「中年デンデケ」第1部まとめ(ドラム初心者の皆さんへ) | この道わが旅(新館)

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「中年デンデケデケデケ」は、1999年に僕が運営するホームページ内のコンテンツでした。
つまり個人的な”音楽日記”です。

第一の目的→ 自分が振り返って、読み返すこと。個人的記録。
第二の目的→ 他人に公開することで自分を追い込んで向上すること。モチベーション維持。

それらの中には、レッスンで習ったこと。
自分なりに失敗や経験から得たこと。
有益ではないかと思える情報・練習メニューなどもからめてあります。

そんな個人的な日記なのですが、「すごく役立った!勉強になった!」と嬉しい声をいただくことがあります。
こうやって初心者の皆さんの役に立つのは、とても嬉しいです。

その中でも、よく初心者が行き詰まり・・・だけど答えが見えない!??部分に関して、ピックアップしてみました。


[デンデケ/第89話]脱・初級者って?
初級を卒業する目安について。
1万時間の法則も併せて読んでください。

[デンデケ/第96話]電子ドラムは有効か?ダメか?<おまけ追加>
よくある電子ドラムについての賛否。
僕は肯定派。日本の住宅環境を考えると、有効な練習道具になります。

[デンデケ/第116話]メトロノーム!
ドラマーに絶対不可欠な練習道具。

[デンデケ/第85話]独学か?レッスンか?
これも人それぞれ。才能もない遅咲きの僕には、独学は遠回りでした。
間違いなく、レッスン受けた方が確実に近道になります。

[デンデケ/第94話]レッスンの効果<追記あり>
しかし、レッスンを受けたからって上手くなりません!結局は個人の努力。

セッティング
一般的なセッティングの基本。
セッティングが大切なのは、正しい身体操作を身につけるためだと思います。
楽器演奏もスポーツなどと同様にフォームが重要です。

[デンデケ/第97話]機材とセッティング
どんな機材、セッティングでも演奏できることの意義。
実戦で通用するためには、どんな機材でもセッティングでも対応できる能力が必要です。
機材やセッティングのせいに出来ません。適応力も実力です。

[デンデケ/第87話]ドラムと健康
健康であってこその音楽。

[デンデケ/第107話]音楽家と肉体鍛錬
音楽家は、実はアスリートかもしれません。
故障もなく、良いコンディションで毎日練習することが上達への近道。

他にも練習メニューやら、色々書いてあります。
興味のある方は読んでみてください。


音楽には「絶対」はなく、色々な方法や道があります。

また、その人が今置かれているレベルや、目指すものによって違ってきます。
それを理解した上で、「なるほど!こういうのもあるんだ」くらいに参考にしてください。
違うと思えば、忘れてください。

ただし、これだけは確実なこと。
それは技術を磨いて無駄なことはありません。

「音楽はテクニックじゃない」「ロックは魂。理論じゃない」
「グルーヴがすべて」なんて言う人たちがいます。
確かに、それは真理です。
・・・だけどねぇ、僕にはなんだか不透明で、胡散臭く感じます。

どう好意的に解釈しても、カッコをつけた言い訳に聞こえててしまう。
こういうセリフは少なくとも、最低限の基礎技術が完成してから言っても遅くないと思います。

自由な音楽表現には、ある程度の技術習得は不可欠です。
上手に演奏できるから楽しいし、色々な音楽表現が実現できる。
技術があるからグルーヴを生み出せるのです。

それから、音楽はロックだけじゃなくて、素晴らしいジャンルは色々あるのですよ。
「ロックは〇〇!」・・・言い訳にしか聞こえません。
音楽には視野を広く持ち、貪欲に柔軟に良い物は取り入れ、広い感性と、でっかい心が大切。
そう思いませんか?

例を挙げると、子供が大人より早く上達する理由は、素直で純粋だからだと思います。
他を否定せず、先生や先輩、人に言われたことをそのまま反復します。
そして、たくさん練習します。

大人のプライドの高い経験者には頑固者が多い。
間違っていても改めない。
良いことも聞く耳持たずで取り入れない。
それに「練習する時間がない」と言い訳します。

練習時間は忙しいサラリーマンでも、工夫と努力で作れるものですよ。

素直で、謙虚で、柔軟で。
一生勉強。一生努力。
こういう姿勢が物事には大切。

これは音楽に限らず、仕事でも、スポーツでも同様に言えることです。

「素直になって、地道に楽しみながら毎日コツコツ」
これが初心者には重要だと悟りました。
素直に謙虚に、とにかくやってみましょう!
答えが見えるまで。