F1=アロンソ、「インディとのクロスオーバー、レースに寄与」
[ニューヨーク 24日 ロイター] - 自動車レースF1、個人総合優勝2回の実績を有し、28日決勝のインディアナポリス500(インディ500)にスポット参戦するフェルナンド・アロンソ(スペイン)は、両レースをクロスオーバーさせることは米国とF1のレース界双方に寄与すると述べた。アロンソは23日、ロイターに対し、「F1は北米を必要としており、北米はいま以上にF1を必要としている」とコメント。より多くのF1ドライバーがアロンソの挑戦に続いて両レースを経験することは「双方にとってメリットがある」と述べた。自身のスポット参戦により、スペインと欧州のファンのインディ500に対する興味は例年から800パーセント増加したとアロンソ。今まで見たこともないレースに出ることに対して多数のファンから感謝のメッセージがSNSを介して寄せられたという。またアロンソは、F1ドライバーを知ることによって米国のレースファンのF1への興味も増すだろうとコメント。米国本拠のリバティ・メディアがF1の新たなオーナーになったことで、米国でF1への関心が高まるように計画を練っているはずだと語った。

ゴルフ=ウッズが手術後初コメント、「引退の考えない」
[24日 ロイター] - 男子ゴルフの元世界ランク1位で、4月に4回目となる腰の手術を受けてツアーを離脱中のタイガー・ウッズ(41、米国)は24日、競技ゴルフから引退する考えはないと述べた。ウッズが受けた手術からの回復に必要な時間は通常6カ月とされている。ウッズは自身のウェブサイトで手術後初のコメントを発表し、「再びプロでプレーしたい」と明言。現在は動かせる範囲が限られ、あと2カ月半─3カ月は体をひねることができないが、「医師のアドバイスに従ってリハビリを行い、短期的なゴールの数々をクリアしていくことに集中している」と述べた。執刀医と理学療法士からは手術がうまくいったと伝えられたとウッズ。現在は歩行やエクササイズ、子供たちの学校への送り迎えをしているという。「急がずにその日その日を過ごしていくだけ」と語った。

テニス=世界1位マリー、モチベーション維持の苦しさを吐露
[24日 ロイター] - 男子テニスのアンディ・マリー(英国)は、今季調子を落としていることについて、昨年世界ランク1位に躍り出てからモチベーションの維持に苦しんでいることが理由だと述べた。マリーは24日、パリで行われたイベントに、リオ五輪柔道男子100キロ超級金メダリストのテディ・リネール(フランス)と登場。何年もトップの座を維持してきたリネールをたたえ、「昨年末に世界1位の座に就いたが、今年はモチベーションの維持と新たな目標設定に苦しむことがある」と告白した。マリーは昨年公式戦24連勝を果たし、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を王座から追い落とした。ところが今季開幕からの勝率は70.8パーセントで、世界1位の選手としては1999年のピート・サンプラス(米国)以来の低い数字となっている。28日開幕の全仏オープンを控え、マリーは「グランドスラムになれば、たとえその前が不調でも特別なやる気を感じる」とコメント。いいトーナメントにしたいと意気込んだ。

【テニス】 シャラポワが主催者推薦で出場 8月のロジャーズ・カップ…全米OPの前哨戦
 8月にカナダで開催されるテニスのロジャーズ・カップの主催者は23日、元世界ランキング1位でドーピング違反による1年3カ月の資格停止処分から4月に復帰したマリア・シャラポワ(ロシア)に推薦での出場資格を与えると発表した。ハードコートで行われるロジャーズ・カップは全米オープンの前哨戦の一つで、今年は女子がトロント、男子がモントリオールでそれぞれ開催される。(共同)

テニス=バブリンカら8強入り、ジュネーブ・オープン
[24日 ロイター] - 男子テニスのジュネーブ・オープンは24日、ジュネーブでシングルス2回戦を行い、第1シードのスタン・バブリンカ(スイス)は相手のロジェリオ・デュトラ・シルバ(ブラジル)が第1セット途中で棄権したため、8強入りを果たした。バブリンカは準々決勝で第6シードのサム・クエリー(米国)と対戦する。第3シードのアルベルト・ラモス(スペイン)、第4シードのジョン・イスナー(米国)は敗退。第5シードのスティーブ・ジョンソン(米国)が勝ち上がった。

【テニス】ダニエル太郎が3回戦へ 全仏オープン予選
 テニスの四大大会第2戦、全仏オープンの予選は24日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス2回戦でダニエル太郎(エイブル)はクロアチア選手に6-3、6-2で勝って3回戦に進んだ。内山靖崇(北日本物産)はスロバキア選手に6-7、3-6で敗れた。(共同)

【女子テニス】青山修子組が準決勝敗退 ストラスブール国際
 女子テニスのストラスブール国際は24日、フランスのストラスブールで行われ、ダブルス準決勝で青山修子(近藤乳業)、楊●(=刊の干を金に)●(=火へんに宣)(中国)組はアシュリー・バーティ、ケーシー・デラクア組(オーストラリア)に6-7、1-6で敗れた。(共同)

【サーフィン】堀越力が3回戦進出 ワールドゲームズ第5日
 2020年東京五輪の追加種目となったサーフィンの世界一を決めるワールドゲームズ第5日は24日、フランス南西部のビアリッツで行われ、男子2回戦の10組で20歳の堀越力が11.44点で2位に入り、3回戦に進んだ。第6日も引き続き2回戦が行われ、大音凛太、小笠原由織、田中大貴が出場する。(共同)

【バレー男子】日本が決勝進出 東アジア選手権
 バレーボール男子の東アジア選手権は24日、ウランバートルで行われ、ユニバーシアード夏季大会(8月・台北)を見据えたチームで臨んでいる日本は準決勝でモンゴルに3-0で勝ち、決勝に進んだ。25日の決勝で台湾と対戦する。(共同)

