トロントの朝 8月26日(2) トロント市は課題山積み

＜　このブログではニュースをご紹介していますが、筆者が紹介したいと思うものを選んでおり、全ての記事を公平平等にご紹介しているものではありません。また文中意見は筆者個人のものであり、同意できない方と議論するつもりはありません＞　

トロントより

おはようございます

昨日、とても悲しい事故が起きました。

３００メートルある排水路を探検していた少年二人が突然の集中豪雨で流れ込んだ水に流され、１人は助かったものの、１人の少年が押し流され死亡しました。

夜遅くだったことから救出活動が遅れたこともあり、またそのような危険な探検を行っていたことに非はあると思いますが、排水設備として少年が簡単に入り込めることに疑問を感じます。こうした設備責任は、トロント市なのかオンタリオ州なのかよくわかりませんが、今後同じような事故が起きないよう再点検をお願いしたいと思います。

昨日、新市長は市営プールのうち、１０か所を９月下旬まで延長すると発表しました。例年以上に暑い気温を配慮し、通年では学校が始まる前のレイバーデーで終了となるプールを延長し、学校が始まった後も放課後、夜間に、涼んでもらおうということのようです。市財政が瀕死的に苦しい中、おそらくわずかな支出増で市民の好感が得られると判断したのでしょう。

新市長に期待する声は多くあるようです。

一方で、決断力が足りないという意見もあります。こうした意見は常にあるので気にすることはありませんし、時が過ぎれば変わっていきますが、多くの課題を抱えるトロント市長は大変な仕事だと改めて思います。