愛する魂の冒険者たちへ





あなたは、生まれる前にいた場所、「お空の上」のことを覚えていますか?

この地球に、何をしようと思ってきたか、覚えていますか?





というのも、

最近、「あなたがお空の上で決めてきたこと〜みことちゃんの物語」を、

ブログや本で読んでくださった方が、

立て続けに、以下のような話を聞かせてくれたんです。





「息子が、生まれる前のことや、

なぜ私のところを選んで生まれて来てくれたかを

話してくれました。

お空の上で、神様と話したことも教えてくれました」




というように、

お子さんが胎内記憶・生前記憶を話してくれたことを

嬉しそうに教えてくださった方もいれば・・・




「あまねさん、私もお空の上に行って、地上に戻って来たことを思い出しました」



というように、大人の方が「あの世に行ったこと」(臨死体験)を

ちょっと小声で教えてくれたこともあります。






講演会に来てくださった方から、

「本を読んで涙が止まらなかった」という感想を頂いたり、

長年の悩みが氷解した、

子供をギュッと抱きしめた、

家族を亡くしたけれど少し心が軽くなった、

自分が今回の人生でやりたいことに気づいた、

といったご報告を、直接、聞かせて頂いたんです。






実は先日、僕と田宮さんを取材に来てくれた

雑誌編集者の方まで

「泣きながら読みました」と言ってくださったんです。





「西田さん、これはサインだと思いますよ!」って、

パートナーの田宮さんがいうんですよね。

僕もそう感じました。

(田宮さんは、僕にこの物語を書くきっかけをくれて、一緒に考えてくれたんです)




なので、今、書いている次回作の執筆(書き下ろしの物語。光文社さんです)を超がんばる(笑)のと同時に、、、





「あなたがお空の上で決めてきたこと〜みことちゃんの物語」の

ノーカット版を、

「アマテラス!」で連載させていただくことにしました。





ノーカット版というのは、本にするときに、

 

ページ数の関係でカットしたところがあるのです。

書き下ろして掲載を見合わせた章も含めて、

載せていく予定です。





最近、読者になってくださって、初めて読んでくださる方も、

すでに読んで下さって、

本をご購入くださった方も(ありがとうございます!)

どうぞ、お付き合いください。





そして、ご感想や、

「胎内記憶のエピソード」がありましたら、

ぜひ、ブログのコメント欄でお寄せくださいね。




この本です。

 

 




〜〜〜




「あなたがお空の上で決めてきたこと」
みことちゃんの物語 ノーカット版 その1




*はじめに*

これはとても信じらないような話なんですが、

私たちは生まれる前に、

「これをやりたい!」ということを決め、

誓いを立てて、夢と希望に燃えて生まれてくるようなのです。


そして「それ」を思い出せると、

叶えたくて、叶えたくて仕方なかった「切なる願い」が、

急速に、実現へと向かうようになっている、ようなのです。


例えば、

 

「誰かと本当に愛し、愛される関係を持ちたい」。

「才能と魅力を存分に生かせるライフワーク(天職)に力を注ぎたい」。

「心も体も健やかに、笑顔で暮らしたい」。

「経済的にも、精神的にも、豊かでありたい」。


そうした願いの全ては、今回の人生で実現できるようです。必ずできる。

あなたがお空の上で決めてきたことを、思い出すことができたなら。

 
 


