・・・・・・・KAKUTAの桑原裕子さんのデエトブログがいずれは引っ越しするお部屋です。 -6ページ目

好きが爆発

 

春を通りすぎて夏、夏かと思いきや秋、みたいな気候が続いて近頃何を着ていっても寒かったり暑かったり、うまくいきません。

 

しかし、我が家の庭にやって来る野良猫・ナンダさんにとってはだいぶ過ごしやすくなったご様子。今年の冬はハウスを作ってホッカイロを毎晩入れていたから冬もさほど厳しくは無かったんじゃないかと思うのだけど。

だんだんとうちのテラスにいる頻度も高くなってシメシメと言うところ。

 

とはいえ一度耳の怪我で入院させるため捕獲した時のトラウマで絶対に上がり込んでは来ないナンダさん。

 

 

(チュールで釣ってもテラス窓のサンをギュッと押さえて部屋には入らず)

 

そんなナンダさんに昨年から友達ができ、食事はいつも連れ立ってくるようになった。

 

 

クロちゃんというお嬢さん。

一時しか来ないだろうと適当に呼んだら毎日来るようになり名前も定着してしまった。

 

二つ作ったテラスの猫ハウスで、いつのまにか一階をナンダ、二階をクロちゃんと住み分けて使っています。

 

ナンダがご飯を催促するときに

「あの!!すいません!!奥さん!!!」

とご近所に響き渡る大声で呼ぶクセをクロちゃんも憶え、

朝晩揃って大合唱。

お腹が空いたら昼も来ます。なので二人ともまるまるとしてきました。

 

 

ご飯が欲しいあまり甘えてみせるワザもおぼえたふたり。

 

 

うちの猫たちはナンダやクロちゃんが大好きですが、二人は基本、無関心。

 

 

さて先日、引越の夢が一時潰えたのでIKEAでベッドフレームを買いました。

下に収納が増えて嬉しいのはもちろんですが、何せうち猫のギンタが大喜び。

いつも箪笥の上とかエアコンの上とか変なとこでばかり寝ていた猫ですが、やっとベッドに収まってくれるようになった。

 

(洗濯物の中で寝ていた時代)

 

起きると足もとで寝てたりして、蹴飛ばしそうになりながらも嬉しい。

 

しかし基本的にいつも抱っこされていたいミロは、

 

顔にくっついていたいため、ベッドが高くなって落ちないように寝るのが難しいご様子。

 

ぎゅうぎゅう。至福。

 

ただ、あまりにもギンタが暴れるのでついにキャットタワーを購入することになり、到着したら皆そちらへ遊び場も寝床も移してしまうんだろうと予測されるのですけれど。

 

あー。

猫の写真を好き放題載せられて大満足。

 

今日はせっかくの休みだというのに一日中書き仕事で頭がグツグツいってたので、ちょっと息抜きさせてもらいました・・・。

好きなことはいくらでも書けるはず、なのになあ。

 

***

 

好きなことと言えば。

 

昨日、俺節の共演者の皆さん(といってもまだまだ一部ですが)と、やっとこ飲みに行けました。純粋な飲み会かというとちょっと違うのですが、先輩方の話を聞いてたら本当に次々面白いびっくり話が飛び出して、アッという間に時間が経ってしまいました。

だけど、出てきたエピソードももちろん面白かったけれど、それ以上に、皆さんの話しっぷりを見てしまった。

好きなものの話をするときの顔って、何とも魅力的な、良い顔してますよね。

芝居や、音楽や、趣味について。

徳馬さんは本当に演劇が大好きなんだなあ。好きが爆発していた。

聞いてて嬉しくなってしまった。

そして、私はそこまで好き!!を演劇にぶつけてるかしらんと自問した。

 

次々と溢れてくる「好き」を見てるのは本当に愉しい。

いい話ばかりしていたいわけじゃなくて、転じて「嫌い!」の話も、時々爆発させ合うののもまた愉しいものですけどもね。

 

私も誰かに、好き!!の話を爆発させたい。

それ以上に、好き!!を突き詰めようぜ!!という野望が湧きました。

 

ひとまず今日はこれだけ!!!

好きだぜ!!猫ども!!!

