<このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません> 

1月27日の話題

(1)TTCバスがシェルターに利用されることに

(2)お買い得ワイン

1月26日の話題

(1)暖冬が続き、春は早い。でも大雪も心配。

(2)留学ビサ制限と新用件でカレッジは財政困窮

(3)金利引き上げで返済期間が長くなる住宅ローンは危険

(4)留学生ポスグラ求職者が失業率を押し上げる

 

トロントより

おはようございます

これは昨日ブログニュースで流れたものです。

トロント大学は様々な大学世界ランキングでトップ20に入る大学で、そのレベルの高さは折り紙付きです。

 

カナダの大学制度では入学は高校での成績で判定される学部が多く、入試があるわけでもなく、入学自体はそれほど難関ではありません。毎年2万人の学生が入学許可されると言われていますが、4年の学士過程を無事卒業するのは入学者の1/4となる毎年5000人ほど。つまり、毎年1/4が進級できず、留年、退学となっているようです。

 

この記事で取り上げられたのは、トロント大学ミシサガキャンパス数学科2年の線形代数学Linear Algebra。3年の専門コースを取るためには必須とされるコースで110名の学生が受講していました。

 

最終試験が行われ、その結果は信じられないほどの低レベル。平均点26点、教授の計らいで若干の持ち上げが行われても29点。94人が落第点Fとなったそうで、A評価を取ったのは一人だけ。

 

この成績に対して、内容が難しすぎる、評価が厳しすぎるといった声も出ているようですが、授業内容も試験内容レベルも以前と変わらないものだそうです。

 

このコースの教授はミシサガキャンパスでも、もっとも有名な数学科の教授ということで信頼も実績も十分。恐らくこの成績が覆ることはないでしょう。

 

こうした成績となった背景には、やはりコロナの影響があると見られています、高校でG11, G12をほぼオンライン授業で過ごした学生で、理解も不充分なまま大学に進学したケースも多いと言われます。オンライン中も、大学1年に入ってからも、ウェブやChatGPTなどで課題などをこなしてきたとも推測されており、その実力が最終試験で露呈したと思われます。

 

トロント大学は学生の成績には容赦しないことで有名です。学生の救済が行われるのかどうか、ちょっと興味がありますね。

 

ちなみに以下でご紹介しているオンライン理数塾を主宰している愚息もトロント大学数学科出身(博士課程まで進学)で、その厳しさは十分見てきています。

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