【バレー】 女子は4増の12チーム 男子は10 2018年秋発足の「スーパーリーグ」
 日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)が2018年秋の開幕を目指すバレーボールの新リーグ「スーパーリーグ」構想の概要が25日、関係者への取材で分かった。現行のプレミアリーグは男女とも8チームだが、女子は12チームでカンファレンス制を導入し、男子は10チームで実施する。31日に発表する。試合方式も全国各地で試合を行う現行方式からホームアンドアウェー方式に変更される。当初はプロ化を目指して独立した運営法人を設置することなどを参加の条件にしていた。参加表明が複数あったが、目標の6チームに満たず条件を緩和。昨年12月末にプロ化を先送りする方針を示していた。









サッカー=マンUがEL初制覇、アヤックス下す
[ストックホルム 24日 ロイター] - サッカーの欧州リーグ(EL)は24日、決勝を行い、マンチェスター・ユナイテッド(マンU、イングランド)がアヤックス(オランダ)を2─0で下し、初優勝を飾った。マンUは前半18分にポール・ポグバのゴールで先制。後半3分にヘンリク・ムヒタリャンが追加点を奪うと、その後はアヤックスにボールを持たれながらも逃げ切り、同大会で初の戴冠を果たした。プレミアリーグでは6位に終わったマンUだが、今季はリーグカップ、コミュニティー・シールドと合わせて3冠という結末に。ELを制したことで、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権も獲得した。ジョゼ・モウリーニョ監督は「目標を達成した。重要なタイトルを獲得することで、CLの舞台に戻りたかった」とコメント。クラブがこれまで手にしたことのないトロフィーを獲得したことを喜んだ。試合前には22名が死亡した英マンチェスターでの爆発事件の犠牲者を追悼する黙とうが捧げられた。ポグバは「イングランドのために、マンチェスターのために、亡くなった人たちのために戦った」と述べた。

サッカー=チェルシーが優勝パレード中止、爆発事件受け
[24日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ覇者チェルシーは24日、英マンチェスターで22人が死亡した自爆攻撃事件を受け、28日に予定していたロンドンでの優勝パレードを中止すると発表した。大勢のファンの来場が予想されていたパレードについて、クラブは声明で、マンチェスターで悲劇が起きた中での開催が「不適切だと感じる」と発表。英国政府がテロ警戒レベルを引き上げたことから慎重な検討が必要であり、中止が正しい決定と信じているとの見解を示した。チェルシーは犠牲者への支援金の寄付を予定していることも明らかにした。27日にはイングランド協会カップ決勝でアーセナルと対戦。選手たちは喪章を巻いて試合に臨む。対戦相手のアーセナルも、予定していた本拠地でのパブリックビューイングを中止し、優勝した場合もパレードを行わないと発表した。

【サッカー】 U-20W杯で日本はウルグアイに0-2で敗れる D組3位に
 サッカーのU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)韓国大会第5日は24日、水原などで1次リーグ第2戦が行われ、D組の日本はウルグアイに0-2で敗れ、1勝1敗の勝ち点3で3位に後退した。ウルグアイは2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。日本は前半に先制点を献上。負傷したエース小川(磐田)に代わって前半途中から入った15歳の久保(FC東京ユース)を中心に攻めたが逸機が続き、終盤に2点目を失った。1次リーグ突破を懸け、27日にイタリアとの最終戦に臨む。同組のもう1試合はイタリアが南アフリカを2-0で下して勝ち点3とし、得失点差で2位。南アフリカは2連敗。C組ではザンビアがイランを4-2で破り2連勝。コスタリカ-ポルトガルは1-1で引き分けた。(共同)

サッカー=脱税の罪でメッシの上訴を棄却、スペイン最高裁
[24日 ロイター] - スペインの最高裁判所は24日、サッカーのスペイン1部、バルセロナに所属するリオネル・メッシ(29、アルゼンチン)の上訴を棄却した。メッシは2007年から2009年までの肖像権収入に関し、3件で計410万ユーロ(約5億1000万円)の脱税を働いたとして、バルセロナの裁判所から200万ユーロの罰金と1年9月の禁錮刑を科されていた。最高裁判所はメッシが納税義務を理解していたのは当然であり、肖像権収入の納税義務を無視するのは「不合理」だと結論付けた。父親のホルヘ氏はスペイン税務当局に不正があった額を償還したことで、1年3月の禁錮に減刑された。いずれにしても、スペインの法律では2年以下の禁錮刑は執行猶予がつくことが多いため、メッシ親子が収監される可能性は低い。

NBA=セルティックスのトーマス、股関節手術の可能性
[24日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)、セルティックスのブラッド・スティーブンス監督は、プレーオフの東カンファレンス決勝で右股関節の故障を悪化させたアイザイア・トーマスについて、セカンドオピニオンを得たうえで同箇所を手術する可能性を示唆した。NBA公式ウェブサイトが報じた。トーマスは3月に右股関節を痛め、19日に行われた東カンファレンス決勝、キャバリアーズとの第2戦で悪化させた。既にプレーオフからの戦線離脱が発表されていた。スティーブンス監督はトーマスの状態について、現在もかなりの炎症が残っているとコメント。セルティックスは現在同シリーズで1勝3敗と背水の陣に立たされているが、これから巻き返したとしてもトーマスを起用することはないと繰り返した。

【ラグビー】 15人制女子代表候補に斎藤、冨田ら28人 W杯開催地アイルランドに遠征
 日本ラグビー協会は24日、アイルランド、ウェールズに遠征する15人制女子日本代表候補を発表し、主将のFW斎藤聖奈(パールズ)や7人制代表としてリオデジャネイロ五輪に出場したバックス冨田真紀子(世田谷レディース)ら28人が選出された。8月の女子ワールドカップ(W杯)アイルランド大会のメンバー選考を目的に、6月3、7日に日本選抜としてアイルランド選抜と対戦。同11日にはウェールズ代表とテストマッチを行う。アイルランド選抜戦は女子W杯会場での開催で、斎藤主将は「W杯へいい準備ができる試合をしたい」と意気込んだ。7月に女子アジア選手権として香港代表とホームアンドアウェー方式で対戦することも発表された。同8日の神奈川・小田原市陸上競技場でのホームゲームは女子W杯への壮行試合として行う。









