【テニス】全仏で錦織が3年連続初戦突破 加藤、日比野、大坂は敗退
 テニスの四大大会第2戦、全仏オープン第3日は30日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス1回戦で世界ランキング9位の第8シード、錦織圭(日清食品)が世界ランク外のタナシ・コッキナキス(オーストラリア)に4-6、6-1、6-4、6-4で逆転勝ちし、3年連続で初戦を突破した。2回戦でジェレミー・シャルディー(フランス)と対戦する。女子シングルス1回戦で予選を勝ち抜いて四大大会初の本戦出場を果たした世界199位の加藤未唯(佐川印刷)は121位のテイラー・タウンゼント(米国)に4-6、0-6で敗れた。日比野菜緒(ルルルン)は第28シードのキャロリン・ガルシア(フランス)に2-6、2-6でストレート負けし、大坂なおみ(日清食品)はアリソン・バンアイトバンク(ベルギー)に3-6、5-7で屈した。(共同)

テニス=全仏OPで杉田は初戦敗退、ナダルは勝利
[29日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは29日、パリで男子シングルス1回戦を行い、杉田祐一は第25シードのスティーブ・ジョンソン(米国)に3―6、3―6、7―6、7―6、3―6で敗戦。四大大会での初勝利はならなかった。試合は杉田がセットカウント1─2とビハインドの状況で、日没のため前日から順延となっていた。同大会通算9回の優勝を誇る第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)はブノワ・ペア(フランス)にストレート勝ち。第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第5シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)も2回戦に進んだ。

テニス=全仏オープン、奈良が勝利 クビトバも復帰戦白星
[パリ 28日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは28日、パリのローランギャロスで女子シングルス1回戦を行い、奈良くるみはアマンダ・アニシモバ(米国)に3─6、7─5、6─4で勝利した。2回戦ではビーナス・ウィリアムズ(米国)と対戦する。昨年12月にチェコの自宅でナイフを持った人物に襲われ、利き手である左手に重傷を負って緊急手術を受けて以来、5カ月ぶりの復帰戦となったペトラ・クビトバ(27、チェコ)はジュリア・ボザラップ(米国)を6─3、6─2で下し、2回戦進出を決めた。

テニス=全仏オープン、ダニエルが2回戦へ
[28日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは28日、パリのローランギャロスで男子シングルス1回戦を行い、予選から勝ち上がったダニエル太郎はイエジ・ヤノビチ(ポーランド)に6─4、6─4、6─4で勝利を収め、2回戦に進出した。昨年ベスト4で第6シードのドミニク・ティエム(オーストリア)は、バーナード・トミック(オーストラリア)にストレート勝ちした。第11シードのグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)、第16シードのリュカ・プイユ(フランス)らも勝ち上がった。

テニス=全仏OPで土居は敗退、前回王者ムグルサは白星発進
[パリ 29日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは29日、パリで女子シングルス1回戦を行い、土居美咲はサラ・エラニ(イタリア)に6─7、1─6で敗れた。前回王者で第4シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)は2010年大会の覇者フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)をストレートで下した。次戦でアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦する。このほか、第2シードのカロリナ・プリスコバ(チェコ)、第11シードのキャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)、第13シードのクリスティナ・ムラデノビッチ(フランス)が順当勝ちを収めた。

テニス=ウィンブルドン予選が欧州で初放映
[ロンドン 28日 ロイター] - テニスの四大大会、ウィンブルドン選手権の予選が欧州で初めてテレビ中継されることが発表された。スポーツ専門放送局の「ユーロスポーツ」が契約を結んだ。予選は、英国のローハンプトンで6月26日から29日にかけて行われ、先月ドーピング違反による1年3カ月間の出場停止処分から復帰したマリア・シャラポワ(ロシア)が出場する。本戦は7月3日開幕。









自動車=佐藤がインディ500優勝、日本人初
[28日 ロイター] - 米国の自動車レース、第101回インディアナポリス500マイル(インディ500)は28日、米インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウエーで決勝を行い、元F1ドライバーの佐藤琢磨(40)が日本人初優勝を果たした。F1で個人総合優勝2回のフェルナンド・アロンソ(スペイン)は、27周でラップリーダーとなったが、179周でホンダエンジンがトラブルを起こした。

自動車=インディ500優勝の佐藤、米記者の批判ツイートが物議
[デンバー 30日 ロイター] - 米国の自動車レース、第101回インディアナポリス500マイル(インディ500)で佐藤琢磨(40)が優勝したことについて、米新聞記者が批判的なツイートを投稿し、物議をかもした。佐藤は28日の同レースで日本人初優勝を達成。これに対し、米紙デンバー・ポストのベテランスポーツ記者、テリー・フレイ氏は「個人的な批判をするつもりはないが、メモリアルデー(戦没者追悼記念日)の週末に日本人ドライバーがインディ500で優勝したことはとても不愉快」とツイートした。しかし同氏はソーシャルメディア上の反応を受け、同日に「佐藤琢磨に謝りたい」とツイート。「第二次世界大戦での敵国のひとつ(日本)を引き合いに出したのは馬鹿げていた」と謝罪した。かつて同氏の父親が日本軍と戦ったのだという。デンバー・ポスト紙は29日、ウェブサイト上に謝罪文を掲載。詳細は明かされていないが、フレイ氏はもう同紙の従業員ではないという。

F1=メルセデス代表、フェラーリ勢の速さ認める
[モナコ 29日 ロイター] - 自動車レースF1、メルセデスのトト・ウォルフ代表は、今季の総合優勝争いでフェラーリに遅れを取っていることを認めた。28日に行われた今季第6戦、モナコ・グランプリ(GP)決勝ではセバスチャン・フェテル(ドイツ)が今季3勝目をマーク。キミ・ライコネン(フィンランド)が2位に入り、フェラーリ勢が2010年以来のワンツー・フィニッシュを飾った。この結果、総合首位のフェテルは129ポイントに。2位ルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)との差を25に広げた。フェラーリは196ポイントでコンストラクターズ部門でもトップ。メルセデスは179ポイントで2位となった。ウォルフ氏はレースについて「フェラーリの勝利は妥当な結果。彼らのマシンは誰よりも速かった」とコメントした。メルセデスは過去3シーズン連続で個人総合とコンストラクターズ部門の両方を制している。