ミロに紐で遊ばれてお腹がぺろーん

お知らせやらお稽古やら。

ようこそ我が家へ。

 

まあIKEAですけどね。こんにちはみなさん。

 

稽古がグングン進んでいたり

締切をうんと過ぎている書き仕事にヒンヒン言わされてたり

密かにひっそり始まりかけていた引越計画が白紙になったり

無念さのあまりIKEAに出かけて団長に、

 

「ほら、写真を撮ってやるから、コレを目標にしなよ

 

などと、なぜか上から目線で上記の写真を撮ってもらったりしていた今日この頃。

 

地元で愉快なオジサン達に遭遇したり。

 

Twitterを控えてからというもの、ちょっとしたお知らせをしたくてもブログを書く暇が無く、告知がたまっていく一方で、SNS離れをして最初に抱いてる感想はといえば、

まあ不便。

簡単にリツイートしていた日々を恋しく思ったりする有様です。

 

というわけで先にいくつかお知らせを。

 

お知らせ1

配信系の海外ドラマやバラエティ番組などのレビューを時々書かせていただいているサイト「Short Cuts」 さんで、「フリーバッグ」というドラマの放談会をさせてもらいました。

ドラマも面白いのでぜひ。

 

お知らせ2

http://www.platinum-papers.com/index.html

 

脚本で参加するラフカット2017、

キャストが決定しました!

私は2005年に書いた(ギャー!当時29歳だってさ!)戯曲、「コインランドリーマンズ」という作品で提供させていただきます。

現代版にちょっと直したりしました。

キャストのみんな・・・気に入ってくれると良いけれど・・・!

 

お知らせ?(控えめに)3

 

イヤー、結婚パーティーのですね・・・動画なんですけど・・・

いつまで浮かれてんの?

バカ!

って感じですけれども、そして現実的なお仕事が始まりもはやだいぶ

「浮かれてない日々」

なんですけども、先日すごい余興をやってもらったやつをですね、映画監督の友人が記録してYouTubeにアップしてくれまして。

なんかKAKUTAの余興シリーズみたいな感じで色々載せてくれてましてですね、我がことで誠に恐縮なんですが、佐島監督ここにありのPRも兼ねまして、載せさせてください・・・。

 

こういうのって自分のことじゃない方がジャンジャン載せれるんだけどね・・・。

お暇なかたは、お目汚しに・・・

 

って何自分のブログで気使ってんの?バカ。

誰の批判を恐れているんだか、いやだいやだ、気弱な自主規制が骨身に染みちゃってもう。

 

もうこれからは自分大好き!みたいないやらしい記事書いていくもんね!

 

よし!信じられないくらいエモいポエムも書こう!

 

関係ない写真だって載せちゃうもんね!

 

早速載せてみた

 

哀しいね

比較するのは哀しいね

切ないね

似ている君が切ないね

でも美味しいね

お肉食べたら美味しいね

 

エモくならないね。

 

そして今思ったけど普通にTwitterでリツイートしたら良いよね。

別にやっちゃダメって言われたわけじゃないんだし。

告知だけでえらい時間かかった。

 

***

 

ほんとは稽古のこと書こうと思ったのに、ポエムしてる場合じゃない。

「俺節」、稽古はばんばん進んでいます。

というより、ジックリ、がっつり、やっています。

帰宅して書きしごとをしている間も、気がつきゃ頭の中で流れる演歌のメロディ。

久し振りに漫画を読み返しているのですが、いやはや!!

舞台俺節!!!

漫画の面白さも、ギュッと描きつつ、生身の凄味で攻めてるなと。

人間の、おかしみ!!!

土田先生に、本当に見ていただきたかったな。

まだまだ稽古序盤でなにをかいわんやですが、既にそう思います。

 

演出の福ちゃんが、

「どうかと思うくらいがんばって、本番始まってみたら『あんなにがんばらなくて良かったんじゃない?』って思うような時間を過ごしましょう」みたいなことを言ってくれたのですが、なんかぜんぜん違う言い方だったかも知れませんが、私、とてもとてもいいなと思いました。

「あれなんだったの?」

みたいな熱量のカタマリ。

こそが演劇。

熱いカタマリ。

塊魂。

 

がんばります!