【男子テニス】錦織圭が8強入り 急遽出場のジュネーブ・オープン
 男子テニスのジュネーブ・オープンは23日、ジュネーブで行われ、シングルスの第2シードで世界ランキング9位の錦織圭(日清食品)は初戦の2回戦で世界88位のミハイル・ククシュキン(カザフスタン)に6-4、6-3でストレート勝ちし、8強入りした。錦織は右手首故障から復帰後の2大会で計4試合しか戦えず、28日開幕の四大大会第2戦、全仏オープン(パリ)に向けて同じクレーコートで実戦を踏むために急きょ出場を決めた。(共同)
■錦織圭の話「サーブがすごく良くて安定したプレーができた。全てが良かった。体力面も問題なく、自信がある。試合をしながらもう少し自信をつけたい」(共同)

テニス=ルコント氏「アガシはジョコビッチの助けとなる」
[ロンドン 23日 ロイター] - 男子テニスの元世界ランク1位、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が四大大会8度優勝のアンドレ・アガシ氏をコーチに迎えたことを受け、1988年全仏オープン準優勝のアンリ・ルコント氏は「助けになるだろう」と語った。ジョコビッチは昨年末、3年指導を受けたボリス・ベッカー氏とのコーチ契約を解消。今月初旬にはこれまでのコーチ陣との契約も解消し、全仏オープンではアガシ氏をコーチに置くことを21日に発表した。ジョコビッチは昨年の全仏オープンで生涯グランドスラムを達成してから調子を落とし、今シーズンも予想外の敗戦を喫するなどトップフォームを取り戻すのに苦労している。ルコント氏は「私はノバクがトップに返り咲く助けになると信じている。アンドレはノバクにアドバイスできる強いパーソナリティを持っている。けがやその他の問題から復活し、世界ランク150位からトップに返り咲いた経験がある」と話した。

テニス=ウィンブルドン2度制覇のクビトバ、復帰が秒読みに
[ロンドン 23日 ロイター] - 女子テニスのウィンブルドン選手権を2度優勝した経験を持つペトラ・クビトバ(チェコ)の復帰が近づいている。クビトバは昨年12月に、自宅へ侵入した男にナイフで襲われ、左手を負傷していた。クビトバの広報担当マネージャーはロイターに対し「ウィンブルドンへの復帰に向けて順調に進んでいる」とした上で、「彼女は今週、全仏オープンについて決断を下す」と述べた。全仏オープンの組み合わせ抽選は26日に行われる。クビトバは全仏の欠場を決定した場合、ウィンブルドンに向けて芝コートでの大会で復帰する見通しだ。クビトバは2011年と14年にウィンブルドンで優勝している。同大会主催者は「元チャンピオンが帰ってくるのは常に歓迎すること。クビトバが今年の大会でプレーできれば喜ばしい」と声明を発している。

【女子テニス】土居美咲組が1回戦勝つ ニュルンベルク・カップ
 女子テニスのニュルンベルク・カップは23日、ドイツのニュルンベルクで行われ、女子ダブルス1回戦で土居美咲(ミキハウス)、荘佳容(台湾)組はサニア・ミルザ(インド)、ヤロスラワ・シュウェドワ(カザフスタン)組に7-5、6-2で勝った。準々決勝で日比野菜緒(ルルルン)、マリアナ・デュケマリーノ(コロンビア)組と対戦する。(共同)

【テニス】内山靖崇、加藤未唯が1回戦突破 全仏予選
 テニスの四大大会第2戦、全仏オープンの予選が23日、パリのローランギャロスで行われ、シングルス1回戦で男子の内山靖崇(北日本物産)はダニエル・ヒメノトラベル(スペイン)に7-6、6-4で勝った。女子シングルス1回戦では加藤未唯(佐川印刷)がアリーナ・ロディオノワ(オーストラリア)を6-4、6-3で下したが、江口実沙(橋本総業)、沢柳璃子(ミキハウス)、大前綾希子(島津製作所)は敗れた。(共同)

【男子ゴルフ】 小平智、今平周吾、宮里優作ら獲得 全米OP日本地区最終予選
 男子ゴルフのメジャー第2戦、全米オープン選手権(6月15日開幕、ウィスコンシン州ハートフォード)の日本地区最終予選が22日、兵庫県小野GC(6895ヤード、パー72)で36選手が参加して行われ、小平智、今平周吾、宮里優作、チャン・キム(米国)の4人が出場権を獲得した。宮里優以外は初の本大会戦出場。36ホールのストロークプレーで、18ホールを8アンダーで折り返した小平が通算11アンダーでトップ。4打差で並んだ6人によるプレーオフとなり、前日にツアー初優勝を果たした今平と、キム、宮里優が本戦出場を決めた。松山英樹は既に出場権を得ており、世界ランキングで池田勇太と谷原秀人の出場も決まった。

【女子ゴルフ】森田遥、川岸史果らが本大会へ 全米女子OP予選会
 女子ゴルフのメジャー第3戦、全米女子オープン選手権(7月13~16日、ニュージャージー州ベッドミンスター)の日本地区最終予選は22日、滋賀県の日野GCで75選手が参加して行われ、36ホールのストロークプレーで森田遥、葭葉ルミ、サイ・ペイイン(台湾)、川岸史果の4人が出場権を獲得した。森田と葭葉が136でトップに並び、1打差の3位にサイ。139の川岸は渡辺彩香、川満陽香理、アマチュアの松原由美とのプレーオフを制した。









NBA=東決勝、キャバリアーズが王手
[23日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)は23日、プレーオフカンファレンス決勝(7回戦制)の試合を行い、東カンファレンス2位のキャバリアーズが同1位のセルティックスに112─99で勝利。3勝1敗で王手をかけた。キャバリアーズはレブロン・ジェームズが34得点、カイリー・アービングが42得点と主力が活躍。ケビン・ラブも17得点17リバウンドを記録した。東カンファレンス決勝を勝利したチームは、前日に無傷の4連勝でファイナル進出を決めた西カンファレンス1位のウォリアーズと対戦する。