F1=ハミルトン「フェテルはシューマッハー氏と同じ特別待遇」
[モナコ 28日 ロイター] - 自動車レースF1、メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)は、今季第6戦、モナコ・グランプリ(GP)で16年ぶりにフェラーリに優勝をもたらしたセバスチャン・フェテル(ドイツ)がミヒャエル・シューマッハー氏(ドイツ)と同じ特別待遇を受けていると話した。シューマッハー氏は、2000年から2004年にかけてフェラーリで5タイトルを獲得し、F1で最も成功を収めたドライバーとされているが、フェラーリでは彼中心の体制が作られていたことは広く知られている。ハミルトンは「フェラーリがナンバーワンドライバーを選んだのは明らかだ。全ての決勝レースで、セバスチャンが最大限にレースに臨めるよう最善を尽くしている」と話した。4度世界チャンピオンに輝いたフェテルは今季6戦中3勝を挙げ、個人総合2位のハミルトンに25ポイント差で首位に立っている。

F1=アロンソの代役バトン、「今後の出場への意欲はない」
[モナコ 29日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第6戦、モナコ・グランプリ(GP)で1戦限りの復帰を果たしたジェンソン・バトン(37、英国)は、今後のレースに出場したいという気持ちがないことを明かした。2009年の総合王者であるバトンは、昨シーズンまで所属していたマクラーレン・ホンダのドライバーとしてモナコGPに出場。インディアナポリス500マイル(インディ500)にスポット参戦したフェルナンド・アロンソ(スペイン)の代役を務めたが、ほかのマシンと接触してリタイアした。バトンは同GPでの結果について、「今後のレースに出場したいという意欲につながらなかったことは確か」と述べた。バトンは28日のレース前、今シーズン中に再び代役を務める可能性があるかどうかとの質問に対し、「どうなるか分からないが、その予定はない」と答えていた。

サッカー=ウォルフスブルク、ブンデス残留が決定
[29日 ロイター] - サッカーのドイツ1部、ブンデスリーガは29日、入れ替え戦の第2戦を行い、1部の16位ウォルフスブルクが2部で3位のブラウンシュバイクに1─0で勝利。2戦合計2─0で残留を決めた。ホームで先勝していたウォルフスブルクは、後半4分にゴール前のこぼれ球をビリーニャが押し込んで先制。これが決勝点となった。敗れたブラウンシュバイクは2部にとどまることに。1部からインゴルシュタットとダルムシュタットが降格する。

サッカー=バルセロナ、新監督にバルベルデ氏
[バルセロナ 29日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、バルセロナは29日、元ビルバオのエルネスト・バルベルデ氏(53)が新監督に就任すると発表した。バルセロナではルイスエンリケ監督が今シーズン限りで退任した。バルベルデ氏は1988年から1990年の間、バルセロナでプレー。監督としては2007年にエスパニョールをUEFAカップ(現在の欧州リーグ)決勝へと導いたほか、オリンピアコス(ギリシャ)では3回のリーグ優勝を果たした。同氏は2013年からビルバオを指揮。過去6シーズン中、5シーズンで欧州カップ戦出場権を獲得した。

サッカー=ジエゴ・コスタ、中国行きを否定
[28日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーのFWジエゴ・コスタは、高額な報酬が得られる中国クラブへの移籍に興味はないと話した。コスタは「様々なことが言われていて、中国の話も出ているが、来年にはワールドカップ(W杯)がある。もし中国に行けば、出られるチャンスはなくなるだろう」と理由を語った。コスタは最近、天津権健への移籍が噂されている。また、コスタは「もしクラブが私を売りたいのなら、行きたいクラブが1つある」と語り、3年前まで所属していたアトレチコ・マドリード(スペイン)が意中のクラブであると認めた。コスタは2013年にブラジル代表として2試合に出場したが、その1年後にスペインの市民権を得てスペイン代表になり、14年W杯に参加した。











【F1】フェテルが今季3勝目 モナコGP決勝
 自動車のF1シリーズ第6戦、モナコ・グランプリ(GP)は28日、モンテカルロで決勝が行われ、セバスチャン・フェテル(ドイツ、フェラーリ)が今季3勝目、通算45勝目を挙げた。2位にはチームメートのキミ・ライコネン(フィンランド)が続いた。フェラーリ勢のモナコGP制覇は2001年以来16季ぶり。マクラーレン・ホンダ勢はストフェル・バンドーン(ベルギー)、フェルナンド・アロンソ(スペイン)の代役として出場したジェンソン・バトン(英国)がともにリタイアした。(共同)

【競馬】レイデオロが優勝 日本ダービー
 28日に行われた第84回日本ダービー=東京優駿=(東京10R2400メートル芝18頭、GI)は2番人気のレイデオロ(クリストフ・ルメール騎乗)が2分26秒9で優勝し、1着賞金2億円を獲得した。ルメール騎手は史上2人目の3週連続GI制覇。2着は3番人気のスワーヴリチャード、3着は1番人気のアドミラブル。皐月賞馬アルアインは5着だった。

【大相撲】白鵬全勝V、最多13度目 高安は2連敗で11勝4敗
 大相撲夏場所千秋楽は28日、両国国技館で行われ、14日目に6場所ぶり38度目の優勝を決めた白鵬は、日馬富士との横綱対決を寄り切りで制し、自身の持つ史上最多記録を更新する13度目の全勝優勝を果たした。日馬富士は11勝4敗。大関昇進が事実上決定した関脇高安は、大関照ノ富士に小手投げで敗れ、2連敗で11勝4敗だった。照ノ富士は12勝目を挙げた。大関豪栄道は関脇玉鷲に敗れて6敗目。玉鷲は10勝5敗とした。小結御嶽海が殊勲賞、新入幕で10勝した阿武咲が初の三賞となる敢闘賞を受賞し、技能賞は高安と小結嘉風が獲得した。十両は錦木が10勝5敗で制した。名古屋場所は7月9日に愛知県体育館で始まる。

MLB=ダルビッシュ3敗目、イチローは代打で凡退
[27日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は27日、各地で試合を行い、レンジャーズのダルビッシュ有投手は、敵地でのブルージェイズ戦に先発登板。6回を投げて5安打、5四死球、4三振、3失点の内容で今季3敗目(5勝)を喫した。レンジャーズは1─3で敗れた。マーリンズのイチロー外野手は、地元でのエンゼルス戦の7回に代打で出場。1打数ノーヒットに終わった。マーリンズは2─5で負けた。

