不定期 四十路通信 -325ページ目
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掃除。

綺麗好きの部屋が、綺麗だとは限らない。

Tも自分では割と綺麗好きな方だと思うが、仕事が忙しくなる時期や、来客があった後(うちへの来客者は主にリビング泊)部屋が汚れてしまう。

その他には毎日使う場所とかは少しずつ乱れていくので、なかなかそれに気づかずに乱れてしまったりする。

そんな訳で、約半年に一度の気まぐれクローゼット大掃除を決行してみました。

こちらが掃除前の洋服達




いやいや、思えば某国某市に来て10年、服って捨てた事無いような。

っていうか、未だに日本から持ってきた服とかパンツとかまだ有るし、着てるし・・・

物持ち良いのね、北海道人って。という訳で大掃除開催。

そしたらあらまあ出てくる出てくる古着屋で買い漁った一発屋の洋服たち。(来た当時は古着屋がめちゃめちゃ安かった。Tシャツ¥200~800、パンツ¥1000前後)

しかも悲しいかな、此処10年で体型が進化したため着れない服モリモリ。

ま、着れない服をいくら持ってても仕方がないので、さよならです。




切ないですね、なんか。長年連れ添った相方を捨てるような、そんな気分です。

で、大きなゴミ袋1つ、小さめ(といってもなかなか大きい)2つ分の相方を葬り去る。

そんでもってついでに壁拭き。ちなみにうちのベットルームは湿気が凄くて放っておくと冬の間に壁に黒い斑点(黒カビ君)が広がってしまう為、定期的に壁拭きしないといけない。

いい加減、除湿器買おうかな・・・

そんなこんなしているうちに、かれこれ2時間。ようやく全行程終了。トゥットゥルー!



どう?どうなのこれ??始めの写真とは見違うほどの洋服たち。

掃除って、本当に良いもんですね。

今度からは、マメに掃除しよ。

過去。

とりあえず、今の人には言えない生活の始まりについて。

忘れもしない1998年 1月14日、雪の降りしきる札幌を出発。

する予定があまりの大雪の為にどうやら飛行機が飛びそうもない。

いろいろ迷ったあげくにいったん家に帰る事に。

旅行代理店に電話を入れると、

「もうすぐ臨時便が飛びそうなので、早く空港に戻って下さい!急いで!!」との事。

空港に戻ってみると、臨時便出発5分前。

初めて家族と離れて暮らす海外、普通の人達ならきっと、

自分「じゃ、行ってくるよ。」
家族「体には気をつけてね。」
家族「住所決まったら連絡するのよ(ちょっと涙)」
自分「うん。何泣いてんの、二度と会えない訳じゃないんだから(と言いつつちょい涙)」

家族の視線を背中に感じながら、不安(60%)と期待(40%)を抱えながらゲートをくぐる・・・みたいな。

ところがtoshibonzの場合はこう。

自分「やばっ!あと5分!!」
父「はぁ、はぁ、はぁ。(200mほど全力疾走のあと)」
姉「はぁ、はぁ、あんたゲートあっちだよ、早くしないと!!はい、これ自分でもって!」
自分「おう!走るわ。じゃ、また!!」
父「はぁ、はぁ、はぁ。」

ゲートをくぐる前に一度だけ振り返ると、走って疲れた父と姉が、20mほど離れた所を、こちらに背を向けて歩いていた。

実質見送り0。その時の心境、飛行機に間に合うだろうかの不安97%。汗だくなのが気になる3%。

その後、母と姉には、帰国の際にあったのだが、父には10年間、一度も会っていない。

そんなこんなでどうにかたどり着いた成田国際空港。

乗るはずの飛行機に間に合うはずもなく飛行機会社が用意したホテルに泊まる事に。

しかもさっきかいた汗が原因で、なかなかの風邪っぴき。

何かあったかいものでも食べたいな~と思ってみてもホテルのレストランは既に閉店したあと。

部屋はなかなか豪華な部屋(恐らくセミスイート)。

でも喰ったものは自販機で売ってたカップラーメン。

ベットは二つあったのだけどもちろん一人。

いやいや寂しかったね、この夜は。

人生で、BEST3に入るね。間違いなく。

そんなこんなでなんとかたどり着いた某国某空港。

始めは此処が同じ季節なのかと一瞬疑ってしまった。それほどの陽気。

みんなジーンズにTシャツ。

私、極寒冷地仕様ですが何か?

開き直って迎えにくるはずの人に連絡をしようとPhone Cardなるものを購入。

しかし電話の何処をみてもカードを入れる穴がない。

???である。おそるおそるInformationに訪ねると、

「それはね、裏の番号にかけて、暗証番号入れてどーだこーだ・・・」

ありがとうお姉さん。しかしその人にかけてみると・・・

T「○○さんですか?toshibonzですが、空港に着きました。」
迎え人「OK。じゃとりあえず、此処までバスできて。」
T「・・・」

言われた場所は空港からバスに乗って3時間はかかる町。

何の為の迎え人だよ!と突っ込みながらもバスでその町に向かったのでした。

このようにして始まった人には言えない生活がその後10余年も続いて、しかもまだ続いているとはその頃のtoshibonzが知る訳もない・・・





ブログ、はじめました。

とりあえず、大切な人、友達、家族への近況連絡にも使えるなと思って初めてみました、このブログ。
とりあえずボクは元気です。
皆は元気かな~?
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