僕は月刊誌「ゆほびか」の編集長をやらせてもらいながら、

ライフワークとして、童話や物語を創作してきました。

僕には5人の子どもたちがいます。

子どもたちが小さかったころ、眠る前に一緒にふとんに入り、

小さい手を握りながら、僕が作った物語を話していると、

みんな喜んで、毎日、楽しみにしてくれていました。


お話しているうちに、いつの間にかすやすや眠っていた、

あの手の小ささ、暖かさ、確かさは忘れません。


そして、ふだん、子どもたちと話していると、

時々、「意外なこと」を教えてくれることがありました。


「すごいなあ!」「僕より、ずっと魂が成長しているんじゃないか」と、

ハッとさせられることも、多々あったのです。


彼らが教えてくれた「意外なこと」をもとに、

一緒にお話を創っていったこともありました。


その中に「胎内記憶」をテーマにして作った話があります。

胎内記憶というのは、子どもが生まれる前のことを覚えていて、

それを話してくれるんですよね。


例えば、こんな具合に。

「パパとママを選んだんだよ。ずっと、待っていたんだよ」

「ママとパパの声が聞こえたよ。パパ、ぞうさん歌ってたよ」

「ママに、大好き!って言うために生まれたよ」




この胎内記憶について、医師の池川明先生に取材したことがあります。

池川先生は、胎内記憶についての大規模な調査を行っています

(2002年の調査。長野県諏訪市の保育園や幼稚園で838人、

長野県塩尻市の保育園で、782人など) 。


池川先生は、こんな調査結果を教えてくれました。

・幼児の30%に、胎内記憶(お母さんのおなかの中にいたときの記憶)がある

・そのうち20%に、誕生記憶(生まれてきたときの記憶)がある

・そのうち20%に、中間生記憶(お空の上にいたときの記憶)がある





実は僕の子どもたちも、生まれる前の記憶を聞かせてくれたことがあります。

「お空の上でぴょんぴょん飛び跳ねていた」

「天使だった」
と。


子どもたちが話してくれたエピソードを元に書き上げたのが、この物語です。






エピソード1●「私、あの人にママになってほしい!」



みことちゃんは、10歳の女の子です。

漫画が大好きで、絵を描くのが大好きで、

ご飯とお味噌汁が大好きで、宿題が嫌いな、普通の女の子です。

でも、みことちゃんには、誰にも言えない秘密がありました。




実は、みことちゃんは、

「お空の上にいる、白いヒゲのおじさん」と、

内緒話ができるのです。




そして、みことちゃんは、「生まれる前のこと」を覚えているのでした。


今も時々、みことちゃんは、自分が生まれる前のことを思い出します。

みことちゃんは生まれる前、お空の上にいたのです。




そのことを思い出すだけで、

みことちゃんは胸が暖かくなり、

目に映る全部が、輝いて見え出すのでした。




さて、お空の上にいた時、

みことちゃんは、薄いピンク色の雲の上で、ピョンピョン跳ねたり、

小鳥たちや花たちとお話したりして遊んでいました。




ある時、雲の下を見ると、 みことちゃんは、

とてもきれいで、笑顔がステキな、大人の女の人を見つけました。



ところが、その女の人は、ときどき、

どうしようもなく悲しい気持ちになって、

誰にも逢いたくなくて、ふとんの中で泣いていたのです。



みことちゃんは、女の人に、いままで何があったのかを、見ていきました。

みことちゃんは、その人の心に光をあてることで、

過去に何があったのかや、

未来に起きる可能性のある出来事が、見えるのです。




この女の人が小さかったころ。

女の人の、お父さんは、とても働き者でしたが、おうちの中ではイバリンボ。

お酒を飲んでは怒鳴っていました。


女の人の、お母さんはいつも体調がわるく、

夫婦げんかばかりしていたのです。


小さい女の子が、自分も泣きたいのに、

涙を一生懸命こらえながら、泣いている小さい弟を慰めている…。



そんな、この女の人の過去を見て、みことちゃんの胸はズキズキ痛みました。



お空のうえから、みことちゃんは、この女の人に応援を送りました。


「がんばってきたんだね。とってもえらいね! 

わたし、あなたのこと大好き! 

応援してるからね!」



やがて、女の人は、優しそうな目をした男の人と出会って、結婚しました。

「わあー! おめでとう! よかったねえ」。

みことちゃんは嬉しくて、ぴょんぴょん飛び跳ねました。



ところが、見ていると、なんだか、雲行きがあやしいのです。

男の人は、夜遅くまで帰ってきません。


とても忙しいお仕事で、徹夜でお仕事を仕上げることもあり、

お家に帰ってこないことがたびたびありました。



家の中で、女の人は、ため息をついて、

時々、いっぱい食べたりしては、吐いていました。


女の人が何かのビンや錠剤を戸棚にかくしていることを、

みことちゃんは知っていました。



この女の人を助けたい! 


みことちゃんは、いてもたってもいられなくなりました。


すると、突然、白いヒゲをはやしたおじさんが目の前に現れました。

びっくりしているみことちゃんに、白いヒゲのおじさんは言いました。



「みことちゃん。あの、女の人の、子どもになりたいかい?」



みことちゃんはすぐに答えます。



「うん、なりたい! 

わたし、あの人がママになってほしい!」




すると、白いヒゲのおじさんは言いました。



「みことちゃんは、これまでの人生で、いいことをいっぱいしてきた。

だから次は、どんなところでも、

好きなコースを選べるんだがね。


もちろん、あの女の人のところに生まれてもいいんだけど、

大変かもしれないよ。


なぜなら、あの女の人には“光の使命”がある。

そして、あの男の人もそうなんだ。


あのママとパパのところに生まれる、みことちゃんも、

“光の使命”の道を歩むことになるだろう。


大変だと思うことや、悲しいと思うこと、

寂しいと思うこともあるかもしれない。


でも、そのことで、みことちゃんの魂は大きく成長していくよ。

どう、覚悟はできたかな? 」



「うん! わたし、なんでもやるよ! 

