[デンデケ/第107話]音楽家と肉体鍛錬 | この道わが旅(新館)

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図書館で、こんな本を借りてきました。
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以前、 [デンデケ/第87話]ドラムと健康 という記事を書きましたが、

ここにも書いたように健康であることが、すべてに不可欠だと思います。


上の本には、そういったことが僕の記事よりも遥かに専門的に書かれています。


たとえばですが・・・

・音楽家も、運動選手同様に身体を動かすことをしている。
・繊細で、正確で、素早い動きが要求される。
・姿勢が動作と故障しないことにつながる。

・身体作りと維持方法を考えることがが大切。

・身体が健康で、反応が良いことが、良い演奏につながる。

・故障の予防は、正しい姿勢、フォーム、セッティング。
・効率的な練習とは、脳のメカニズムを知ること。
・あがりやメンタル面のコントロール。

こういったことが、人体のイラストと一緒に書かれています。


そして、この本を読んで感じたことが2点あります。

1つは、音楽には筋トレや、身体操作を磨くトレーニングが必要であると確信が持てたこと。

故障しないための鍛錬や、メンテナンスは絶対に必要です。

高度な演奏技術は、身体を酷使しますから鍛えておかないと故障します。

それに第一、健康でなくては、練習も身にならないですし。


以前テレビで見たのですが、ピアニストの上原ひろみがアスリート並みのトレーニングをしていました。

よく覚えてないのですが、確か背筋を鍛えていました。

「ピアノには筋力が必要」って言っていたのを思い出しましたよ。


ジャズの帝王、マイルス・デイビスがボクシングで鍛えていたことも有名です。

長渕は空手家だし(笑)

それにウエイトトレーニングや、他のスポーツで身体を鍛えているドラマーがたくさんいますよね。



これらが、もしかしたら解答かもしれません。



もう1つ感じたことは、内容が「だからどうした??」ってことです。

・・・武道やスポーツ競技などの専門書と比べて、結論が曖昧だからです。


じゃあ、何をすれば良いのかが具体的に書かれていません。

楽器演奏の世界では、身体能力を高めて演奏に生かすって考え方が、これまでなかったのでしょう。


ピアニストのシューマンが、むちゃな指鍛錬をして故障したって話もあります。

それくらい、身体を鍛えるって言う意味で、音楽の世界は遅れているのかもしれません。


以上ですが、個人的にはランニングを頑張ろうと思います!

メタボ脱出、厄年回避のためにも(笑)


興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

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