【サッカー】 U-20W杯で日本はウルグアイに0-2で敗れる D組3位に
 サッカーのU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)韓国大会第5日は24日、水原などで1次リーグ第2戦が行われ、D組の日本はウルグアイに0-2で敗れ、1勝1敗の勝ち点3で3位に後退した。ウルグアイは2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。日本は前半に先制点を献上。負傷したエース小川(磐田)に代わって前半途中から入った15歳の久保(FC東京ユース)を中心に攻めたが逸機が続き、終盤に2点目を失った。1次リーグ突破を懸け、27日にイタリアとの最終戦に臨む。同組のもう1試合はイタリアが南アフリカを2-0で下して勝ち点3とし、得失点差で2位。南アフリカは2連敗。C組ではザンビアがイランを4-2で破り2連勝。コスタリカ-ポルトガルは1-1で引き分けた。(共同)

【Jリーグ】 ルヴァン杯はC大阪がB組トップに A組は仙台が首位守る
 Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次リーグ第6節は24日、キンチョウスタジアムなどで6試合が行われ、B組のC大阪は神戸を1-0で下し、勝ち点14で首位に浮上して全日程を終えた。残り1試合の神戸が同12で2位。横浜Mは鳥栖を2-1で退け、同9で3位。甲府は新潟に2-0で勝った。A組の仙台は札幌に2-1で逆転勝ちし、勝ち点13のトップで全日程終了。2位のFC東京は柏に1-0で勝ち、1試合を残して同12とした。大宮は清水に4-0で大勝した。最終節は31日に行われる。

【サッカーACL】
浦和、敵地で済州に0-2で敗れる 決勝トーナメント1回戦第1戦
 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は24日、各地でホームアンドアウェー方式の決勝トーナメント1回戦第1戦が行われ、浦和は敵地で済州(韓国)に0-2で敗れた。第2戦は31日に埼玉スタジアムで行われる。立ち上がりに先制された浦和は反撃に出たが、ズラタン、武藤らが好機を生かせず無得点。後半ロスタイムには、逆襲から2点目を許した。鹿島と川崎のホームでの第2戦は30日に実施される。(共同)

【欧州サッカー】 レアルが16歳FW獲得 移籍金56億円超 ブラジルU-17代表のジュニオール
 サッカーのスペイン1部リーグ、レアル・マドリードは23日、ブラジルのフラメンゴに所属する同国U-17(17歳以下)代表FWで16歳のビニシウス・ジュニオールを2018年7月から獲得することで合意したと発表した。ブラジルでの報道によると移籍金は4500万ユーロ(約56億2500万円)。19年7月まではフラメンゴでプレーするが、両クラブが合意すればそれ以前にレアル・マドリードでのプレーもあり得るとしている。(共同)

サッカー=バルベルデ監督がビルバオ退団、来季はバルサ監督か
[ロンドン 23日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、ビルバオは23日、エルネスト・バルベルデ監督が来季の指揮を執らないと発表した。スペインでは、同監督が来季バルセロナの監督に就任する可能性が高いと報じられている。バルセロナを率いているルイスエンリケ監督の契約は今季限りで終了する。ジョゼップ・マリア・バルトロメウ会長は、29日に来季監督に関する取締役会での決定を発表するとしている。バルベルデ監督は元バルセロナの選手で53歳。2013年からビルバオの指揮を執っていた。

サッカー=コンテ監督、監督協会が選ぶ最優秀監督に
[23日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、チェルシーのアントニオ・コンテ監督(47)が22日、同リーグ監督協会(LMA)が選ぶ年間最優秀監督賞に輝いた。コンテ監督は就任1年目でプレミアリーグを制覇。獲得した勝ち点93は1992年の同リーグ設立以降2番目に多く、同リーグ初の1シーズン30勝も記録した。コンテ監督は「イングランドでの最初のシーズンで多くの素晴らしい感動があった。私に投票してくれた全ての方々に感謝したい。この賞をいただけて光栄だ。歴代受賞者の名前を見れば素晴らしいことであり、そういった監督と肩を並べることは偉業だ」と喜んだ。

サッカー=ラニエリ氏、来季から監督復帰を希望
[23日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、レスター前監督のクラウディオ・ラニエリ氏は、来季に向けて監督業への復帰を望んでいる。23日、ロイターの取材に応じた。ラニエリ氏は「もし、良いプロジェクトがやってきたら当然」とした上で「私はプレミアリーグ、あるいは別のヨーロッパのリーグを期待している」と付け加えた。これまで多くの国で監督を務めてきたラニエリ氏は、23日にモナコで開催されたチャリティマッチで監督としてベンチに座った。ラニエリ氏は昨シーズンに岡崎慎司所属のレスターをプレミアリーグ優勝に導いたが、今年2月に解任された。











サッカー=CL出場目指すマンU、EL決勝にすべてかける
[ストックホルム 22日 ロイター] - サッカーの欧州リーグ(EL)決勝(ストックホルムで24日開催)では、マンチェスター・ユナイテッド(マンU、イングランド)とアヤックス(オランダ)が対戦する。マンUは今大会、鉄壁の守備でここまでわずか7失点。対する若手中心のアヤックスは爆発的な攻撃力を誇るものの、アウェーでは苦戦している。ジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンUは今季リーグ戦では上位勢に水をあけられ、6位で終了。FWズラタン・イブラヒモビッチがひざのけがで離脱しており、厳しい状況の中、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場をかけてEL決勝に臨む。一方のアヤックスは国内リーグでフェイエノールトに次ぐ2位に入り、来季のCL予選への出場権を獲得している。

サッカー=元マンUネビル氏、「ルーニーは移籍すべきかも」
[22日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)の元DFフィル・ネビル氏は、同チームの主将ウェイン・ルーニーについて、「最高レベルでのプレー」を続けるためには、移籍しなければならないかもしれないとの見方を示した。ルーニーは今季、公式戦42試合に出場。ジョゼ・モウリーニョ監督がズラタン・イブラヒモビッチを優先してきたため、ルーニーは途中出場が多かった。ネビル氏はスカイスポーツに対し、「ルーニーは去年のクリスマス以降は特に、本人が希望するほどの出場機会が得られていない」と述べ、24日に行われる欧州リーグ決勝のアヤックス(オランダ)戦でも先発メンバーを外れる可能性が高いと予想。さらに「彼が最高レベルでレギュラーとしてプレーするには、どこかほかのチームでプレーするしかないだろう」とも話した。

