現状、NISAではeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)と【1489】NF・日経高配当50ETFを買っており、老後資産としてのリスク資産は基本的にこの2本に集約していく予定です。
老後の資金という意味では売却金(オルカン)と分配金(【1489】)として受け取る予定でいて、【1489】については売却せず分配金を受け取るだけとすることで万が一長生きしてしまった場合に資産を取り崩し切ってしまうことを避けることができるという思惑でここまで来ました。
ただ、この場合は確かに死ぬまでに年金に分配金というプラスαがあるという安心感を得ることはできますが、最後までそれなりにまとまった金額の資産を保有したまま死ぬことになります。
株価暴落などの可能性も当然ありますが、取崩しをしない【1489】については長期での株価上昇により老後生活のスタート時点よりは増えてしまう可能性もあります。
可能ならば、資産は使い切るか、できるだけ減らした状態で死にたい(逆に言えばQOLを上げることにしっかり使いたい)という考えなので、これはどうにも気持ちが悪いわけです。(;^_^A
という気持ち悪さについては(今の投資スタイルで行こうと決めた時から)ずっと思っていたんですが、解消はできないまでもある程度軽減できるかもという方法を思いつきました。
といっても、まだ本当に思いつきレベルで、合理的な答えかどうかしっかり考えていませんので、実際にやるかどうかも現時点では決めていません。
それは以下のようなことです。
前提条件としては…
・老後生活のスタート時点でそれなりの金額の【1489】を保有している
・ある程度の期間(10年以上くらい)を想定するならば、【1489】の評価額は上昇傾向になると予想
・受取った分配金は全額を使い切る
・(【1489】に限った話ではないが)取り崩し切ってしまうことは避けたい
・決まったタイミング(例えば1年に1回、12月とか)に決まった金額(例えばNISA成長投資枠と同額1,200万円とか)を評価額が上回っていたらその分を売る、下回っていたら買うという運用を行う
最後のは、(決まった金額=1,200万円の場合)例えばある年の年末に【1489】の評価額が1,300万円になっていたら100万円を売る、逆に1,100万円になっていたら100万円分買うという感じですね。
こうすれば高いところで売って、安いところで買い戻すということが意識せずとも可能になりつつ、少なくとも必要以上に資産が(金額ベースで)増えてしまうことは避けられます。
そして、この売買の基準となる金額(上記の場合で言えば1,200万円)を時間の経過とともに(死期が近づいてくるとともに)引き下げていくことで資産の取り崩しペースや資産全体のリスクをコントロールすることも可能になるかもしれません。
仮に
ただし、評価額の上昇や下落が分配金に対してどのような影響を与えるのか(評価額≒基準価額が上昇しても分配金利回りはあまり変わらないか)どうか、また取り崩していくとすればどのくらいのペースが適切かということや年老いた我が身にその判断が可能なのかとかとか考えるべき(検討すべき)ことはいくつかあるかなと思います。
ということで、なんか上手いこといけそうな気がするなぁというレベルの話ですが、思いついたことのメモ代わりに記事にしてみました。
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