NBA=ジェームズ、プレーオフ通算得点でMJ抜き歴代1位に
[26日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)、キャバリアーズのレブロン・ジェームズ(32)は、25日に行われたプレーオフの東カンファレンス決勝、セルティックスとの第5戦で35得点を挙げ、プレーオフ通算得点で歴代トップに躍り出た。これまでの首位はマイケル・ジョーダン氏の5987得点。ジェームズは第3クオーターに3ポイントシュートを決めてこの日29点目とし、記録を抜いた。この試合で通算5995点まで記録を伸ばした。キャバリアーズはセルティックスに135─102で勝利し、シリーズ通算4勝1敗でNBAファイナル進出決定。3年連続で西カンファレンス覇者のウォリアーズと王座を争うことになった。ジェームズは試合後、自分が背番号23をつけているのはジョーダン氏がいたからだとし、「彼のおかげでバスケットが好きになったが、マイケル・ジョーダンはほとんど神のような存在であり、彼のようになれるなんて思ったことはまったくなかった」と語った。

【バスケットBリーグ】初代王者は栃木 川崎を85-79で下す
 バスケットボール男子のBリーグは27日、東京・国立代々木競技場で一発勝負のチャンピオンシップ(プレーオフ)決勝を行い、元NBA選手の田臥を擁する東地区1位の栃木が85-79で中地区1位の川崎を破り、初代王者に輝いた。前半を43-37とリードして折り返した栃木は第3クオーターに逆転を許したが、最終クオーターにはこの日両チーム最多の25得点をたたき出したギプスが次々とシュートを決めて再逆転に成功。最後は6点差を付けて逃げ切り、賞金5千万円を獲得した。チャンピオンシップのMVPには決勝で21得点した栃木の古川が選ばれた。

テニス=全仏の大本命はナダル、通算10回目の優勝に挑戦
[26日 ロイター] - テニスの四大大会の第2戦、全仏オープン(28日開幕)、男子シングルスでは同大会9回優勝の実績を誇るラファエル・ナダル(30、スペイン)がピーク時の力を取り戻し、満を持して同大会10回目の優勝に挑戦する。ナダルは今季、得意なクレーコートで行われたモンテカルロ、バルセロナ、マドリードでのトーナメントを制覇した。ことしの全仏はロジャー・フェデラー(スイス)がウィンブルドン選手権に備えて欠場。昨年の王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)はようやく本来の動きを取り戻しつつある状態で、世界ランク1位のアンディ・マリー(英国)も不調。新世代のドミニク・ティエム(オーストリア)とアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)らが対抗に挙げられるなか、ナダルが本命視されている。メジャー大会7回優勝の実績を持つジョン・マッケンロー氏はロイターに対し、「全盛期に戻ったと言うのは難しいが、ナダルはすばらしいテニスをしている」とコメントした。ナダルは1回戦でブノワ・ペア(フランス)と対戦。順調に勝ち進めば準決勝で第2シードのジョコビッチと当たる組み合わせとなっている。

テニス=錦織は1回戦でコッキナキスと、全仏OP組み合わせ
[パリ 26日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープン(28日にパリで開幕)のシングルスの組み合わせが26日に決定。男子1回戦では、世界ランク9位で第8シードの錦織圭がタナシ・コッキナキス(オーストラリア)と対戦することになった。杉田祐一は第25シードのスティーブ・ジョンソン(米国)と対戦する。世界ランク1位で第1シードのアンディ・マリー(英国)はアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)、前回王者で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)はマルセル・グラノリェルス(スペイン)、同大会9回の優勝を誇る第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)はブノワ・ペア(フランス)と戦う。女子1回戦では、大坂なおみが予選を勝ち上がったベルギー選手と対戦。世界ランク1位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)はエカテリーナ・マカロワ(ロシア)、連覇を目指す第4シードのガルビネ・ムグルサ(スペイン)は2010年大会の覇者フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)と当たる。

【テニス】 加藤未唯は世界131位と初戦 全仏の男女単出場者出そろう
 28日にパリで開幕するテニスの四大大会第2戦、全仏オープンのシングルス出場者が26日に出そろい、女子で予選を突破して初の四大大会本戦出場を果たした世界ランキング196位の加藤未唯(佐川印刷)は1回戦で世界131位のテイラー・タウンゼント(米国)と対戦することが決まった。男子で予選を勝ち上がった世界102位のダニエル太郎(エイブル)は初戦で164位のイエジ・ヤノビチ(ポーランド)と顔を合わせる。(共同)

テニス=錦織は決勝進出ならず、ジュネーブOP
[26日 ロイター] - 男子テニスのジュネーブ・オープンは26日、ジュネーブでシングルス準決勝を行い、世界ランク9位で第2シードの錦織圭は世界33位のミーシャ・ズベレフ(ドイツ)に4─6、6─3、3─6で敗れた。ズベレフは2010年モーゼル・オープン以来の決勝進出。初優勝をかけて第1シードのスタン・バブリンカ(スイス)に挑戦する。
■錦織圭の話「アンフォーストエラー(ミス)がいつも以上に多いのは明らかなので減らしたい。(右手首故障で約1カ月半も戦線離脱したが)ちょっとずつ試合勘は良くなっている。なるべくポジティブに来週(の全仏オープン)を迎えたい」(共同)

テニス=土居が負傷で途中棄権、全仏の前哨大会準決勝
[26日 ロイター] - 女子テニスのニュルンベルク・カップは26日、ドイツのニュルンベルクで試合を行い、シングルス準決勝で土居美咲は世界ランク19位で第1シードのキキ・ベルテンス(オランダ)との試合を第2セット途中で腹部の負傷のために棄権した。世界64位の土居は第1セットを2─6で落とし、第2セットの第1ゲームも失っていた。同大会はクレーコートで行われる全仏オープンの前哨戦のひとつ。ベルテンスは、決勝でバルボラ・クレチコバ(チェコ)と対戦する。