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月初恒例の個人向け国債の金利チェックです。
本日(8/6)から募集開始となっている個人向け国債の8月募集分の金利情報は以下の通りです。
(以下、記載している利率は全て税引前です)
https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/recruitment/index.htmlより
個人向け国債
変動10年 (初回適用利率)1.87%
固定5年 (固定)2.06%
固定3年 (固定)1.71%
7月は変動10年の初回が1.80%、固定5年1.95%、固定3年1.56%でしたので各タイプとも利率は上昇。
特に固定5年はいよいよ2%台まで上昇してきており、インフレに勝てないまでもそれなりに(日銀のインフレ目標2%を念頭に置くならば)着いていけるレベルになってきました。
固定5年>変動10年の初回利率の状況も続いており、変動と固定の違いはあるにしても、拘束期間が倍違う商品で短い方が利率が高いという不自然さを感じる状況は継続しています。
国としても財源としての国債の受け入れ先として個人への販売についてテコ入れしたい思惑もあるようですから、このあたりは改善していってほしいところですかねぇ…
そのあたり(個人向け国債の利率の設定方法)の影響もあって、新窓販国債との利率の差が大きくなっており、最近報道でも取り上げられることが徐々に増えてきているように感じている、新窓販国債の8月募集分の利率は以下の通りです。
利率はいずれも固定です。
また、5年はまだ利率は発表されていません。
満期まで保有した場合の実質的な利回りである、応募者利回りは以下の通りとなっています。
10年国債 2.788%
2年国債 1.445%
先月募集分は10年が2.678%、2年が1.367%でしたので、こちらも先月よりそれぞれ利回りは上昇しています。
5年国債については、個人向け国債5年に近いところでしょうから、2%前後のあたり上に行くのか下に行くのかといったところで決まるのかなと。(正解は8/19の発表でご確認を)
ということで、利率だけを見て新窓販国債から選ぶならば10年かなという感じですが、個人向け国債とは異なり、新窓販国債はいわゆる債権としての値動き(金利に対応して上昇したり下落したり)をしますので、償還前に売却をしようとした場合に現在より金利が高い=債権価格は下落という状況では、購入額を下回るという価格変動リスクはあります。
特に新窓販国債の10年は償還までの間の利率が固定となるため、長期金利がこの先さらに大きく上昇し続けた場合でも金利は固定される一方で資産価値は下落することになりますから、償還まで持ち続けることができるかということも含めて、個人向け国債変動10年と比較してどちらが有利であるかは見極めが必要ですね。
(償還まで保有を前提とするなら価格変動リスクは無視できます)
僕自身は、この先10年間で(基準金利×0.66%という)現状の変動10年の金利計算方法を考慮すると、期間中の適用利率の平均が個人向け国債10年の方が上回る可能性は低いと考えていますので、償還まで保有する前提なら新窓販国政10年の方が有利なのではないかと考えています。
(ざっくりと10年度までに長期金利が5%を超えたあたりまで上昇する可能性が高いと考えるならば、個人向け国債変動10年の方が有利になるくらいで見ていて、10年後にそこまで金利が上がるイメージは僕は持てないんですよね)
新窓販国債10年と個人向け国債変動10年をおおむね同額づつ買い増していくことで、(元本確保での)換金性も資金の半分は担保できるのではないかということで、そんな感じで買っていければ良いかなと。
さて、新窓販国債については先月購入できる最低額の5万円を購入しましたが、今月は換金性を確保する意味で個人向け国債変動10年を月末に買う予定です。
ほったらかし投資推奨本の元祖、山崎元さん・水瀬ケンイチさん共著のこの本でも
無リスク資産として個人向け国債変動10年の活用を提言されていました!


