
あけましておめでとうございます。
想いを翻訳する「言葉の研究室」、
室長の 三角 透 です。
少し投稿の間隔が空きましたが、
皆さま、どんな年末年始を
過ごされましたか?
私は、研究室(PC)を閉じて、
デジタルな情報を遮断し、
静かに「熟成」の時間を過ごしていました。
さて、三が日も過ぎて、
SNSやブログでは
こんな投稿が溢れかえっていますね。
「今年の目標を100個書きました!」
「元旦からロケットスタートです!」
そんな、キラキラした
エネルギーの塊のような言葉たちを見て……。
もしあなたが、
「うっ……私はまだ何も考えてない」
「昨年の目標も達成できてないのに、
新しい目標なんて……」
と、新年早々、
焦りや自己嫌悪を感じているのなら。
今日の話は、
そんなあなたのための
「処方箋」です。
博士として、断言します。
今はまだ、
未来の目標なんて立てなくていい。
その前に、絶対にやっておくべき
「科学的な手順」があります。
それが「ふりかえり」です。
🔬 小学生でもわかる「三角関数」の怖さ
目標(未来)を考える前に、
なぜ「ふりかえり(現在地の確認)」が必要なのか。
それを、「三角関数」の考え方で説明しましょう。
数学アレルギーの方も安心してください。
数式は使いません(笑)
イメージしてほしいのは、
「V(ブイ)の字」です。
あなたがここから、
真っ直ぐ遠くへ進もうとしたとします。
その時、スタートの角度が
「たった1度」ずれていたとしたら、
どうなると思いますか?
「1度くらい、誤差の範囲でしょう?」
「隣同士みたいなものじゃない?」
そう思うかもしれません。
確かに、最初の数歩では
誰にも気づかないほどの差です。
しかし、そのまま進み続けると……
Vの字はどんどん開いていきます。
三角関数(タンジェント)で計算すると、
1度ずれたまま100メートル進めば、
横に約1.7メートル
(大人が寝転べる距離)のズレが出ます。
さらに、人生という長い距離
(例えば100キロ先)を進めば、
そのズレは約1.7キロメートル。
もう、肉眼ではお互いが見えないほど
「まったく違う場所」に到着してしまうのです。
これが、
「初期条件(スタートの角度)」の怖さです。
自分の現在地が分かっていないまま、
「なんとなくこっちかな(目標)」と走り出すのは、
コンパスを持たずに海に出るようなもの。
どんなに高性能なエンジン(やる気)があっても、
最初の角度がたった1度ズレていれば、
努力すればするほど、
望む未来から遠ざかってしまうのです。
だからこそ、
いきなり「今年どうするか(未来)」を考える前に、
「去年どうだったか(過去)」を
丁寧に振り返る。
こうして、先に進むための目標角度を
見定める必要があるのです。
🧪 「できたこと」だけを数える実験
振り返りといっても、
「あれもできなかった」と反省会をする必要はありません。
それは、あなたのエネルギーを下げるだけです。
おすすめしたいのは、
「上手くいった事実(できたこと)」だけを
抽出する実験です。
- 忙しい中でも、家族を支え続けた。
- ブログを一度でも更新した。
- 辛い時に、逃げずに耐えた。
どんなに小さなことでも構いません。
ノートに書き出してみてください。
そうやって「上手くいったこと」を並べていくと、
あなたの現在地(初期条件)が、
「ダメな私」から「意外と頑張った私」に
修正(キャリブレーション)されていきます。
「私は、これだけやってこれたんだ」
その肯定感という「土台」があって初めて、
無理のない、あなたらしい
「今年の軌道(目標)」が見えてくるのです。
焦らなくて大丈夫。
正しいスタートを切るために、
まずはゆっくりと、
後ろを振り返ってみましょう。
そこに落ちている「小さなできたこと」が、
今年、あなたを遠くへ運ぶ燃料になりますから。
今年も、無理せず、等身大で。
一緒に「言葉の実験」を楽しんでいきましょう。
本年も、よろしくお願いいたします。
それでは、素敵な週末を。
想いを翻訳する「言葉の研究室」
室長 三角 透
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