ゴルフ=池田は48位に後退、ディーン&デルーカ招待
[27日 ロイター] - 米男子ゴルフのディーン&デルーカ招待は27日、テキサス州フォートワースのコロニアルCC(パー70)で第3ラウンドを行い、33位から出た池田勇太は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で回り、通算3オーバーの213で48位タイに後退した。首位タイでスタートしたウェブ・シンプソン(米国)が67をマークし、通算9アンダーの単独首位とした。2打差でポール・ケーシー(英国)ら2選手が追う。昨年の同大会王者ジョーダン・スピース(米国)とことしのマスターズ・トーナメント覇者セルヒオ・ガルシア(スペイン)は首位と5打差の8位タイにつけた。

【ゴルフ】C・キムがツアー初優勝 ミズノOPゴルフ最終日
 ミズノ・オープン最終日は28日、岡山県JFE瀬戸内海GC(7404ヤード、パー72)で行われ、首位から出たチャン・キム(米国)がスコアを四つ伸ばして通算15アンダー、273でツアー初優勝、賞金2千万円を獲得した。5打差の2位はマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)。さらに3打差の3位にアダム・ブランド(豪州)が続いた。4位2人のうち世界ランキング上位の金庚泰(韓国)を加えた4人が全英オープン選手権(7月20~23日)の出場権を獲得した。日本勢の最高は通算4アンダーの古田幸希の6位で、宮里優作は9位だった。(出場61選手、晴れ、気温23・0度、南南西の風3・8メートル、観衆4345人)

【ゴルフ】リゾートトラスト・レディースは姜秀衍がPOを制す
 リゾートトラスト・レディース最終日は28日、奈良県オークモントGC(6538ヤード、パー72)で行われ、41歳の姜秀衍(韓国)が、通算9アンダーの207で並んだ藤田さいきと全美貞(韓国)とのプレーオフを1ホール目で制し、昨年6月以来の日本ツアー通算3勝目を挙げた。優勝賞金は1440万円。2打差の4位はサイ・ペイイン(台湾)。アマチュアの新垣比菜、川岸史果、木戸愛、仲宗根澄香ら9人が通算5アンダーの7位に入り、イ・ボミ(韓国)は40位に終わった。(出場57選手=アマ4、晴れ、気温22・4度、北西の風4・0メートル、観衆7040人)

【テニス】 全仏の女子シングルスでアンゲリク・ケルバーが完敗 1回戦で第1シード敗退は史上初の不名誉記録
 テニスの四大大会第2戦の全仏オープンで28日、女子シングルス優勝候補だったケルバーがマカロワに2-6、2-6と完敗し、不得意な赤土で昨年に続いて初戦で散った。第1シードの1回戦敗退は女子では史上初めてで、不名誉な記録となった。昨季は四大大会で全豪オープンと全米オープンを初制覇し、ウィンブルドン選手権で準優勝と活躍したが、今季はツアー大会を含めてタイトルがない。「1回戦からベストなテニスを」と臨んだが、苦しいシーズンを象徴するような敗戦だった。(共同)

テニス=バブリンカが連覇、ジュネーブ・オープン
[27日 ロイター] - 男子テニスのジュネーブ・オープンは27日、ジュネーブでシングルス決勝を行い、世界ランク3位で第1シードのスタン・バブリンカ(スイス)がミーシャ・ズベレフ(ドイツ)に4─6、6─3、6─3で逆転勝ちを収めて優勝した。バブリンカは2015年の全仏オープン王者。地元での大会で連覇を果たし、28日に開幕することしの全仏で再び優勝を目指すことになった。









サッカー=ドイツ杯でドルトムント優勝、香川はフル出場
[27日 ロイター] - サッカーのドイツ・カップ(杯)は27日、ベルリンで決勝を行い、香川真司が所属するドルトムントがアイントラハト・フランクフルトを2─1で下し、優勝した。香川はフル出場を果たした。ドルトムントは試合序盤に先制。同29分に追いつかれたが、後半にガボン代表ピエール・エメリク・オーバメヤングのPKで勝ち越した。ドルトムントが同大会で優勝したのは2012年以来。

サッカー=アーセナルがFA杯優勝、チェルシーは2冠ならず
[ロンドン 27日 ロイター] - サッカーのイングランド協会カップ(FA杯)は27日、ロンドンのウェンブリー競技場で決勝を行い、アーセナルがチェルシーを2─1で下し、過去4シーズンで同大会3回目の優勝を果たした。アーセナルは前半4分にアレクシス・サンチェスのゴールで先制。後半31分にチェルシーのジエゴ・コスタに同点ゴールを決められたが、その3分後にアーロン・ラムジーが決勝ゴールを奪った。アーセナルは同大会最多13回目の優勝。アーセン・ベンゲル監督は「最初から最後まで素晴らしいパフォーマンスだった」とチームをたたえた。プレミアリーグ王者チェルシーは本命とみられていたが、決定力を欠き、シーズン2冠目はならなかった。

サッカー=バルセロナが3連覇、スペイン国王杯
[27日 ロイター] - サッカーのスペイン国王杯は27日、マドリードで決勝を行い、バルセロナがアラベスを3─1で下して優勝。今季限りで退任するルイスエンリケ監督の花道を3連覇で飾った。バルセロナは前半30分にリオネル・メッシのゴールで先制。その3分後に同点ゴールを許したが、同45分にネイマールが勝ち越しゴールを決め、前半終了間際にパコ・アルカセルが得点してリードを広げた。メッシは国王杯決勝の通算4試合でゴールを決めたことになり、1950年代のテルモ・ザラ(ビルバオ)の記録に名を連ねた。ネイマールも同決勝で3年連続ゴールを決め、1960─62年のフェレンツ・プスカシュ(レアル・マドリード)以来の快挙を達成した。

サッカー=PSGがフランス杯優勝、オウンゴールが決勝点
[27日 ロイター] - サッカーのフランス・カップ(杯)は27日、サンドニで決勝を行い、パリ・サンジェルマン(PSG)がアンジェを1─0で下して優勝した。PSGは試合終了間際、コーナーキックが相手のオウンゴールにつながり、劇的な勝利を収めた。PSGはフランス・リーグ杯と合わせてシーズン2冠を達成。国内リーグでは王者モナコとは勝ち点8差の2位に終わり、欧州チャンピオンズリーグではベスト16で敗退した。

サッカー=王者ユベントス、最終節を勝利で飾る
[27日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエAは27日、各地で試合を行い、既に今季優勝を決めているユベントスはボローニャを2─1で下し、最終節を勝利で飾った。ユベントスは後半7分に先制点を奪われたが、同25分にパウロ・ディバラが同点ゴール。終了間際にモイゼ・ケアンが決勝ゴールを決めた。38試合を消化してユベントスは勝ち点を91に積み上げた。28日には同84の2位ローマがジェノアと、同83の3位ナポリがサンプドリアと対戦する。

