恒例の沿道での応援

 1月2日は、正月のお酒が残っていても、何とか起きて箱根駅伝のランナーを応援するのが、いつの間にか習慣になってしまいました。

今年は、特に晴れ渡っているうえに風もない絶好のコンデションでしたから、選手はもちろんのこと、沿道に詰めかけた人々ものどかな雰囲気で、マナーもよく応援できました。

ただ、いつもの指定席がすでに幟を持った人達によって占められていたため、新たな場所を確保するというアクシデントがありました。聞いてみると、東大のランナーを応援するために地方から出てきた人々というので、誰でも考えることが一緒だな、と思ったくらいで、きっぱりとあきらめがつきました。

 

 相変わらず警官の数の多さが目立ちましたが、更に警察の車が停まったりしていて、なかなか指定席のような遠くからランナーが見え、すぐ近くを走るようような適当な場所が探せずにあちこち歩き、折角早めに家を出たのに、場所が探せません。もっとも、新聞社の旗が欲しいと親に言っている子供に会い、早く来たので貰えた旗をあげることができたのが新年早々の快感でした。そして、いよいよランナー達が近づいてきたとき、思いがけず、整理員が制限していた場所が解放され、よい場所が見つかりました。どうやら、コンビニとレストランがある駐車場への出入りでそれまで制限していたようでした。

 

 例年だと団子状態で一塊のランナー達が目の前を走り去るのですが、今年は、何人か集団から遅れて走っていたため、わずかにいつもより長く応援することができました。だからでしょうか、警官が渋滞がひどいから信号機で青の時間を長くするように指示したりしていました。第一京浜と産業道路の交差した指定席を来年はもっと早く来て押さえる必要がありそうです。

また、テレビでスタート直後に大東文化大の選手が足を引きずって走っていたので、大森まで頑張っているかどうか不安でしたが、少し遅れたくらいで走っているを目の前に見て、安心するとともに久しぶりに大きな声で「ガンバレ、ガンバレ」と励ましました。

 

 

大田区役所で開催

 年間6回奇数月第3木曜日に開催している東京都マンション管理士会大田支部主催(大田区後援)の相談会に参加しました。連日猛暑が続いていますから、相談者がいるのかどうかを危惧しましたが、相談開始時間午後1時には、すでに待っている方がいて、結局、3組の相談を4名の大田支部会員でお受けしました。もっとも、前に相談者が0名だったときと違い、今回は、1組から電話予約いただいていたため比較的余裕をもって臨めました。たとえ午後1時から4時まで相談者がいない場合でも、大田区から会場を提供されているので待機していなくてはなりませんし、後日、名義使用報告書という結果を記載した書面を提出する義務があるからです。

 

 大田区役所は、JR蒲田駅から近く便利ですし1階ロビーという人通りが多い会場なのですが、いかんせん、分譲マンションの管理についての相談会ですから、誰もが関心があるというわけでもなく、マンション管理士会の幟を不思議そうに見て通り過ぎて行きます。そんなときに思い出すのは、千代田区や新宿区のマンション管理士から聞いた「相談者が多いから、相談員が足らずに困っている」という言葉です。勿論、大田支部でも会員20名のうち平日に相談員として参加できるメンバーが限られています。しかし、たまたま今回は、久しぶりに出てきてくれた会員がいたので、重なった相談者をお待たせしないですみホッとしました。

 

 大田区主催での分譲マンション管理セミナーが9月9日(日)消費者生活センターで開催されます。その案内チラシができあがったので、住宅課の担当者からいつものように180部預かりました。チラシを会員に配って、それぞれ知り合いや近くのマンションに渡してもらうのです。

 

管理組合に同行

 まだ、雨が残っている肌寒い土曜日に顧問先で足場解体前検査があり、修繕委員とともに参加しました。事前に保険をかけていても、ヘルメットをかぶって命綱もつけますから、服装も背広というわけにもいきません。管理組合の参加者は、ほとんどが初めての経験だったはずですが、意外に緊張していない様子でした。今回は、マンションの形状が複雑なので、迂回する場所が多く、狭くて段差があるために、ヘルメットに度々上の鉄棒があたりコツコツと音をたてましたから、ヘルメット着用でなかったら、きぅと頭がコブだらけになったでしょう。

 

 屋上は、連日の雨のためにまだ防水工事が完成していなかったので、防水の工程がよくわかりました。また、水溜りができないようにと凹凸をできるだけ少なくする作業も確認しました。管理組合からの質問にも現場責任者がゆっくりとわかり易く説明をしてくれたので、約2時間という時間がかかりましたが、特に指摘箇所などありませんでした。ただし、足場を歩いていると、どうしてもバルコニーから部屋の中が見えてしまいますし、居住者と目線があってしまします。そんなときに、慌ててカーテンを閉められるのには閉口しました。まるで、不審者扱いで汚らわしいと言わんばかりの素振りだったからです。ゆっくりと歩きながら、タイルの汚れやシーリングの塗り忘れなどをチェックしているだけでもそんな態度をされるのですから、一日中そこにとどまって作業する人の心中が察せられます。

 

 4ヶ月という工期で始まった工事が、雨のために延びて、6月末が7月中旬までかかりそうとの説明を受けました。当然、費用負担は、業者ですが、居住者にとっても、例えば、洗濯物を干せない日が延びるわけですから、ご不便をかけることになります。遅れを挽回するために土日も作業をしている業者も大変ですが、晴れると作業があり、雨が降ると作業がないのでは、洗濯物を干す日がまったくないのです。そこで、居住者に対して工期が延びる説明とお詫びを書面にして配布してもらうことにしました。その後すぐに、文面案がメールされてきましたが、お詫びが主で、工事の終了予定などが大切なところが抜けていたため、ほとんど書直しをするしかありませんでした。