【米女子ゴルフ】 野村敏京が5打差10位 畑岡奈紗は44位 ボルビック選手権第2日
 米女子ゴルフのボルビック選手権は26日、ミシガン州アンアーバーのトラビスポイントCC(パー72)で第2ラウンドが行われ、4バーディー、1ボギーの69で回った野村敏京が通算7アンダーの137で首位と5打差の10位につけた。3バーディー、2ボギーの71だった畑岡奈紗は通算3アンダーの44位で、横峯さくらは5バーディー、3ボギーの70で通算2アンダーの59位。上原彩子は5オーバーで予選落ちした。8バーディー、1ボギーの65をマークした朴城●(=火へんに玄)(韓国)が12アンダーで2位に2打差をつけてトップ。(共同)
■野村敏京の話「ショットもパットもいい。浮き沈みが少ないラウンドだったので(第3日以降も)こんな感じでプレーしたい」(共同)
■畑岡奈紗(44位)の話「カットラインは意識せず、上だけを見て頑張ろうと思った。調子が上向いてきているので、60台が出せるようにしたい。(引退の意向を表明した宮里藍は)私が米ツアーを目指すきっかけにもなったし、ずっと藍さんを目標にやってきた」
■横峯さくら(59位)の話「最後のバーディーで(予選を)通ることができた。あと2日間、久しぶりにプレーできることがうれしい。一つでも上に行けるように頑張りたい」
■上原彩子(予選落ち)の話「パターが入らなかった。(ラインが)読めなくて、タッチ感も合わすことができなかった。(宮里藍の今季限りでの引退表明を)聞いた時はすごくびっくりした。ジュニア時代から一緒に戦ってきた仲間なので、すごくショックが大きかった」(共同)

【米男子ゴルフ】 池田勇太が7打差33位で予選通過 ディーン&デルーカ招待第2日
 米男子ゴルフのディーン&デルーカ招待は26日、テキサス州フォートワースのコロニアルCC(パー70)で第2ラウンドが行われ、池田勇太は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算1オーバー、141の33位で予選を通過した。ダニー・リー(ニュージーランド)が7バーディー、1ボギーの64をマークして通算6アンダーとし、ウェブ・シンプソン、ケビン・キズナー、スコット・ピアシー(いずれも米国)とともに首位に立った。1打差の5位にセルヒオ・ガルシア(スペイン)ら4人。(共同)

【男子ゴルフ】C・キム首位、宮本5位 ミズノOP第3日
 ミズノ・オープン第3日(27日・岡山県JFE瀬戸内海GC=7404ヤード、パー72)2位から出たチャン・キム(米国)がこの日ベストスコアの67で回り、通算11アンダー、205で首位に立った。3打差の2位は前日首位の趙炳旻(韓国)で、日本勢は通算5アンダーの宮本勝昌の5位が最高。今季2勝の宮里優作と前週ツアー初制覇を果たした今平周吾は、トップと8打差の10位につけている。(出場61選手、晴れ、気温19.4度、南南西の風4.9メートル、観衆3198人)

【米シニアゴルフ】 崎山武志は暫定10位 全米プロシニア選手権第2日
 ゴルフの全米プロシニア選手権は26日、米バージニア州ポトマックフォールズのトランプナショナルGC(パー72)で第1ラウンド残りと第2ラウンドが行われ、崎山武志が2バーディー、2ボギーで4ホールを残して通算4アンダーで暫定10位となった。強風のため約40選手が競技を終えられなかった。第2ラウンドで1バーディー、4ボギー、1トリプルボギーの78と崩れた田村尚之は通算4オーバーで暫定70位。4バーディー、9ボギーで77の室田淳は5オーバー、2ホールを残す井戸木鴻樹は6オーバーに後退した。ベルンハルト・ランガー(ドイツ)が13ホールを終えて通算11アンダーで首位。(共同)

【女子ゴルフ】 宮里藍が現役引退へ 元世界1位、日本プロツアーけん引
 女子ゴルフで世界ランキング1位になるなど国内外で活躍する宮里藍(31)が26日、今季限りで現役を引退する意向を発表した。29日に都内で引退会見を行う。宮里は高校3年時だった2003年9月に仙台市で開催された「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で優勝。10月には史上初の高校生プロゴルファーに転身。これを機に一気に“藍ちゃん人気”に火がつき、現在の女子ゴルフブームの契機となった。米女子ツアーには06年から本格参戦。一時、スイング改造して調子を落とし、引退が頭をよぎるほどのスランプを経験した。しかし、09年7月のエビアン・マスターズで米女子ツアーを初優勝すると、12年まで9勝を挙げた。メジャー大会では09年の全英女子オープン、10年の全米女子プロ選手権で3位になったのが最高で、タイトルには手が届かなかった。最近はパッティングやショットの不調で2012年米ツアー、ウォルマートNWアーカンソー選手権以来優勝から遠ざかっていた。今年5月21日に閉幕した中京テレビ・ブリヂストンレディースで最終日に64を出し、6位に入り復調を印象づけていた矢先での引退表明となった。宮里は国内で14勝、海外では9勝を挙げた。