サッカー=アーセナル監督、FA杯優勝は「去就に影響ない」
[ロンドン 27日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督(67)は、イングランド協会カップ(FA杯)での優勝は自身の去就には影響しないとの考えを示した。アーセナルは27日、FA杯決勝でプレミアリーグ王者チェルシーを2─1で下して優勝。ベンゲル監督は同大会最多7回目の優勝を果たしたが、今季国内リーグでは5位に終わり、就任した1996年以来、初めて4位以内を逃した。同監督が来季も続投するべきかどうかについて、周囲の意見は割れている。ベンゲル監督は報道陣に対し、FA杯優勝は自身の去就に「何ら影響はない」とコメント。「過去20年間のこと、そしてクラブの未来について1試合の結果だけで判断するのは馬鹿げている」とし、「私はこのクラブのために最善を尽くしたいだけ」と語った。FA杯決勝で勝ち越しゴールを決めたアーロン・ラムジーは「彼にクラブに残ってほしい。来季も彼がここにいることを願っている」と、ベンゲル監督続投への希望を述べた。









【米女子ゴルフ】 野村敏京が5打差10位 畑岡奈紗は44位 ボルビック選手権第2日
 米女子ゴルフのボルビック選手権は26日、ミシガン州アンアーバーのトラビスポイントCC(パー72)で第2ラウンドが行われ、4バーディー、1ボギーの69で回った野村敏京が通算7アンダーの137で首位と5打差の10位につけた。3バーディー、2ボギーの71だった畑岡奈紗は通算3アンダーの44位で、横峯さくらは5バーディー、3ボギーの70で通算2アンダーの59位。上原彩子は5オーバーで予選落ちした。8バーディー、1ボギーの65をマークした朴城●(=火へんに玄)(韓国)が12アンダーで2位に2打差をつけてトップ。(共同)
■野村敏京の話「ショットもパットもいい。浮き沈みが少ないラウンドだったので(第3日以降も)こんな感じでプレーしたい」(共同)
■畑岡奈紗(44位)の話「カットラインは意識せず、上だけを見て頑張ろうと思った。調子が上向いてきているので、60台が出せるようにしたい。(引退の意向を表明した宮里藍は)私が米ツアーを目指すきっかけにもなったし、ずっと藍さんを目標にやってきた」
■横峯さくら(59位)の話「最後のバーディーで(予選を)通ることができた。あと2日間、久しぶりにプレーできることがうれしい。一つでも上に行けるように頑張りたい」
■上原彩子(予選落ち)の話「パターが入らなかった。(ラインが)読めなくて、タッチ感も合わすことができなかった。(宮里藍の今季限りでの引退表明を)聞いた時はすごくびっくりした。ジュニア時代から一緒に戦ってきた仲間なので、すごくショックが大きかった」(共同)

【米男子ゴルフ】 池田勇太が7打差33位で予選通過 ディーン&デルーカ招待第2日
 米男子ゴルフのディーン&デルーカ招待は26日、テキサス州フォートワースのコロニアルCC(パー70)で第2ラウンドが行われ、池田勇太は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算1オーバー、141の33位で予選を通過した。ダニー・リー(ニュージーランド)が7バーディー、1ボギーの64をマークして通算6アンダーとし、ウェブ・シンプソン、ケビン・キズナー、スコット・ピアシー(いずれも米国)とともに首位に立った。1打差の5位にセルヒオ・ガルシア(スペイン)ら4人。(共同)

【男子ゴルフ】C・キム首位、宮本5位 ミズノOP第3日
 ミズノ・オープン第3日(27日・岡山県JFE瀬戸内海GC=7404ヤード、パー72)2位から出たチャン・キム(米国)がこの日ベストスコアの67で回り、通算11アンダー、205で首位に立った。3打差の2位は前日首位の趙炳旻(韓国)で、日本勢は通算5アンダーの宮本勝昌の5位が最高。今季2勝の宮里優作と前週ツアー初制覇を果たした今平周吾は、トップと8打差の10位につけている。(出場61選手、晴れ、気温19.4度、南南西の風4.9メートル、観衆3198人)

【米シニアゴルフ】 崎山武志は暫定10位 全米プロシニア選手権第2日
 ゴルフの全米プロシニア選手権は26日、米バージニア州ポトマックフォールズのトランプナショナルGC(パー72)で第1ラウンド残りと第2ラウンドが行われ、崎山武志が2バーディー、2ボギーで4ホールを残して通算4アンダーで暫定10位となった。強風のため約40選手が競技を終えられなかった。第2ラウンドで1バーディー、4ボギー、1トリプルボギーの78と崩れた田村尚之は通算4オーバーで暫定70位。4バーディー、9ボギーで77の室田淳は5オーバー、2ホールを残す井戸木鴻樹は6オーバーに後退した。ベルンハルト・ランガー(ドイツ)が13ホールを終えて通算11アンダーで首位。(共同)

【女子ゴルフ】 宮里藍が現役引退へ 元世界1位、日本プロツアーけん引
 女子ゴルフで世界ランキング1位になるなど国内外で活躍する宮里藍(31)が26日、今季限りで現役を引退する意向を発表した。29日に都内で引退会見を行う。宮里は高校3年時だった2003年9月に仙台市で開催された「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で優勝。10月には史上初の高校生プロゴルファーに転身。これを機に一気に“藍ちゃん人気”に火がつき、現在の女子ゴルフブームの契機となった。米女子ツアーには06年から本格参戦。一時、スイング改造して調子を落とし、引退が頭をよぎるほどのスランプを経験した。しかし、09年7月のエビアン・マスターズで米女子ツアーを初優勝すると、12年まで9勝を挙げた。メジャー大会では09年の全英女子オープン、10年の全米女子プロ選手権で3位になったのが最高で、タイトルには手が届かなかった。最近はパッティングやショットの不調で2012年米ツアー、ウォルマートNWアーカンソー選手権以来優勝から遠ざかっていた。今年5月21日に閉幕した中京テレビ・ブリヂストンレディースで最終日に64を出し、6位に入り復調を印象づけていた矢先での引退表明となった。宮里は国内で14勝、海外では9勝を挙げた。