サッカー=コロンビア代表クアドラード、ユベントスに完全移籍
[22日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエA、王者ユベントスは22日、コロンビア代表FWフアン・クアドラード(28)と2000万ユーロ(約25億円)の3年契約を結んだと発表した。同選手は過去2シーズン、チェルシー(イングランド)からユベントスに期限付き移籍していたが、このたび完全移籍することになった。クアドラードはユベントスで83試合に出場。リーグ優勝2回のほか、イタリア・カップ(杯)でも2回の優勝を経験している。

サッカー=降格のサンダーランド、モイズ監督が辞任
[22日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、降格が決まったサンダーランドは22日、デービッド・モイズ監督(54)の辞任を発表した。モイズ氏は昨年7月、4年契約でサンダーランドの監督に就任。当初は来季も続投すると話していたが、クラブ幹部との話し合いの結果、辞任を決意した。モイズ氏は声明で会長やサポーターらへの感謝を表明。「選手たちと後任監督のプレミアリーグ復帰を願っている」と述べた。サンダーランドは今季38試合でわずか6勝。勝ち点24の最下位に終わった。

五輪=東京大会のマスコット、8月に一般公募
[22日 ロイター] - 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、大会マスコットのデザインを一般公募し、全国の小学生の投票でデザインを決めると発表した。日本人、または日本在住の外国人が応募可能。応募期間は8月1日からの2週間で、2020年東京五輪の公式ウェブサイトでデザインを応募できる。有識者による審査会が最終候補を選ぶという。宮田亮平文化庁長官は記者会見で、世界中で愛されるマスコットの誕生を願っていると、期待を寄せた。採用者は五輪・パラリンピックのイベントに招待されるほか、賞金100万円が送られる。









NBA=ウォリアーズ、4連勝でファイナル進出
[22日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)は22日、プレーオフ西カンファレンス決勝(7回戦制)の1試合を行い、第1シードのウォリアーズが第2シードのスパーズに129─115で勝利。通算4勝0敗でファイナル進出を決めた。ウォリアーズはステフェン・カリーが36得点をマーク。ケビン・デュラントが29得点、12リバウンドを記録した。ファイナルでは東カンファレンス決勝、セルティックス─キャバリアーズ戦の勝者と対戦する。

テニス=20歳のズベレフ、自己最高の世界ランク10位に
[22日 ロイター] - 男子テニスのアレクサンダー・ズベレフ(20、ドイツ)は22日、最新の世界ランキングで自己最高の10位に浮上した。ズベレフは21日、イタリア国際のシングルス決勝で世界ランク2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)にストレート勝ち。マスターズ1000の大会での初優勝を果たした。ズベレフは報道陣に対し、「20歳までにトップテン入りを果たせるとは想像もしていなかった」とコメント。「しかしその位置をキープするのはとても難しい」とし、「優勝したが、すぐに練習を再開してさらなる上達を目指す」と述べた。また、四大大会第2戦の全仏オープンについては「ここでタイトルを獲得したので、自分のことを優勝候補のひとりとして考えたいが、私は本命ではない」とし、同大会通算9回の優勝を誇るラファエル・ナダル(スペイン)を本命に挙げた。

テニス=元世界1位ウォズニアッキ、全仏OP出場に暗雲
[22日 ロイター] - 女子テニスの元世界ランク1位、キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)は22日、ストラスブール国際のシングルス1回戦をけがで途中棄権した。第1シードのウォズニアッキはシェルビー・ロジャース(米国)と対戦。第1セットを落とし、第2セットでゲームカウント0─1となったところで棄権を申し出た。来週開幕する四大大会第2戦、全仏オープンへの出場が危ぶまれる。

F1=モナコGP出場のバトン、「プレッシャーはない」
[ウォーキング(英国) 22日 ロイター] - 自動車レースF1、2009年の総合王者ジェンソン・バトン(37、英国)は、今季第6戦、モナコ・グランプリ(GP)での1戦限りの復帰について、プレッシャーはないと述べた。バトンは22日、記者会見で「第2ターンで完全にだめだと思ったら、そのまま戻ってこない」と笑顔でコメント。「何も問題はない。プレッシャーはない」と語った。バトンは昨季まで所属していたマクラーレン・ホンダのドライバーとして出場。インディアナポリス500マイル(インディ500)にスポット参戦するフェルナンド・アロンソ(スペイン)の代役を務める。F1で今季ポイントがないのはマクラーレンだけ。モナコGP決勝は28日に行われる。

【サーフィン】 堀越力、大音凛太が男子2回戦へ ワールドゲームズ第3日
 2020年東京五輪の追加種目となったサーフィンの世界一を決めるワールドゲームズ第3日は22日、フランス南西部のビアリッツで男子1回戦が始まり、20歳の堀越力は13.60点で10組1位、16歳の大音凛太は12.17点で18組1位となり、それぞれ2回戦に勝ち進んだ。第4日の23日も引き続き男子1回戦が行われ、18歳の田中大貴と17歳の小笠原由織が登場する。男子決勝は28日に行われる予定。(共同)









NBA=ウォリアーズ、ファイナル進出に王手
[20日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)は20日、プレーオフの西カンファレンス決勝(7回戦制)の1試合を行い、第1シードのウォリアーズが第2シードのスパーズに120─108で勝利。通算3勝0敗とし、ファイナル進出に王手をかけた。ウォリアーズはケビン・デュラントが33得点、10リバウンドと活躍。ステフェン・カリーは21得点で貢献した。スパーズはマヌ・ジノビリが21得点。ラマーカス・オルドリッジが18得点を挙げたが、及ばなかった。

NBA=東決勝、セルティックス初白星
[21日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)は21日、プレーオフカンファレンス決勝(7回戦制)の試合を行い、東カンファレンス1位のセルティックスが同2位のキャバリアーズに111─108で競り勝ち、1勝2敗で星を1つ戻した。セルティックスは第3クオーターで最大21点差をつけられたが、そこから盛り返して第4クオーターに逆転。エイブリー・ブラッドリーが残り0.1秒で決勝点となるスリーポイントシュートを決めた。マーカス・スマートが27得点、ブラッドリー20得点を決めるなど、6選手が二桁得点を挙げた。キャバリアーズはケビン・ラブが28得点10リバウンド、トリスタン・トンプソンが18得点13リバウンドのダブルダブル、カイリー・アービングが29得点をマークしたが、レブロン・ジェームズは11得点6アシストとふるわなかった。

