お父さんの言葉の力不足 | ハカセのやわらか文章営業術

ハカセのやわらか文章営業術

ほとんどのビジネス初心者は、自分のサービスを上手く語ることができません。「ハカセのやわらか文章営業術」では、ビジネスに必要な文章を自分らしく書くヒントをお伝えします。自分らしい言葉でビジネスをすると自然体でファンが増え、いきいきとした毎日が送れます。

こんにちは。
三角透(みすみとおる)です。

先日、ブランディングについて考えさせられる
「もったいない!」と感じた話を読みました。

この話、あなたがどう感じるでしょう?
 

シェアするのでご感想を

教えていただけると嬉しいです。


(引用ここから)

 

息子の目標

 

数年前、息子から学校から帰るなり

「お父さんは人を殺す訓練しよる人なん?」

 

と聞かれた。

 

 

どういうことなのか、

意味が分からなくて聞いたら

 

学校の先生に○×君(息子)のお父さんは

自衛官だから、人を殺したり戦争をする為の

仕事をしてる、それは間違ってる、

 

と言うような意味のことを言われたらしい。

 

 

俺は何も言わなかった、

うまく言えなくて、自分にもガッカリした。

 

 

戦争が悪いことなのは分かってる、

だけど戦争の準備はする必要があると言えなかった。

 

 

けど、どうも嫁が何かを言ったらしい

 

息子に何を言ったのか知らない。

 

でも、確実に嫁が何かを息子に言ったのは分る。

 

 

次の日、息子が言ってくれた。

「僕も自衛隊に入りたい、お父さんになりたい」って、

早口で言って早足で逃げていった。

 

 

あいつがどんな将来を選ぼうと構わない。

 

ただ一瞬でも俺を目指そうとしてくれた、

その瞬間があることが幸せだと思った。

 

(引用ここまで)
出典 Sharetube-シェアしたくなる話


いかかでしたか?

実は、何人かに記事の感想を聞いたのですが、
みんなバラバラだったんですよね。


というのも、どの登場人物に共感するのか
あるいは反感を持つかで、
視点が変わるからです。


私は、お父さんに注目しました。
子どもがいて、立場が似ているからです。


そして最初に思ったのは、
子どもから質問をされた時に、

お父さんはちゃんと

自分の仕事について
説明して欲しかったな、と。


たとえ戦争の準備をしているとはいえ、
それは手段であって
本当の目的では無いはずです。


想像するしかできないけれど
自衛官になったときには、例えば、

大切な人を守るため
人の役に立つため
国防に携わるため

といった仕事を選んだ目的や
理念があるはずです。


自分が仕事を選んだ理由を
子どもに教えてあげられる機会って

なかなかないですよね。

 

 

子どもが親の仕事について

ひいては自分の価値観をつたえる

チャンスを見逃してしまいました。

 

 

だから、もったいない!



それから、もう1つ、大事な点に
気が付きました。


それは、

普段から言語化していないと
いざというときに伝えられない

と、いうこと。


自衛官は誤解されやすい職種です。


実際、3Kと呼ばれるような
危険、汚い、きつい仕事は
不人気ですし、誤解も多い。


でも、社会を支える仕事、
私たちの安全を担ってくれていることは
間違いないことです。


だから余計に、子どもに聞かれた時に
自分の言葉で説明してほしかったなと

思うのですよね。


もしも、ですよ。

息子さんから聞かれた時に、

「お父さんのやっている仕事って
こんなことだよ」

って、理念、目的、理由を
自分の言葉で説明できたら
どうだったでしょう?


息子さんを、お父さんが
直接、勇気づけることもできたはずです。


きっと、子どもにも自分の仕事のことを
伝える貴重な機会になったでしょう。


説明しながらも、お父さん自身が
自分の仕事に、
さらに誇りを持てたかもしれません。



理念、仕事をしている理由を
言葉にして発信する


これって、まさにブランディングですね。
 

 

ちゃんと言葉にしておかないと

伝えることもできません。

 


あなたは、自分の仕事の理念や目的を
言葉にしていますか?
 

 

三角透・公式メルマガ(無料)

情熱を上手くカタチにできない人の、力になるために。

公式メルマガ「三角透のやわらかロジカルレター」では

ブログでは公表できないような

進行中のお仕事の裏話や、仲間うちだけのコアな話も

やわらかくてロジカルにお届けしています。 

クローバー 動画セミナープレゼント中‼︎

(プレゼントは予告なく締め切ります。お早目にどうぞ。)