【F1】ホンダ勢は12、20番手 モナコGP予選
 自動車のF1シリーズ第6戦、モナコ・グランプリ(GP)は27日、モンテカルロで予選が行われ、マクラーレン・ホンダ勢はストフェル・バンドーン(ベルギー)が12番手、ジェンソン・バトン(英国)は最後尾の20番手から28日の決勝をスタートすることになった。バトンは予選で9番手に入ったが、パワーユニットの交換で降格処分を受けた。10番手のバンドーンも接触で降格。フェラーリ勢が上位を占め、キミ・ライコネン(フィンランド)がポールポジションを獲得し、2番手はセバスチャン・フェテル(ドイツ)だった。(共同)

F1=セナ氏のPP記録目前のハミルトン、「現実味ない」
[モナコ 26日 ロイター] - 自動車レースF1、メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)は、憧れの存在であるアイルトン・セナ氏(ブラジル)のポールポジション(PP)獲得回数まであと1つと迫っていることについて、現実味がないと述べた。ハミルトンは27日に行われる今季第6戦、モナコ・グランプリ(GP)の予選でPPを獲得すると、セナ氏の通算65回に並ぶ。通算勝利数ではすでにセナ氏の41勝を上回っており、総合優勝3回でセナ氏と並んでいる。今季5戦を終えてPPを3回獲得しているハミルトンは「彼(セナ氏)のPP記録にあと1つで並ぶなんて現実味がない」とコメント。さらに「プレッシャーは感じていない。たとえ今週末、記録に並べなくても、いずれまたPPを獲得できる」と余裕を見せた。F1のPP最多記録はミヒャエル・シューマッハー氏(ドイツ)の68回。

【大相撲夏場所】 白鵬が14戦全勝で6場所ぶり38度目V 高安は3敗目
 大相撲夏場所14日目は27日、東京・両国国技館で行われ、単独トップの横綱白鵬が2敗の大関照ノ富士を寄り切って初日から14連勝とし、自身の最多優勝記録を更新する6場所ぶり38度目の優勝を果たした。1差の力士がいないために1年ぶりの復活制覇が決定。白鵬が14日目までに優勝を決めるのは、自身の15日制での最多記録を塗り替える17度目。横綱日馬富士は大関豪栄道にはたき込まれ、3敗目を喫した。豪栄道は9勝目。大関昇進が確実な関脇高安は平幕正代に寄り倒され、11勝3敗となった。御嶽海と嘉風の両小結は勝ち越した。十両は錦木と安美錦が5敗でトップに並んだ。

【ラグビー】サンウルブズは11敗目 スーパーラグビー第14節
 スーパーラグビー(SR)第14節第2日は27日、東京・秩父宮ラグビー場などで行われ、日本チームのサンウルブズはチーターズ(南アフリカ)に7-47で敗れ、11敗目(1勝)を喫した。チーターズは3勝10敗。サンウルブズは前半に2トライを許して0-14で折り返した。後半開始早々にトライを奪われた後、ロックのワイクスがトライを奪い返したが、その後は好機を生かせず点差を広げられた。リーグ戦中断があり、サンウルブズの次戦は7月1日に敵地で行われるライオンズ(南アフリカ)戦となる。

【ボクシング】 村田諒太、現役続行へ「前向き」 ジャッジ2人は6カ月資格停止に
 プロボクシングWBA世界ミドル級王座決定戦で同級2位の村田諒太(31)=帝拳=が“不可解判定”により敗れた問題で、WBAのヒルベルト・ヘスス・メンドサ会長が25日(日本時間26日)、パナマで会見を開き、再戦を指示するとともに村田を負けとしたジャッジ2人を6カ月の資格停止処分とすることを発表した。村田はこの決定を受け、現役続行に前向きなコメントを発表した。(サンケイスポーツ)
 統括団体トップによる異例の再戦指示が、正式に下された。
 WBAのメンドサ会長は会見で、村田とアッサン・エンダム(33)=フランス=の再戦を命じた。両陣営が間に試合を挟まないダイレクトリマッチを求めた。さらに、村田の負けと採点したグスタボ・パディージャ(パナマ)、ヒューバート・アール(カナダ)のジャッジ2人を6カ月の資格停止処分とした。両氏がジャッジに復帰するには、WBAが課すテストをクリアしなければいけないという。メンドサ会長は再発防止の改革案も提示した。地域タイトルなどの試合で試験的に4人目のジャッジ、立会人による採点を導入するものだ。判定に“問題”がある場合、両陣営から要求できるほか、引き分けの場合に使用される。同会長は「効果的であれば、世界戦でも適用するだろう」と話した。村田はこの日、WBAの再戦指示について「世間の声に素早く反応いただいたことに感謝申し上げます」とするコメントをマネジメント会社を通じて発表した。所属の帝拳ジムは、他団体のWBOとWBCから村田に対してオファーがあることを既に明かしている。さらに、2人のジャッジの処分がなければ「再戦には応じない」意向も示していた。村田は今後について「帝拳ジムと話し合いをしている最中」とした上で、「ボクシングに対する情熱も失われていない。再戦指示も今後を考える重要な材料の一つとしてとらえ、前向きな答えを出したい」。再戦も視野に、近く結論を出すとみられる。 (伊藤隆)
■村田-エンダム戦VTR
 20日に東京・有明コロシアムで行われた試合で村田は序盤からガードを固め、エンダムは手数多くジャブを放った。村田は4回、右ストレートを打ち込みダウンを奪う。その後もエンダムをロープに追い込み強打を浴びせる場面もあった。判定は3人のうち1人が117-110で村田、残る2人は116-111、115-112でエンダムを支持。有効打より手数の多さを重視したとみられる。WBA会長はツイッターで、自らの採点では村田の勝ちだったとして村田陣営に謝罪した。