MLB=ダルビッシュ5勝目、イチローと青木はともに無安打
[21日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は21日、各地で試合を行い、レンジャーズのダルビッシュ有投手は、敵地でのタイガース戦に先発登板。5回5安打、4四球、7三振、2失点の内容で今季5勝目(2敗)を手にした。レンジャーズは5─2で勝利。マーリンズのイチロー外野手は、敵地でのドジャース戦に6回に代打で出場するも、1打数ノーヒットに終わった。マーリンズは3─6で敗戦した。アストロズの青木宣親外野手は、地元でのインディアンス戦に9番・左翼で先発出場。4打数無安打、2三振の成績だった。アストロズは6─8で敗戦。

MLB=ヤンキース田中は今季3敗目、青木は無安打
[20日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は20日、各地で試合を行い、ヤンキースの田中将大投手は、敵地でのレイズ戦に先発登板。3回0/3を投げ、9安打、3四球、4三振、6失点の内容で、今季3敗目(5勝)を喫した。ヤンキースは5─9で敗れた。アストロズの青木宣親外野手は、地元でのインディアンス戦に9番・左翼で先発出場。2打数無安打で、8回に代打を送られてベンチに退いた。アストロズは0─3で負けた。

【バスケットBリーグ】 栃木が決勝進出 CS準決勝第2戦 ロシター、残り2秒で決勝弾 監督「これ以上ない試合」
 バスケットボールBリーグのチャンピオンシップ(CS)は21日、宇都宮市体育館「ブレックスアリーナ宇都宮」で、2戦先勝方式の準決勝第2戦が行われ、栃木(東地区1位)と三河(西地区1位)が対戦した。20日の第1戦に先勝した栃木に対し、この日は三河が第2戦に競り勝ち、1勝1敗。続いて前後半各5分の第3戦に持ち込まれ、栃木が大接戦を制して決勝に進んだ。決勝は27日、東京・国立代々木競技場で栃木と川崎が初代Bリーグ王者をかけて対戦する。
 リーグ戦勝率上位の栃木のホームで開催された準決勝。立ち見を含めて3997人が来場し、栃木のチームカラー、黄色に染まった会場に大声援が響きわたる。第1クオーターから三河の攻撃を止められず、栃木は苦しい展開に。第3クオーターを終え、19点差を付けられた。だが、第4クオーターに控えの熊谷尚也や須田侑太郎が粘りのプレーを見せ、連続得点。トミー・ブレントンのシュートでついに59-59と追い付いた。最後は2点差で落としたものの、ぎりぎりまで三河を追い詰めた。
 15分の休憩を挟んで行われた第3戦は一進一退。後半は一時、三河が4点をリードしたが、残り20秒、栃木・遠藤祐亮の速攻で12-12の同点に。さらに残り2秒、「チームが自分のことを信じてくれた」とライアン・ロシターがシュートを決め、大接戦に決着を付けた。栃木のトーマス・ウィスマン監督は「これ以上の試合はない。最高の試合をみなさんと分かち合えた」とたたえ、三河の鈴木貴美一(きみかず)監督が「栃木の応援がすごい。もう少し静かだったら選手に声が届いたのに」と振り返るほど会場は大歓声に包まれた。ウィスマン監督は「栃木に優勝を持ち帰れるように準備をしたい」と引き締めた。栃木の主将、田臥勇太は「激しく、厳しい戦い。ファンに後押ししてもらった。あと一つ一緒に戦いたい。(第2戦第4クオーターで)ベンチメンバーがあれだけの差を追い付いてくれて、その勢いのまま第3戦を戦えば勝てると思っていた。ホームで試合ができたことが勝てた要因」と振り返った。
■ロシター「俺にボールをくれ」
 会場のボードは残り5・9秒を示す。第3戦後半、同点の場面のタイムアウトで栃木のライアン・ロシターは「俺にボールをくれ」といい、再開後、ジェフ・ギブスからパスを受けると味方が作ったゴール下のスペースへ突進、残り2秒でレイアップシュートを決めた。限界まで追い込まれた土壇場で勝敗を分けたのは仲間を信じたチーム力だった。準々決勝第2戦では22点差を逆転し、難敵・千葉ジェッツを撃破。この日の準決勝第2戦も19点差を付けられた第4クオーターで一時同点に追い付くなど神懸かった粘りを見せる栃木。決勝に向け勢いを増した。









サッカー=本田がミラン退団表明、「今季限り」とツイート
[22日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエAのACミランに所属する本田圭佑は21日、自身の公式ツイッターで今季限りで退団すると表明した。「今季でミランを離れる」とイタリア語でつづり、今後も自分の目標に向かって進んでいくなどと書き込んだ。本田はCSKAモスクワ(ロシア)から2014年1月にミラノに移籍。21日のボローニャ戦では、FKによる今季初得点を挙げていた。

サッカー=セリエA、本田が今季初得点 ユベントス6連覇
[21日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエAは21日、各地で試合を行い、本田圭佑の所属するACミランは3─0でボローニャを下した。後半12分から出場した本田は、同28分にゴール正面からのFKを決め今季初得点を挙げた。6位確定のミランは欧州リーグ出場権を獲得した。首位ユベントスは残留争いのクロトーネと対戦し、3─0で勝利した。前半にマリオ・マンジュキッチのゴール、パウロ・ディバラのFKでリードを奪うと、後半38分にアレックス・サンドロが1点を追加。勝ち点を88に伸ばしたユベントスは、1試合を残して6連覇を達成した。ユベントス守護神のジャンルイジ・ブフォンは「6連覇とはとてつもない偉業である。私たちはサッカー界の歴史に不滅の1ページを刻んだ」とコメントした。そのほか、長友佑都の所属するインテルはラツィオに3─1で勝利。長友はフル出場。