あの人がわたしの、ママになるのね! わーい!」



「そういうと思ったよ。わかった。

では、みことちゃん、この宝箱を持っていきなさい」



白いヒゲのおじさんは、光り輝く箱をいくつか並べました。



「わあ、きれい! 

これ、もらっていいんですか? 

もう生まれていいですか?」



みことちゃんはぴょんぴょん飛び跳ねます。



「時が満ちるまで待ちなさい。

3つのプレゼントを選べるからね。

じっくり選ぶといいよ」



白いヒゲのおじさんはそう言いました。


みことちゃんは、すぐにでも飛んでいきたかったのですが、

お空の上で、おじさんのOKが出るまで、待つことにしました。




「3つのプレゼント」の中身を選び終わったみことちゃんは、

お空の上でブランコに乗っていました。

すると、二人の子どもが近寄ってきました。


その顔は、光り輝いています。


みことちゃんは二人を見て、とても懐かしく感じました。


「あ! あなたたち!」


「やあ、みことちゃん。今回は、

僕たちがお姉ちゃんとお兄ちゃんになるよ。

先に行って待ってるからね」



(物語のエピソード1 ここまで)





*コラム 子どもが、この世界に生まれてくる3つの理由*


さて、みことちゃんが選んだ「3つのプレゼント」とは、

なんだったのでしょうか?

一つめのプレゼントは、「試練」と呼ばれるものです。

みことちゃんが選んだ試練は、「病気」と「両親の離婚」でした。

人生では、うれしいことも楽しいこともたくさんありますが、

苦しいことも、悲しいことも、たくさん体験します。

のたうち回るようなつらいこと、

身も心もちぎれてしまうのではないかという苦しみ……。

もしかしたら、今、そのただなかにいるかたもいらっしゃるかもしれません。


僕も、離婚を経験し、子どもたちと離れて暮らす決断をした時は、

「死んでしまいたい、自分が死ねば全て解決するんだ」

 

と思っていたことがあります。


病気。離婚。失業。家族の悩み。人間関係の苦しみ。お金の苦労。

そうした体験すべては、実は、自分で選んできたもの…

そんな考え方は、なかなか受け入れがたいものです。



けれども、どうやら、そうらしいのです。



白いひげのおじさんがくれた、

二つ目のプレゼントは、

 

「 自分の中になぜか湧いてくる、ワクワクする気持ち」です。


そして、三つ目のプレゼントは、

 

「ソウルメイトとの出会い」です。




胎内記憶を持つ子どもたちの話によると、

子どもたちは、この「3つのプレゼント」を大切に持って、

この地上に生まれてくるようなのです。


 1つめのプレゼント「試練」

 2つめのプレゼント「自分の中になぜか湧いてくる、ワクワクする気持ち」

 3つめのプレゼント「ソウルメイトとの出会い」



この3つのプレゼントの「中身」は、自分で選べるのです。



では、そもそもなぜ、こうした3つのプレゼントをたずさえて、

子どもたちは、この世に生まれてくるのでしょうか。





胎内記憶をもつ子どもたちは、次のように語っています。

●子どもたちが、この世界に生まれてくる理由


1)子どもは、親を選んで生まれてくる。親を助けるために生まれてくる 

(特に母親を助けるために)


2)子どもは、マイナスの連鎖を終わらせるために生まれてくる

(闇を光に変えるために)


3)子どもは、自分自身の人生の目的を達成するために生まれてくる。

親だけでなく、みんなを幸せにするために生まれてくる

(地球を愛で包むために)






(その2に続く)


*インターネットマガジン「アマテラス!」は以下からアクセスしていただけます。

https://amaterasu-hikari.jp/_ct/17307016

 








すべての息子たち、娘たちが、自分の道を見つけて、力強く歩めますように。

僕は全身全霊で応援しています。





今日も命にありがとうございます。
西田普
にしだあまね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*イベントの予定


 

 

10月19日

田宮陽子・西田普「運命の人~あなたに愛の奇跡を起こす会」福岡

 

10月20日

田宮陽子・西田普「神様に愛されて幸せに成功する生き方」福岡

 

 

10月26日(土)

田宮陽子&西田普「神様に愛されて幸せに成功する生き方」鎌倉

 

10月27日(日)

田宮陽子&西田普「大好きなことで幸せなお金持ちになる会」鎌倉

 

 

11月2日〜4日

田宮陽子&西田普「あなたの運気を上げるブログ塾」リトリート合宿

 

 

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