【競馬】 アドミラブルは〔8〕枠(18)番 日本ダービーの枠順決まる
 3歳世代の頂点を決める“競馬の祭典”第84回日本ダービー=東京優駿、GI=は28日に東京・府中市の東京競馬場で2400メートル芝コースに18頭が出走して行われる。その枠順が25日に決まり、3連勝で青葉賞を制したアドミラブルは大外の〔8〕枠(18)番に入った。皐月賞馬アルアインは〔4〕枠(7)番、同5着のレイデオロは〔6〕枠(12)番、共同通信杯優勝のスワーヴリチャードは〔2〕枠(4)番からのスタートになった。馬券は26日に新宿、後楽園、難波、梅田の4ウインズで前々日発売、27日から全国で前売りされる。
       ◇
〔1〕(1)ダンビュライト  57武 豊
〔1〕(2)アメリカズカップ 57松若風
〔2〕(3)マイスタイル   57横山典
〔2〕(4)スワーヴリチャード57四位洋
〔3〕(5)クリンチャー   57藤岡佑
〔3〕(6)サトノアーサー  57川田将
〔4〕(7)アルアイン    57松山弘
〔4〕(8)トラスト     57丹内祐
〔5〕(9)マイネルスフェーン57柴田大
〔5〕(10)ベストアプローチ 57岩田康
〔6〕(11)ペルシアンナイト 57戸崎圭
〔6〕(12)レイデオロ    57ルメール
〔7〕(13)カデナ      57福永祐
〔7〕(14)ジョーストリクトリ57内田博
〔7〕(15)ダイワキャグニー 57北村宏
〔8〕(16)キョウヘイ    57高倉稜
〔8〕(17)ウインブライト  57松岡正
〔8〕(18)アドミラブル   57Mデムーロ











【サッカー】 日本、イタリアと2-2で3位も16強入り U-20W杯第8日
 サッカーのU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)韓国大会第8日は27日、天安などで1次リーグC、D組の最終戦が行われ、日本はイタリアと2-2で引き分け、1勝1分け1敗の勝ち点4でD組3位となり、前回出場の2007年以来となる決勝トーナメント進出を決めた。16強による1回戦で30日にB組1位のベネズエラと対戦する。日本は序盤に2点を失ったが、前半22分に堂安(G大阪)が1点を返すと、後半5分にも堂安が同点ゴール。1次リーグ全6組の3位の中で、成績上位の4チームに入ることが確定した。勝ち点4のイタリアが得失点差で2位に入り、南アフリカと引き分けたウルグアイが勝ち点7で1位。C組はポルトガルがイランを2-1で破り、勝ち点4の2位で16強入り。ザンビアがコスタリカに0-1で敗れたが同6で首位を守り、同4のコスタリカは3位で1次リーグを突破した。(共同)

サッカー=マンCがポルトガル代表シルバ獲得、モナコから
[26日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティー(マンC)は26日、モナコ(フランス)のポルトガル代表MFベルナルド・シルバ(22)を獲得したと発表した。移籍金額は4300万ポンド(約61億2000万円)と報じられている。マンCには7月1日に入団するという。シルバは今季、モナコの17年ぶりのリーグ優勝に貢献。同選手はベンフィカ(ポルトガル)の下部組織出身で、バルセロナ(スペイン)のスター選手、リオネル・メッシにちなんで「リトル・メッシ」のニックネームで親しまれた。ポルトガル代表では12キャップを獲得している。マンCは今季、欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でモナコに敗退。ジョゼップ・グアルディオラ監督は対戦前、シルバについて「頭が良くて、フィジカルが強い。中盤のどこでもプレーできる優秀な選手」と高く評価していた。

サッカー=チェルシーのコンテ監督、「何年もとどまりたい」
[26日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーのアントニオ・コンテ監督は就任1年目の今シーズン、リーグ優勝を達成。長年にわたり同チームにとどまりたいと述べた。インテル(イタリア)が同監督の引き抜きに関心を示しているが、同監督は記者会見で「現時点で私の状況は明確。チェルシーとの契約が2年残っている。クラブが契約を延長してくれるなら、それに応じる気持ちがある」と話した。また、「今シーズンのことをハッピーに思う。ここに何年もとどまりたい」とした上で、「われわれの仕事は結果次第。努力を続けて、ここに長くいられることを願っている」と語った。チェルシーは27日、シーズン2冠をかけてイングランド協会カップ(FA杯)決勝でアーセナルと対戦する。

MLB=ヤンキース田中、8回途中1失点も4敗目
[26日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は26日、各地で試合を行い、ヤンキースの田中将大投手は、地元でのアスレチックス戦に先発登板。7回1/3を投げて5安打、無四球、13三振、1失点の内容で今季4敗目(5勝)を喫した。ヤンキースは1─4で敗れた。マーリンズのイチロー外野手は、地元でのエンゼルス戦の7回に代打で出場。セカンドゴロに倒れ、1打数ノーヒットに終わった。マーリンズは8─5で勝利した。

【プロ野球】神9-2D 糸井が4打点
 阪神は三回に糸井の3ランと福留の2ランで5点を先行。その後も着実に加点した。糸井は四回にも適時内野安打を放ち計4打点。青柳は粘りの投球で、6回2失点(自責点0)で今季初勝利。DeNAは先発クラインの乱調が響いた。

【プロ野球】 「さや姉」と一緒に「六甲おろし」合唱 阪神優勝へ一役 甲子園のビジョンに初登場
 「さや姉」と一緒に甲子園で六甲おろしを合唱しよう-。人気アイドルグループNMB48の山本彩さんが六甲おろしを歌う球場演出映像「みんなで六甲おろし2017 リードボーカルNMB48山本彩バージョン」が27日の阪神-DeNA戦の試合前に甲子園のビジョンに初めて登場した。今季は開幕から大阪出身の人気歌手・矢井田瞳さんが六甲おろしを歌う映像が流れていたが、27日からは「山本彩バージョン」もランダムに流れるという。熱狂的な阪神ファンである山本彩さんは“オシャレにかわいく”タイガースを応援する「TORACO」の応援隊長。シーズンを通して全国の“タイガース女子”に応援の楽しさを発信する活動を行っている。











NBA=ジェームズ、プレーオフ通算得点でMJ抜き歴代1位に
[26日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)、キャバリアーズのレブロン・ジェームズ(32)は、25日に行われたプレーオフの東カンファレンス決勝、セルティックスとの第5戦で35得点を挙げ、プレーオフ通算得点で歴代トップに躍り出た。これまでの首位はマイケル・ジョーダン氏の5987得点。ジェームズは第3クオーターに3ポイントシュートを決めてこの日29点目とし、記録を抜いた。この試合で通算5995点まで記録を伸ばした。キャバリアーズはセルティックスに135─102で勝利し、シリーズ通算4勝1敗でNBAファイナル進出決定。3年連続で西カンファレンス覇者のウォリアーズと王座を争うことになった。ジェームズは試合後、自分が背番号23をつけているのはジョーダン氏がいたからだとし、「彼のおかげでバスケットが好きになったが、マイケル・ジョーダンはほとんど神のような存在であり、彼のようになれるなんて思ったことはまったくなかった」と語った。