【サッカー】日本、南アに逆転勝ち U-20W杯で白星発進
 サッカーのU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)韓国大会第2日は21日、水原などで1次リーグ第1戦が行われ、D組の日本は南アフリカに2-1で逆転勝ちし、白星発進した。日本は前半に1点を先制されたが、後半立ち上がりに小川(磐田)のゴールで同点。同27分には途中出場の15歳久保(FC東京ユース)の折り返しから堂安(G大阪)が勝ち越し点を奪った。24日にウルグアイ、27日にイタリアと対戦する。D組のもう1試合はイタリア-ウルグアイ。C組ではザンビアがポルトガルを2-1で、イランがコスタリカを1-0で破った。(共同)

サッカー=スペイン1部、乾がバルサ戦で2得点 レアル優勝
[バルセロナ 21日 ロイター] - サッカーのスペイン1部は21日、各地で試合を行い、乾貴士が所属するエイバルは敵地でバルセロナに2─4で敗れた。乾はフル出場し、2得点を決めた。乾は前半7分、右サイドからのクロスに逆サイドから飛び込み、左足でダイレクトシュートを決めて先制点。後半16分にも右サイドからの展開に左サイドから顔を出した乾は、クロスバー直撃の強烈な左足シュートで2点目を決めた。一方、0─2となったバルセロナだったが、そこからオウンゴール、ルイス・スアレス、リオネル・メッシの2得点で逆転した。レアル・マドリードは敵地でマラガに2─0で勝ち、2012年以来33度目のリーグ優勝を成し遂げた。引き分け以上で優勝が決まったレアルは、試合開始わずか2分にクリスティアノ・ロナルドが先制弾。このゴールでレアルは今季リーグ戦全試合得点を記録すると、後半10分にはカリム・ベンゼマが加点した。

サッカー=王者バイエルンが最終節で快勝、ドルトムントは3位
[20日 ロイター] - サッカーのドイツ1部、ブンデスリーガは20日、各地で最終節の試合を行い、王者バイエルン・ミュンヘンはフライブルクに4─1で快勝。今季限りで引退する主将フィリップ・ラームとシャビアロンソの有終の美を飾った。香川真司が所属するドルトムントはブレーメンに4─3で勝利。香川はフル出場を果たし、1アシストを記録した。ドルトムントは3位で終えて、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を獲得した。ドルトムントのピエール・エメリク・オーバメヤングが2ゴールをマーク。今季31ゴールで得点王に輝いた。ケルンはマインツを2─0で下した。ケルンの大迫勇也は先発し、今季7点目となる1ゴール、1アシストの活躍。試合終盤までプレーした。マインツの武藤嘉紀は後半に途中出場した。ケルンは5位、マインツは15位でシーズンを終えた。酒井高徳がフル出場したハンブルガーSVはウォルフスブルクを2─1で下し、残留を決めた。原口元気が所属するヘルタはレーバークーゼンに2─6で大敗。原口は出場しなかった。

【欧州サッカー】 浅野拓磨のシュツットガルト、ドイツ2部優勝で1部復帰
 サッカーのドイツ2部リーグは21日、各地で最終節が行われ、浅野拓磨のシュツットガルトがビュルツブルクに4-1で快勝し、優勝して1部復帰を決めた。浅野はベンチ入りしたが出番はなかった。宮市亮のザンクトパウリはアウェーでボーフムを3-1で下した。宮市は後半10分、チームの2点目をアシストし、24分までプレーした。3部降格が決まっているカールスルーエの山田大記は1-2で敗れた敵地でのブラウンシュバイク戦に後半40分から出場した。(共同)

サッカー=プレミア、吉田フル出場 岡崎出番なし
[ロンドン 21日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグは21日、各地で試合をを行い、吉田麻也所属のサウサンプトンはホームでストークに0─1で敗れた。吉田はフル出場した。岡崎慎司の所属するレスターはホームでボーンマスと1─1で引き分けた。岡崎はベンチ入りしたものの、出場機会はなかった。3位マンチェスター・シティー(マンC)と4位リバプールはそれぞれ勝利を収め、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。マンCはセルヒオ・アグエロが2得点を決め、5─0でワトフォードに圧勝。リバプールはコウチーニョらのゴールで3─0でミドルスブラに完勝した。アーセナルはエバートンを3─1で下したものの5位に終わり、アーセン・ベンゲル監督が就任した1996年以来となるCL出場権獲得失敗となった。2位が確定しているトットナムはハルに7─1と大勝。エースのハリー・ケインが1週間で2度目となるハットトリックを達成し、今季リーグ29得点で得点王に輝いた。優勝を決めているチェルシーはサンダーランドに5─1で勝利。1992年創設のプレミアリーグで史上2番目に多い勝ち点93を記録し、同リーグ最多記録の1シーズン30勝をマークした。













テニス=イタリア国際、ジョコビッチが決勝で敗れる
[21日 ロイター] - テニスのイタリア国際は21日、ローマで男子シングルス決勝を行い、世界ランク2位で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は4─6、3─6で第16シードのアレクサンダー・ズベレフ(20、ドイツ)に敗れた。ズベレフは柔らかいバックハンドと力強いフォアハンドで終始ゲームをコントロール。第1セットを勝ち取ると、第2セットでは第3ゲームと第9ゲームでブレークを成功させ、ストレート勝ちでマスターズ1000初優勝を飾った。マスターズ1000の大会では2007年マイアミのジョコビッチ以来、最年少での優勝。同日の女子シングルス決勝では、第8シードのエリナ・スビトリナ(ウクライナ)が第6シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を4─6、7─5、6─1で下し優勝した。

テニス=ジョコビッチ圧勝で決勝進出、イタリア国際
[20日 ロイター] - テニスのイタリア国際は20日、ローマで試合を行い、男子シングルス準決勝では世界ランク2位で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第8シードのドミニク・ティエム(オーストリア)に6─1、6─0で圧勝し、決勝に進出した。ジョコビッチは悪天候により前日から順延となっていた準々決勝の続きを戦い、フアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)に勝利。さらにラファエル・ナダル(スペイン)を準々決勝で下したティエムを試合時間わずか59分で退け、「間違いなく今季のベストパフォーマンス」と述べた。準決勝のもう1試合では、第16シードのアレクサンダー・ズベレフ(20、ドイツ)がジョン・イスナー(米国)にフルセットで勝利。マスターズ1000の大会では2007年マイアミでのジョコビッチ(当時19)に次ぐ年少での決勝進出を果たした。

