マーラー:交響曲第8番 クーベリック バイエルン放送so他 (1970) | ~Integration and Amplification~ クラシック音楽やその他のことなど

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学生時代から断続的に聞いてきたクラシックCD。一言二言で印象を書き留めておきたい。その時の印象を大切に。
ということで始めました。
そして、好きな映画や読書なども時々付け加えて、新たな感動を求めていきたいと思います。

【CDについて】

作曲:マーラー

曲名:交響曲第8番変ホ長調 (74:16)

演奏:クーベリック指揮、バイエルン放送交響楽団

   アーロヨ(s)、スポーレンベルク(s)、マティス(s)、ハマリ(a)、プロクター(a)

   グローベ(t)、フィッシャー=ディースカウ(br)、クラス(bs)、クラウス(org)

   バイエルン放送合唱団、北ドイツ放送合唱団、西ドイツ放送合唱団

   レーゲンスブルグ大聖堂少年聖歌隊、ミュンヘン・モテット女声合唱団

録音:1970年6月 ミュンヘン

CD:UCCG-3954(レーベル:DG、発売:ユニバーサル・ミュージック)

 

【曲に関して】

 マーラーの第8番は、演奏者が千人必要なことから、一般に千人の交響曲と呼ばれたりします。今ほど一般的でなかった時代には、まだ録音が少なく、雑誌などでそのことが強調されて、敷居が高く感じたものです。そのせいもあってか、ほとんど聴いてこなかったのですが、マーラー自身は、この呼び方には否定的だったようです。

 

【演奏についての感想】

 マーラーの第8番は、マーラーの交響曲の中でもかなり苦手な曲で、ごくたまにトライしますが、いつも、なにか捉えられないまま終わっています。今年の目標の一つとして、そんなマーラーの第3番と第8番に対する苦手意識を解消しようということを計画して、さっそく始めてみました。CDは、うちに聴いていないものが、いくつかありましたが、まずは、クーベリックのCDを入手したので、これから始めてみました。クーベリックのマーラーは、私にとって安心のブランドなんです(笑)。

 

第一部。いきなり明るい合唱から始まります。全体としては、マーラーの管弦楽で彩られたカンタータという雰囲気でした。ということで、カンタータなら歌詞は気にせずとも、流して雰囲気で聴いても楽しいので、そういった感じで楽しみました。迫力がある合唱が展開します。

第2部は、ファウストと言えば少々オペラ的なのかな?あるいはオラトリオという感じでしょうか。ファウストのお話は周知ですので、ここも歌詞無しで曲を楽しみましょう。管弦楽だけの部分もあって、いろいろなスタイルのマーラーの音楽が展開します。それぞれを楽しみながらの50分あまり。ラストは盛大に盛り上がって、大変爽快でした。

 

といったような感想を書いても、あまり意味がないですね。敢えて否定的に聴かない限り、普通はそうなります(笑)。演奏は、クーベリックのマーラーで、いつもの通りメリハリが効いていて、素晴らしいものだと思います。合唱も力強くしっかり盛り上がります。マーラーいわく、この曲は集大成ということで、「これまでの私の交響曲は、すべてこの曲の序曲に過ぎなかった。これまでの作品には、いずれも主観的な悲劇を扱ってきたが、この交響曲は、偉大な歓喜と栄光を讃えているものです」と語っていたとのこと。「これまでの曲はすべてマーラーの主観的な悲劇…」それはよく分かります!それがこの曲の序曲に過ぎず、歓喜と栄光に繋がるのですね。なるほど、この曲が集大成であるのであれば、きわめて正常ですので、少し親近感がわきました👍。

 

【録音に関して】

今や古い録音となりましたが、大編成が問題なく捉えられています。当時、この曲を録音するにあたっては、かなり気合が入ったのでは?と思いました…。

 

【まとめ】

正直、第8番については、何もわかっていませんが、雰囲気はわかりました、という感じでしょうか。一つの曲の中に楽想が多すぎで、なかなかとらえられないという事もあるかも知れません。

 

購入:2024/01/15、鑑賞:2024/01/21

 

クーベリックのマーラーも幾つか聴きましたので、リンクをしてみました。