【バスケットBリーグ】初代王者は栃木 川崎を85-79で下す
 バスケットボール男子のBリーグは27日、東京・国立代々木競技場で一発勝負のチャンピオンシップ(プレーオフ)決勝を行い、元NBA選手の田臥を擁する東地区1位の栃木が85-79で中地区1位の川崎を破り、初代王者に輝いた。前半を43-37とリードして折り返した栃木は第3クオーターに逆転を許したが、最終クオーターにはこの日両チーム最多の25得点をたたき出したギプスが次々とシュートを決めて再逆転に成功。最後は6点差を付けて逃げ切り、賞金5千万円を獲得した。チャンピオンシップのMVPには決勝で21得点した栃木の古川が選ばれた。

テニス=全仏の大本命はナダル、通算10回目の優勝に挑戦
[26日 ロイター] - テニスの四大大会の第2戦、全仏オープン(28日開幕)、男子シングルスでは同大会9回優勝の実績を誇るラファエル・ナダル(30、スペイン)がピーク時の力を取り戻し、満を持して同大会10回目の優勝に挑戦する。ナダルは今季、得意なクレーコートで行われたモンテカルロ、バルセロナ、マドリードでのトーナメントを制覇した。ことしの全仏はロジャー・フェデラー(スイス)がウィンブルドン選手権に備えて欠場。昨年の王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)はようやく本来の動きを取り戻しつつある状態で、世界ランク1位のアンディ・マリー(英国)も不調。新世代のドミニク・ティエム(オーストリア)とアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)らが対抗に挙げられるなか、ナダルが本命視されている。メジャー大会7回優勝の実績を持つジョン・マッケンロー氏はロイターに対し、「全盛期に戻ったと言うのは難しいが、ナダルはすばらしいテニスをしている」とコメントした。ナダルは1回戦でブノワ・ペア(フランス)と対戦。順調に勝ち進めば準決勝で第2シードのジョコビッチと当たる組み合わせとなっている。

テニス=錦織は1回戦でコッキナキスと、全仏OP組み合わせ
[パリ 26日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープン(28日にパリで開幕)のシングルスの組み合わせが26日に決定。男子1回戦では、世界ランク9位で第8シードの錦織圭がタナシ・コッキナキス(オーストラリア)と対戦することになった。杉田祐一は第25シードのスティーブ・ジョンソン(米国)と対戦する。世界ランク1位で第1シードのアンディ・マリー(英国)はアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)、前回王者で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)はマルセル・グラノリェルス(スペイン)、同大会9回の優勝を誇る第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)はブノワ・ペア(フランス)と戦う。女子1回戦では、大坂なおみが予選を勝ち上がったベルギー選手と対戦。世界ランク1位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)はエカテリーナ・マカロワ(ロシア)、連覇を目指す第4シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)は2010年大会の覇者フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)と当たる。

【テニス】 加藤未唯は世界131位と初戦 全仏の男女単出場者出そろう
 28日にパリで開幕するテニスの四大大会第2戦、全仏オープンのシングルス出場者が26日に出そろい、女子で予選を突破して初の四大大会本戦出場を果たした世界ランキング196位の加藤未唯(佐川印刷)は1回戦で世界131位のテイラー・タウンゼント(米国)と対戦することが決まった。男子で予選を勝ち上がった世界102位のダニエル太郎(エイブル)は初戦で164位のイエジ・ヤノビチ(ポーランド)と顔を合わせる。(共同)

テニス=錦織は決勝進出ならず、ジュネーブOP
[26日 ロイター] - 男子テニスのジュネーブ・オープンは26日、ジュネーブでシングルス準決勝を行い、世界ランク9位で第2シードの錦織圭は世界33位のミーシャ・ズベレフ(ドイツ)に4─6、6─3、3─6で敗れた。ズベレフは2010年モーゼル・オープン以来の決勝進出。初優勝をかけて第1シードのスタン・バブリンカ(スイス)に挑戦する。
■錦織圭の話「アンフォーストエラー(ミス)がいつも以上に多いのは明らかなので減らしたい。(右手首故障で約1カ月半も戦線離脱したが)ちょっとずつ試合勘は良くなっている。なるべくポジティブに来週(の全仏オープン)を迎えたい」(共同)

テニス=土居が負傷で途中棄権、全仏の前哨大会準決勝
[26日 ロイター] - 女子テニスのニュルンベルク・カップは26日、ドイツのニュルンベルクで試合を行い、シングルス準決勝で土居美咲は世界ランク19位で第1シードのキキ・ベルテンス(オランダ)との試合を第2セット途中で腹部の負傷のために棄権した。世界64位の土居は第1セットを2─6で落とし、第2セットの第1ゲームも失っていた。同大会はクレーコートで行われる全仏オープンの前哨戦のひとつ。ベルテンスは、決勝でバルボラ・クレチコバ(チェコ)と対戦する。











NBA=キャバリアーズ、3年連続ファイナル進出
[25日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)は25日、プレーオフカンファレンス決勝(7回戦制)の試合を行い、東カンファレンス2位のキャバリアーズが同1位のセルティックスを135─102で下し、4勝1敗で3年連続のファイナル進出を決めた。キャバリアーズは第1クオーターを16点リードで終えると、その後も優位に試合を進めていった。レブロン・ジェームズが35得点8アシスト8リバウンドを記録し、マイケル・ジョーダン氏の持っていたプレーオフ最多得点記録を塗り替えた。ジェームズは7年連続ファイナル進出。カイリー・アービングが24得点7アシスト、ケビン・ラブが15得点11リバウンドをマークした。ファイナルは3年連続してウォリアーズとの対戦となる。

MLB=ドジャース前田が4勝目、逆転打で勝利に貢献
[25日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は25日、各地で試合を行い、ドジャースの前田健太投手は、地元でのカージナルス戦に先発登板。5回を7安打、3四死球、4三振、3失点の成績で、今季4勝目(2敗)を挙げた。打撃では、1点を追う4回に逆転の2点適時打を放った。ドジャースは7─3で勝った。アストロズの青木宣親外野手は、地元でのタイガース戦に9番・左翼で先発出場。3打数2安打をマークした。アストロズは7─6で勝利した。

テニス=ジュネーブOP、錦織は準決勝進出
[25日 ロイター] - 男子テニスのジュネーブ・オープンは25日、ジュネーブでシングルス準々決勝を行い、第2シードの錦織圭(27)はケビン・アンダーソン(南アフリカ)に勝利し、準決勝進出を果たした。錦織は、第3セットの第10ゲームで0─40と3本連続のマッチポイントに追い込まれたが、そこから見事な立ち直りを見せ、アンダーソンを2─6、6─4、7─6で下した。26日の準決勝では、第5シードのスティーブ・ジョンソン(米国)をストレートで下したミーシャ・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。そのほか、第1シードのスタン・バブリンカ(スイス)とアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)もそれぞれ勝ち上がった。

