前額面での脊柱の変位を一般に側弯症と呼ぶ。

 

通常脊柱は、前額面で見て直線、矢状面から見て前後弯からなる。

骨、靭帯、筋などの物理的な支持組織と神経系の絶妙なメカニズムのもと脊柱は安定しており、これらのメカニズムが崩れると本来の脊柱のアライメントが崩れる。

 

側弯症は器質構造的なものと、機能的な原因によるものがある。

 

 

以下に、器質構造的側弯症と機能的側弯症をスクリーニングする整形外科的検査法を示す。

 

検査法

 

患者に前屈するよう指示する。両手は自然に身体の前に倒す。

 

 

 

検者は後方から腰部と胸部、胸郭を観察、次に前方より頸部と胸部を観察する。

→側弯や肋骨の非対称性を観察する。

 

 

 

 

立位で見られた側弯が消失→機能的側弯症

そのまま残っている   →器質構造的側弯症 と判断

 

 

※正確な診断にはX線検査が必要不可欠である。

 

ローテーターカフ不安定性

ローテーターカフの部分的あるいは全体の損傷を伴う

 

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症状

・肩の前側部の激しい痛み

・患部を下にして寝ると痛む

・硬直

・肩の引っかかり感

・自動的・他動的可動域での痛み

・局所的な圧痛

・肩を外転させることができない

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ローテーターカフは、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲挙筋からなる。

 

 

棘上筋腱の損傷が通常であるが、隣り合う肩甲棘筋腱または棘下筋腱の場合もある。

 

不完全断裂:臨床上、棘上筋炎と類似

 完全断裂:転倒・無理な動きによる急激な挫傷が原因であることが多い

 

 

 

整形外科的検査法

 

◯ドロップアームテスト

・患者を座位にし、腕を90°に外転させる

・検者は外転させた腕から手を離し、腕をゆっくりと下ろさせる

 

→肩をゆっくり下せなかったり、急に落ちるようなことがあればローテーターカフの断裂を示唆する

 

 

◯棘上筋テスト

・患者は座位(もしくは直立)、肩を90°外転させるよう指示する

・検者は、患者の腕の肘より若干近位部をつかみ、患者の抵抗に対して押し下げる

 

・次に、母指を下に向けるよう肩を内旋させるよう指示

・上記と同じく、患者の抵抗に対して腕を押し下げる

 

→抵抗力の低下や痛みは棘上筋もしくは棘上筋腱の損傷を示す

TC研究会のスタッフで鍼灸師の石原先生の書籍レビューです

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