説明していた。



残り物の不良在庫は、お漬物にして、絶品に生き返らせて、

3割増で販売。




こういう杉本さんも、かつては安売り店を営んでいて、1億円を超えた時もあったらしいけど、

気付くと、先代からの「常連さんはみんな来なくなっていた」「いい客はみんないなくなった」と。




そんな時、師匠から「野菜を食べているか」と言われ、商品知識を積み重ねると、高い野菜も、買ってもらえるようになったらしい。


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ネット販売の話に移しましょう。


「いい商品を安く売る、そして、ショップの利益も十分取れる」、そんなことが出来れば理想的かも知れません。


でも、絶対に無理でしょう。算数が分かれば、すぐに成り立たない事が分かります。


もし、可能にするとすれば、仕入先を圧迫するやり方かも知れません。




中小零細企業は、「いいものを高く売る」そして、「良質な顧客」に買ってもらう。

その顧客は、大して多い数ではなくて、自分たちの規模の会社を運営するなら大丈夫。



「野菜」という物体を売っている訳ではなくて、

安全だとか、新しい味覚体験とか、美味しいものを食べた時の何とも言えない幸福感なんかの「価値」を、買ってもらうようにしましょう。





片手間では絶対成功しないネット通販, ど根性で110億円売った魔術師が教える/金園社
¥959
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amazonで、17件目になるレビューを頂いていました。そのまま転載します。



5つ星のうち 3.0


何でもそうだけど、楽しようと思わないで一生懸命努力しましょう! という当たり前のことが書かれています, 2015/7/13


レビュー対象商品: 片手間では絶対成功しないネット通販, ど根性で110億円売った魔術師が教える (単行本(ソフトカバー))
私はネット通販事業をやっておりませんが、たまにネット通販で購入したり、商品を探すために通販サイトを閲覧すると、気が利かない業者が散見されるため、興味本位で本書を読んでみました。
私がこれまでに遭遇したおかしな通販サイトは、「もう少し別の角度からの写真も載せてくれれば…(靴なのに横からの写真しかない)」「説明を読んでも意味が分からず理解できない。誤字も多い」などですが、これだけネット通販が普及すると、中にはこんな業者が存在(発生)してもおかしくないと思います。

筆者はネット通販コンサルを生業にされているとのことで、これまで多くの好調・不調業者と接してきて、気付いたことや要改善点などが、苦言とともに書かれています。
ただ、書かれている内容の多くは、特別なことではなく、普通に会社勤めされている人であれば、業種業態を問わず誰もが社会人として認識している、ごく当たり前のことです(と、私は思います)。

筆者はその点を分かって敢えて書かれているようでもあり、通販ビジネス事業者のビジネススキルの低さを嘆いているようにも感じました。

仰々しいタイトルの割りに内容は抽象的な記述が多く、具体的な対策を求める人(ネット事業者)やビジネス書をよく読む人には物足りないかもしれません。
成功するには、「正しい選択」や「正しい努力」「適切なタイミング」「適切な手法を選んで成功するまで継続」「それなりの心得や戦法が必要」等とありますが、わざわざ書籍に書くようなことでしょうか。どれも当たり前のことです。
これを読んで「ふ~ん、そうか!」と思う人がいそうな業界だから書いたのでしょう。わざわざ太字で書いてある箇所もありますが、「正しい」「適切」「それなり」ってナニ? 読みながらツッコミました(前後に正しい・正しくない、適切・不適の具体例の記述はなく、自分で考えなさいってことでしょう)。

この手の内容が目に付き、後半の1/3程度がネット事業者に役に立つのかな?と思います。
なので、本書のタイトルにある「必ず儲かる鉄板公式を大公開!!」「大手出版社NG企画」はちょっと… と感じました(出版業界も苦しくて大変なのは分かりますが、「正しい選択」をしないとねぇ)。

ちょっと厳しいことを書いてしまいましたが、筆者は、業界のためにも「ビジネスの基本を学びなさい!」「ビジネスマンとしてちゃんと仕事をしなさい!」と言いたいのでしょう。そして、最終的には、本業であるコンサル契約する顧客に育って欲しいという意図もおありなのかと。




よくある話です。全然珍しくありません。

見るからに失敗するネットショップの典型なんです。



先に答えを言ってしまいます。


「社長や店長の、好みだけ」で仕事をするケースです。

言い換えると、裸の王様に、なっているケースです。



好みを判断基準に入れる、好みで仕事をするのが、全くダメだとは言っていないので誤解しないでください。

「好みばかり」ではダメ、という事です。



好みは、モチベーションや探求心に強く影響しますから、悪くはありません。



しかし、それだけではダメです。



あなたと、お客を一緒にしないでください。

あなたとお客の違いがあるかも知れないと疑う事が必須です。




よく自分の好みだけで、判断しがちなのは、


・デザインの決定

・ネーミングの決定



あと、


・「人選」もそうなりがちです。




売りたいなら、

買われたいなら、

稼ぎたいなら、社長の好みなんて、どうでもいいんです。



「ターゲットはどう思うか」

「ビジネスモデル全体として、適当か」が大切です。





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ネットショップ店長の仕事は多岐な分野に渡ります。


受注処理だけではないですよ!