テニス=ベッカー氏「マリーのスランプはミステリアス」
[ロンドン 25日 ロイター] - テニスの四大大会で6度優勝に輝き、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のコーチも務めたボリス・ベッカー氏は、アンディ・マリー(30、英国)のスランプについて首を傾げた。世界ランク1位のマリーは昨季、ウィンブルドン選手権やイタリア国際などで優勝を収め、全仏オープンでは自身初の決勝進出を果たした。公式戦24連勝を記録し、昨年11月にはノバク・ジョコビッチ(セルビア)からトップの座を奪い取ったマリーだったが、今季はまだ1タイトルしか取れていない。ベッカー氏はこのスランプについて「マリーに今、何が起きているのか分からない。昨年、一昨年と彼は素晴らしかったが、今季はドバイを除いては、昨年のレベルからは程遠い。世界ランク1位の選手でこれほど低迷する選手は記憶にない。少しでも勝利を挙げ、自信を取り戻す必要がある」とテレビの取材で話した。また、ベッカー氏の現役時代のライバル、ジョン・マッケンロー氏もロイターの取材で「アンディは昨年、世界1位を掴むために並々ならぬ努力とエネルギーを注いだ。達成したことでモチベーションを維持するのが難しくなったのかもしれない」と話した。

F1=フェテル、フリー走行でモナコ最速タイム更新
[モナコ 25日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第6戦、モナコ・グランプリ(GP)は25日、当地でフリー走行2回目を行い、総合首位のセバスチャン・フェテル(ドイツ、フェラーリ)がモナコGP史上最速タイムを更新した。4度世界チャンピオンに輝いたフェテルは最速の1分12秒720でトップタイムを記録し、1分13秒の壁を越えたモナコGP初のドライバーとなった。ダニエル・リカルド(オーストラリア、レッドブル・タグ・ホイヤー)が2位、キミ・ライコネン(フィンランド、フェラーリ)が3位と続き、2回目の上位6人全員が昨年のポールポジション(PP)の1分13秒622を上回るタイムを記録した。メルセデスは、前日の1回目で首位をマークした昨年優勝のルイス・ハミルトン(英国)が8位、バルテリ・ボッタス(フィンランド)が10位だった。









サッカー=日本代表、好調の久保や加藤ら新顔が招集
[25日 ロイター] - 日本サッカー協会は25日、2018年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のイラク戦などに臨むメンバーを発表し、ベルギー1部のヘント所属で好調の久保裕也、ブルガリアでプレーする加藤恒平などが選出された。ベロエ・スタラザゴラに所属する27歳の加藤は、浦和の宇賀神友弥、G大阪の三浦弦太とともに今回が代表初招集。一方、これまで招集されてきた西川周作(浦和)、森重真人(FC東京)、清武弘嗣(C大阪)は選外となった。バヒド・ハリルホジッチ監督は加藤の選出について、現地ブルガリアで4度視察し、ビデオでも1年ほど追跡してしていたと話し、アグレッシブでボールの奪い方を知っていると評価。今回招集しているC大阪の山口蛍に似たタイプだとし、パワーでは劣るもののパスを出す能力は高いと期待を寄せた。日本代表は6月7日に東京でシリア代表と国際親善試合を行った後、13日に中立地のテヘラン(イラン)でイラク代表と対戦する。

サッカー=ブンデス入れ替え戦、ウォルフスブルクが先勝
[25日 ロイター] - サッカーのドイツ1部、ブンデスリーガのウォルフスブルクは25日、ホームで1部2部入れ替え戦に臨み、2部で3位のブラウンシュバイクに1─0で先勝した。ウォルフスブルクは前半35分にマリオ・ゴメスがPKを決めると、これが決勝点となった。ただ、PKの判定が下された場面では、その前のプレーでゴメスが手でボールをコントロールしていたことが見逃されていた。第2戦は29日にブラウンシュバイクのホームで行われる。

サッカー=トッティがローマ退団を正式表明、「新たな挑戦」
[25日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエA、ローマのフランチェスコ・トッティ(40)は25日、ホームで28日に行われるジェノア戦を最後にクラブを退団すると正式に表明した。その後の進路について明かされていないものの、トッティは「月曜日(29日)からの新たな挑戦に向けて、準備はできている」と語った。ローマのスポーツディレクターのモンチ氏は既に、今季をラストシーズンとすることでトッティがクラブと合意しているとしていた。また、別の幹部は来季から「別の役割」でクラブにとどまると話していた。

サッカー=ガットゥーゾ氏、ユース指導でミラン復帰
[25日 ロイター] - サッカーの元イタリア代表MFジェンナロ・ガットゥーゾ氏(39)は25日、現役時代に13シーズン過ごしたイタリア・セリエAのACミランにユースチームの指導者として復帰することを発表した。ガットゥーゾ氏はテレビ番組で「自分としてはこれが正しい選択であり、後退ではない。私はビッグクラブに返り咲くことを願う偉大なクラブに復帰する。チーム一丸の精神を伝え、選手の成長を手助けしたい」と話した。ガットゥーゾ氏は2013年にシオン(スイス)で指導者人生をスタートしたが、わずか3カ月で解任。その後、当時イタリア2部のパレルモの監督に就任したが、ここではわずか6試合で解任された。14年にはクレタ(ギリシャ)の監督になったが、クラブの財政問題に直面し、6カ月でチームを離れた。15─16シーズンはイタリア3部だったピサを2部昇格に導いたが、今季降格し、今月初旬に退任した。

サッカー=岡崎レスターなど4クラブ、今夏に香港ツアー
[25日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグは25日、今夏に香港でアジアツアーを行い、岡崎慎司の所属するレスター、リバプール、ウェストブロミッジ、クリスタルパレスが参加することを発表した。プレミアリーグの最高経営責任者は「今夏、香港に戻れることを非常に喜んでいる。前回のツアーで香港のファン、地域全体が我々のクラブを熱心にサポートしていることが分かった。地元のファンにプレミアリーグの体験を提供する」と語った。4クラブによるトーナメントは7月19日から22日にかけて行われる。2003年から始まったが、参加クラブが全てプレミアリーグ所属なのは今回が初。香港で行われるのは2013年以来となる。