F1=アロンソ、「インディとのクロスオーバー、レースに寄与」
[ニューヨーク 24日 ロイター] - 自動車レースF1、個人総合優勝2回の実績を有し、28日決勝のインディアナポリス500(インディ500)にスポット参戦するフェルナンド・アロンソ(スペイン)は、両レースをクロスオーバーさせることは米国とF1のレース界双方に寄与すると述べた。アロンソは23日、ロイターに対し、「F1は北米を必要としており、北米はいま以上にF1を必要としている」とコメント。より多くのF1ドライバーがアロンソの挑戦に続いて両レースを経験することは「双方にとってメリットがある」と述べた。自身のスポット参戦により、スペインと欧州のファンのインディ500に対する興味は例年から800パーセント増加したとアロンソ。今まで見たこともないレースに出ることに対して多数のファンから感謝のメッセージがSNSを介して寄せられたという。またアロンソは、F1ドライバーを知ることによって米国のレースファンのF1への興味も増すだろうとコメント。米国本拠のリバティ・メディアがF1の新たなオーナーになったことで、米国でF1への関心が高まるように計画を練っているはずだと語った。

ゴルフ=ウッズが手術後初コメント、「引退の考えない」
[24日 ロイター] - 男子ゴルフの元世界ランク1位で、4月に4回目となる腰の手術を受けてツアーを離脱中のタイガー・ウッズ(41、米国)は24日、競技ゴルフから引退する考えはないと述べた。ウッズが受けた手術からの回復に必要な時間は通常6カ月とされている。ウッズは自身のウェブサイトで手術後初のコメントを発表し、「再びプロでプレーしたい」と明言。現在は動かせる範囲が限られ、あと2カ月半─3カ月は体をひねることができないが、「医師のアドバイスに従ってリハビリを行い、短期的なゴールの数々をクリアしていくことに集中している」と述べた。執刀医と理学療法士からは手術がうまくいったと伝えられたとウッズ。現在は歩行やエクササイズ、子供たちの学校への送り迎えをしているという。「急がずにその日その日を過ごしていくだけ」と語った。

テニス=世界1位マリー、モチベーション維持の苦しさを吐露
[24日 ロイター] - 男子テニスのアンディ・マリー(英国)は、今季調子を落としていることについて、昨年世界ランク1位に躍り出てからモチベーションの維持に苦しんでいることが理由だと述べた。マリーは24日、パリで行われたイベントに、リオ五輪柔道男子100キロ超級金メダリストのテディ・リネール(フランス)と登場。何年もトップの座を維持してきたリネールをたたえ、「昨年末に世界1位の座に就いたが、今年はモチベーションの維持と新たな目標設定に苦しむことがある」と告白した。マリーは昨年公式戦24連勝を果たし、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を王座から追い落とした。ところが今季開幕からの勝率は70.8パーセントで、世界1位の選手としては1999年のピート・サンプラス(米国)以来の低い数字となっている。28日開幕の全仏オープンを控え、マリーは「グランドスラムになれば、たとえその前が不調でも特別なやる気を感じる」とコメント。いいトーナメントにしたいと意気込んだ。

【テニス】 シャラポワが主催者推薦で出場 8月のロジャーズ・カップ…全米OPの前哨戦
 8月にカナダで開催されるテニスのロジャーズ・カップの主催者は23日、元世界ランキング1位でドーピング違反による1年3カ月の資格停止処分から4月に復帰したマリア・シャラポワ(ロシア)に推薦での出場資格を与えると発表した。ハードコートで行われるロジャーズ・カップは全米オープンの前哨戦の一つで、今年は女子がトロント、男子がモントリオールでそれぞれ開催される。(共同)

テニス=バブリンカら8強入り、ジュネーブ・オープン
[24日 ロイター] - 男子テニスのジュネーブ・オープンは24日、ジュネーブでシングルス2回戦を行い、第1シードのスタン・バブリンカ(スイス)は相手のロジェリオ・デュトラ・シルバ(ブラジル)が第1セット途中で棄権したため、8強入りを果たした。バブリンカは準々決勝で第6シードのサム・クエリー(米国)と対戦する。第3シードのアルベルト・ラモス(スペイン)、第4シードのジョン・イスナー(米国)は敗退。第5シードのスティーブ・ジョンソン(米国)が勝ち上がった。

【テニス】ダニエル太郎が3回戦へ 全仏オープン予選
 テニスの四大大会第2戦、全仏オープンの予選は24日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス2回戦でダニエル太郎(エイブル)はクロアチア選手に6-3、6-2で勝って3回戦に進んだ。内山靖崇(北日本物産)はスロバキア選手に6-7、3-6で敗れた。(共同)

【女子テニス】青山修子組が準決勝敗退 ストラスブール国際
 女子テニスのストラスブール国際は24日、フランスのストラスブールで行われ、ダブルス準決勝で青山修子(近藤乳業)、楊●(=刊の干を金に)●(=火へんに宣)(中国)組はアシュリー・バーティ、ケーシー・デラクア組(オーストラリア)に6-7、1-6で敗れた。(共同)

【サーフィン】堀越力が3回戦進出 ワールドゲームズ第5日
 2020年東京五輪の追加種目となったサーフィンの世界一を決めるワールドゲームズ第5日は24日、フランス南西部のビアリッツで行われ、男子2回戦の10組で20歳の堀越力が11.44点で2位に入り、3回戦に進んだ。第6日も引き続き2回戦が行われ、大音凛太、小笠原由織、田中大貴が出場する。(共同)

【バレー男子】日本が決勝進出 東アジア選手権
 バレーボール男子の東アジア選手権は24日、ウランバートルで行われ、ユニバーシアード夏季大会(8月・台北)を見据えたチームで臨んでいる日本は準決勝でモンゴルに3-0で勝ち、決勝に進んだ。25日の決勝で台湾と対戦する。(共同)

【バレー】 女子は4増の12チーム 男子は10 2018年秋発足の「スーパーリーグ」
 日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)が2018年秋の開幕を目指すバレーボールの新リーグ「スーパーリーグ」構想の概要が25日、関係者への取材で分かった。現行のプレミアリーグは男女とも8チームだが、女子は12チームでカンファレンス制を導入し、男子は10チームで実施する。31日に発表する。試合方式も全国各地で試合を行う現行方式からホームアンドアウェー方式に変更される。当初はプロ化を目指して独立した運営法人を設置することなどを参加の条件にしていた。参加表明が複数あったが、目標の6チームに満たず条件を緩和。昨年12月末にプロ化を先送りする方針を示していた。