集客
接客
商品

財務と会計
人事教育
法務


時間軸で言えば、今と過去、そして、1年後、3年後も見据えた仕事も、同時に進めていきます。


迷走せず、
適切な時間分配をするために


最も大切な事は、3つです。


1、全体像を理解している事



2、つねに、目的を忘れない事



3、その時点での現状認識をきちんと出来ている事



まとめると

全体像を知って、それぞれの仕事についての目的と寄り添い、今、どういう状態かを認識していれば、おのずと、重要度と優先度がわかります。そうすると、時間のかけかたや、コストのかけかたの正解が導かれます。



目の前にあるもの、思いついた仕事に、がむしゃらに直接的な対応をしていては、あなた自身の大変さは、いつまでも変わりません。


また
大変なばかりで、欲しい成果も獲得できません。残念ながら。

ネットショップで、確実に稼ぐ方法なんてありません。

いや、ネットショップだけではないでしょう。すべての商売で。商売だけでなく、あらゆる物事で「確実」なことなんて、たった一つのことを除いて、確実なことなんてありません。



その一つの事って、○ぬこと。




成功確率を高めて、失敗確率を抑えたいなら、



・理念を固まっているか?


・学習をしているか?


・健康か?


・運転資金は十分か?



です。



すぐに欲しい、リスクゼロで、片手間でやろう、手を抜きたい

そんなんじゃ、あなたはネットビジネスをすぐに辞めた方が

時間もお金も無駄にしません。





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うまくいかないネットショップには、

ターゲットに向けるメッセージに、2つの勘違いをしていることが高確率であります。



勘違い1、 ターゲット不在の強みをメッセージにしている


勘違い2、 訴求点を、絞っていない



販売者として伝えたいアピールが、

ターゲット不在とは「アピール内容がターゲットの喜びになっていない」という事です。


自社にとって、いくらすごい事でも、消費者にとって、関心が薄い事では商品にもネットショップにも好意は抱かれません。



セールスメッセージは、「お客の喜びになっている」事が条件です。




また、訴求点が絞れていない「何でも屋」状態のメッセージでは、

見込み客の心に響かず、購入行動には絶対に移りません。



なぜなら、「何にでもいい」「何でもある」というようなメッセージは、受け手にとって、ピンと来ないからです。



「うちのお店には何でもあるよ」→聴いても何にもイメージ出来ない


「この薬は何でも効くよ」→自分にとって必要なものか、ピンと来ない




セールスメッセージは、

ターゲットの重視ポイントの中で、

あなたが欲しい顧客に合わせた訴求点を一つに絞って、伝えましょう。





例えば


「しみ・そぼかすに効く」が

セールスメッセージの「ハイチオールC」は、二日酔いにも効くんですよ。

でも、二日酔いの訴求には、コストをほとんどかけないようにしています。



「ネット通販コンサルタント」は

ネットじゃなくても、コンサルできますが、

総合通販コンサルとは言っていません。




新規客を獲得するためには、

ターゲットにとって「わかりやすいメッセージ」「伝わるメッセージ」にします。




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フェイスブック広告についてです。


フェイスブックへの広告掲載の最大の利点は、何と言っても、細かなターゲッティングが出来る事ですね。


広告掲載の際の注意点は、
基本中の基本のフェイスブックは、SNSでコミュニケーションツールであるから、セールスぽくしない事。


チラシみたいな広告画像では効果はゼロです。


《なんだ、広告だったんだ》と、後で思わせる仕掛けを創造しましょう。


ソーシャルメディアで、売り込みにあうなんて、みんな嫌ですから!


再三書いているのが、ネット通販ショップサイトの会社概要のコンテンツは非常に重要だという事。


特に、値段第一ではない優良客を獲得したいなら、なおさらです。


会社概要は、あなたのショップのプロフィール。


プロフィールは経歴書や履歴書ではありません。


あなたや、あなたのネットショップのポジショニングと、キャラを、ターゲットに知らせるためのコンテンツが会社概要ですし、ショップ名やサイト名も同様です。


ターゲットに共感されると転換率が高まります。そして、離脱率が抑えられます。


会社概要は
ターゲットに、どう思われたいのか、あなたのネットショップはターゲットにとって、どんな立ち位置なのか、を知らせる、キラーコンテンツです。



そして、キャラ設定には違和感が大切です。《なにぃ、それ!》と意識を動かすスパイスが、ターゲットに次の行動を積極的に促します。


例えば「よし、良さそうな会社だ。では次に」と滞留時間が増えていく役割を会社概要は果たします。


登記簿謄本をそのまま書いているだけでは、あなたはターゲットである見込み客の意識に働きかける事は全然出来ていないでしょう。