現状の保有資産について書いた先日のブログ

 

 

ここで保有している投資信託について書きました。

 

 

ほとんどが株式に投資するインデックス投信なんですが、唯一債券に投資している投資信託があります。

それがeMAXIS Slim 先進国債券インデックスです。

 

まずは、これに投資するようになったときのことを書いておきます。

 

2020年の夏ごろから、いわゆる投資ってのを始めたんですが

最初の頃に、投資信託の購入でポイントプレゼント!的なのがあって、とりあえず預金にあった50万円でeMAXIS Slimの国内債券を買ったんですよね(価格変動が小さいので利益も出ないけど、損するリスクも小さいのでポイントのためだけに買うなら好都合だった)。

そのキャンペーンが確か、50万円以上投資信託を購入+3ヶ月保有、とか確かそんな適用条件でした

 

たまたま預金で使う予定の無い分があったので、それを充当して所定の期間保有して売却、無事ポイントゲット(たぶん1000Pとか2000pとかそのくらいだったと思いますが)。少なくとも短期間では値動きは小さい投資信託でしたが、わずかですが利益も得られ、行くあてのない50万円が残ったという状態になりました。

一方で、手元の現金は少ない状態で、何かあって現金が必要となった時のためにリスク資産意外で蓄えを増やしておきたいという懐具合でもありました。

 

当時の投資活動というと、リスク資産の割合をどうするとかそういう意識も無く、継続可能と思われる額の積立(iDecoとつみたてNISA)をしつつ、そこに回さない資金は銀行口座という感じでした。

なので、この50万円をそのまま銀行口座に戻すというのが第一の選択肢。

 

でも、何十万円というそれなりにまとまったお金を銀行に入れていたって、昨今の低金利の状況ではほぼ増えない。

リスクはあんまり取りたくないけど、少しでも増えるところに入れたいなと思ったんですよね。

定期預金にしたところで、キャンペーンとかで極短期間特典金利みたいなものが付くことはありましたが、期間も短いので金額的には微々たるもんでしたしね。

銀行に預けるという選択肢は無いと判断しました。

 

投資先としての条件は以下のようなもの。

①リスクは低いもの(値動きが小さいもの⇒いざ現金が必要となった時に売却して損が出ても許容できる範囲で収まるか)

②投資である以上下がることは当然あるけれど、中長期的(数年以上)には利益が出ることが期待できるもの

という2点。

 

株式とかREITは①の観点からアウト。ならば債券をという流れで、いったんは売却、少しではあったけれど利益も出せた国内債券インデックスの投資信託はどうかと検討してみました。

 

 

 

ちょうど検討してた時期から4年ほど前までさかのぼって基準価額を見るとこんな感じでした。

基準価額は10,000~10,500円の間、4年間で5%程度の動きの範囲内なら条件①についてはOKですが、②についてがどうなんでしょうねという感じでした。

2019年前半に上昇した後はほぼ一貫して下降していて、(実際に上がるか下がるかはわからないことではあるけれど)雰囲気的に上がるような気がしない。

 

 

実際、その後の基準価額の動きを見るとこんな感じで基準価額は下がり続けましたから、当時の判断は結果論ですが間違っていなかったですね。

 

 

 

では海外の債券はどうか。

とはいっても、リスクという観点からすれば新興国債権は選択肢にもならないだろうからということで、先進国債券インデックスの投資信託を検討しました。

 

同じく4年前まで見ると一時的に下がる場面はあったものの、下降局面の期間はごく短く下げ幅も小さい。そして、全体として右上がりの値動きになっていて今後も期待できそうな雰囲気でした。

 

今後の為替も長い目で見れば円安方向に進むと予想していたので、海外資産の方が有利というのも判断材料になりました。

 

ということで、年3%程度の利回りで運用できれば良いなぁというくらいの希望的観測で、この時の資金の置き場として選択しました。その後も、現金の余裕があるときには随時追加して購入という流れで今日に至ります。

 

 

その後4年間の値動き。

2022年の後半から各国の利上げ=債券価格低下の影響で下げましたが、今年に入ってから回復して、基準価額的には昨年前半あたりまで戻ってきています。結果として、約2年で4%程度の上昇なので少し期待値よりも低いですが、リスクを避けつつそれでも多少なり増えると良いなぁという思いからすればだいたい思い描いていた結果に近いところできてると言って良いかと。

(円安による下落が抑制されたのが結構要因としては大きくて、ドルベースだと昨年の後半はもっと下がってるんじゃないかと思っていますけどね)

 

一時期、株式の投資信託に厚く回していたりして、こっちはほとんど買っていない期間もありましたが、最近また月ごとの(積立てに費用を回したうえでも残った)余剰金の一部を回したりという形で、定額ではないですが細々と購入続けています。

 

なので、当初は余剰資金の置き場所、預金の代わりということでスタートしたので、資産全体の管理においての項目名も「投信(流動)」という中途半端な呼び方で、その他の内外の株式の投資信託とは区別してきました。

 

 

全体の管理に使っているスプレッドシートの集計欄です。

「(流動)」というのは、必要となればいつでも現金化できる資産というニュアンスですが、実際にはこれまで売却することなく来ています。やっぱり投資信託になっていると売却という1ステップ入るので、銀行預金に比べると使いづらいですね(;^_^A

そういうこと考えると「貯める」ということを考えるなら、投資信託でも株式でも良いですが、まずは何らかの金融商品にしてしまうというのはアリかもですね。

 

そのあたりがあるので、その右の方で「現預金+流動的な金融商品」という形で集計してますが、自分の中では「ほぼ現金」の額として認識してきました。

ただ、実際にはリスク資産であることは間違いないことですし、外国債券というアセットとして管理していった方が合理的かなというのは最近考えています。

 

これまでの位置づけは、あくまで現金の形態が少し変わったもの(結果として少しのリスクを取りつつ少しのリターンが期待できる)くらいの感覚でしたが、資産全体の中での役割を明確に与えて資産全体の比率もリバランスもしくは購入するボリュームのコントロールで管理していくべきかなと。

 

一般的には債権というと、株式とは逆の動きをするアセットとして株式と組み合わせることで、リスクとリターンをコントロールするということだと思うんですけどね。ただ、ここしばらくは(少なくとも先進国については)株式の上下と債券の上下が相関しているような動き方しています。(株式の投資信託が上がっていると債券の投資信託も上がる、逆も同じという感じ)

 

この傾向が今後も続くのかどうかわかりませんが、それでも少なくとも資産全体の上下をマイルドにする効果は期待できるでしょうし(こういう効果は、心の平安を保ち投資を継続するためには大事かなと思っています)、良くない相場であっても株式に比べれば下落幅は小さい(と期待できる)ので、何らかの理由で現金が必要となった時にまず取り崩すべき資産としての役割はもたせられるのかなという感じですかね。

 

以上のような思惑で、先進国債券インデックスの投資信託については、今後も一定程度購入&保有していこうと思っています。

 

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