テニス=女子決勝はスビトリナ─ハレプ、イタリア国際
[20日 ロイター] - テニスのイタリア国際は20日、ローマで試合を行い、女子シングルス準決勝では第8シードのエリナ・スビトリナ(ウクライナ)が昨年の全仏オープン王者で第3シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)と対戦。ムグルサが途中で棄権し、スビトリナが決勝に進んだ。WTAによると、ムグルサは試合前の練習中にサーブをリターンした際、首を痛めたという。第1セットにゲームカウント1─4とリードされたところで棄権を申し出た。スビトリナは試合後、「ガルビネが早く回復するよう願っている」と思いやった。ムグルサが連覇を狙う全仏オープンは28日に開幕する。スビトリナが決勝を戦うのは今季4回目。決勝では第6シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦する。

【男子テニス】ジュネーブOP出場の錦織が会見「優勝できればいい」
 男子テニスのジュネーブ・オープンのシングルスに主催者推薦で出場する世界ランキング9位の錦織圭(日清食品)が21日、ジュネーブで記者会見し「(痛めていた右手首は)最高ではないが、良くはなってきていると思う。優勝できればいい」と抱負を述べた。第2シードとなった錦織は2回戦から登場する。28日に開幕する四大大会第2戦の全仏オープン(パリ)に向け、同じクレーコートで最後の実戦となる。当初出場する予定ではなかったが、右手首故障による約1カ月半の戦線離脱から復帰後の2大会で計4試合しか戦えず「全仏の前週にプレーするのは珍しいことだが、もっと自信を得るために試合が必要だった」と急きょ参戦を決めた。「けがをしないことが一番。いいテニスをして来週に臨めるようにしたい」と意気込みを示した。(共同)

【女子テニス】 批判渦巻くシャラポワ ウィンブルドンは「推薦受けず予選勝ち抜いて本戦へ」 公式サイトで表明
 女子テニスの元世界ランキング1位でドーピング違反による1年3カ月の資格停止処分から4月に復帰したマリア・シャラポワ(ロシア)は19日、四大大会第3戦の7月3~16日のウィンブルドン選手権のシングルスで主催者推薦を受けず、予選を勝ち抜いて本戦出場を目指すと自身の公式サイトで表明した。英BBC放送(電子版)によると、シャラポワはイタリア国際で2回戦敗退となったが、22日付の世界ランキングでは200位以内に上がり、ウィンブルドンの予選出場権を確保する見通し。予選は6月26~29日に別会場で行われる。今月28日に開幕する四大大会第2戦の全仏オープンでは予選出場権を得られず、優遇措置として批判のあった主催者推薦枠も与えられなかったために出場の道が断たれた。(共同)

【米女子ゴルフ】 L・トンプソンが8勝目、野村敏京は55位 キングズミル選手権
 米女子ゴルフのキングズミル選手権は21日、バージニア州ウィリアムズバーグのキングズミル・リゾート(パー71)で最終ラウンドが行われ、首位から出た22歳のレキシー・トンプソン(米国)が65と伸ばして通算20アンダー、264で通算8勝目を飾った。5季連続となるツアー勝利。賞金19万5千ドル(約2170万円)を獲得した。5打差の2位は田仁智(韓国)。野村敏京は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74と振るわず通算2オーバーで55位に終わった。(共同)

ゴルフ=米男子ツアー、優勝はホーシェル
[22日 ロイター] - 米男子ゴルフのAT&Tバイロン・ネルソンは21日、テキサス州のTPCフォーシーズンズ・リゾート(パー70)で最終ラウンドを行い、ビリー・ホーシェル(米国)がプレーオフの末、優勝した。世界ランク4位のジェーソン・デー(オーストラリア)とホーシェルは通算12アンダーの268で並び、プレーオフに突入。接戦を制したホーシェルが2014年以来のツアー通算4度目の優勝を勝ち取った。首位スタートを切ったジェームズ・ハーン(米国)は通算11アンダーの269で首位の2人に1打及ばず3位。さらに1打差でジェーソン・コクラク(米国)が4位だった。世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(米国)は最終ラウンドを69で回ったものの、通算6アンダーの274で13位タイに終わった。石川遼は第2ラウンドで予選落ち。

【男子ゴルフ】今平周吾が完全で初優勝 関西オープン最終日
 関西オープン選手権最終日は21日、京都府城陽CC(7037ヤード、パー71)で行われ、初日から首位の24歳、今平周吾が通算9アンダー、275で逃げ切り、ツアー初優勝を果たした。初勝利を4日間首位の完全優勝で飾るのは、日本人では2009年の日本プロ選手権での池田勇太以来。6打差の2位は片岡大育だった。

【女子ゴルフ】上田桃子が3季ぶり優勝 中京ブリヂストンL最終日
 中京テレビ・ブリヂストン・レディース最終日は21日、愛知県中京GC石野(6401ヤード、パー72)で行われ、2位から出た30歳の上田桃子が8バーディー、1ボギーの65で回り、通算16アンダーの200で3季ぶりの優勝を決めた。通算12勝目で賞金1260万円を獲得した。2打差の2位はテレサ・ルー(台湾)。さらに1打差の3位に川岸史果が、4打差の4位には渡辺彩香と堀琴音が入った。通算11アンダーの6位に64を出した宮里藍、笠りつ子ら4人。首位から出た昨年覇者の鈴木愛は74とスコアを落とし、208の18位に終わった。(出場52選手=アマ5、晴れ、気温30・2度、南南西の風2・2メートル、観衆9406人)
■上田桃子の話「お待たせしましたという感じ。優勝は近いようで遠く、この3年間つらかった。やっと勝てたが、まだまだな部分もある。これからもしっかり期待に応えられるよう頑張りたい」