 

バイバイTwitter!と鮮やかに去るつもりだったけれど

 

「ラフカット」のオーディションに行きました。(写真と本文は関係ありません)

 

久々に私の描いた脚本を上演していただくのです。

 

思わずオーディションでもいっちゃったんですけどね、

10年以上前に描いたホン。

だ、大丈夫かな・・・と心配だったんですけど、

おっかなびっくり、久々に読んでみましたら、

「えっ・・・ちょっと面白いんじゃない?」

っと思いまして。もうほんと、手前味噌ですけれども!!

なんか、あの時苦労して描いて良かったなって思いました。

今の方が断然苦労してる感じがするのにな・・・。

読んでると、

まったく大仰な話ではないんですが、ほんと小さい話なんですが、そして

「完全にノリで描いたな、ここ」みたいな箇所があちこちあるんですが、

そういう勢いってだいじかもしれない。

何なら最近、うまいこと描こうとしてるんじゃないか。

あーはずかしい!!

 

20代の頃の自分に反省を促されつつ、上演を楽しみにしている次第です。

オーディションのことなど、たぶんまた書きます。

 

さて。

うまいこと書こうとしてるんじゃないかと言えばね。

 

わたし、SNSに捕らわれて生きています。

 

(写真と本文は一切、まったく、関係ございません)

 

00年代に皆がケータイ電話を持ち始めた頃、

「頼むから持ってくれ」と劇団員たちに懇願されるまで

かたくななまでに所持を拒否し無頼を気取っていた私なんて

星の彼方ほど遠い昔です。

 

今やSNSの奴隷に成り下がっている私です。

暇さえあればTwitterを開き

社会情勢を知る振りしてその実

グラビアアイドルのAV転身とか

カップラーメンのちょい足しについてとか

 

「絶対に一日一粒しか飲まないでください!!!!!でないと骨と皮だけになっちゃいます!!!!!」

なんつうエセ広告にみるみる貴重な時間をからめとられ、

「140文字にオシャレなことを書きたい」

という呪いにかかってシマッタ者の一人です。

 

(写真と本文は・・略)

 

しかし昨年、KAKUTAの脚本を描いてたときに、

怠けているのがバレることを恐れて執筆に集中するため

二ヶ月近くSNS断ちをしたら

すっごおい平和に日々が過ぎていくことに気づきまして。

 

多分、家に引きこもっている間にTwitterやFacebookを見てたら

「あいつは活躍してるのに私は一ミリも動いていない」

「あの子は頑張っているのに私は寝そべってへそを掻いている

焦燥、反省、羨望、嫉妬、罪悪感。

己の荒廃にもう、負け負けになっちゃうのが目に見えていたんでしょうね。

 

それで、SNS断ちを考えるようになりました。

 

 

前から、このブログを書いてたときからわかってたはずなのだけど、

そもそもこんなにとりとめもないダラダラ長文のブログを書いている人間が

140文字で言いたいことをおさめられるはずはない。

 

KAKUTAの公演、いつからやってます!

チケットご予約のアドレスはこちらです!

本日は雨でお足元がわろうなっております!!

 

たまにそういう重要な情報だとか

重要情報に見せかけた宣伝だとかで

Twitterのスピード感に全幅の信頼を寄せている期間というのはあるのですけれども、昨年また新たなSNS「ドコノコ」(にゃんことわんこを愛でる場所)に登録してからは、

基本、猫の写真さえ載せられたら満足

という自分に気づきました。

 

 

(無関係なコラを載せたい欲求はある)

 

そんでもって、手始めに一番のぞき見奴隷頻度の高いTwitterから絶とうと思ったわけなんです。

 

よく考えたら、Twitterでそんな良い思いしたことがあったかな?

 

たしかに、普段繋がれない人と友達になれたり、

連絡が行き届かない場所にも短いお便り気分で近況を知らせられたり、

先述のような無駄な情報も入ってくる一方でサブカルネタから社会情勢といった時事問題なども取り入れやすくはなっていて、本当に便利。

なんなら裏アカも持ってるし、使い分けもしようと思ったらもっと出来るのかも知れない。

 

 

でもその分、

本当に聞きたくないことを知らされて悶絶した思い出もあれば、

おっかない思いをしたこともあったし、

バズったこともないのにディスりは経験し、

結局裏アカも使いこなせずアカウントを切り替え忘れて誤爆

Facebookはもっぱら「いいね!」をポチするロム星人だし、

オサレな写真が撮れないからインスタも更新少ないしで、

色々散っちゃって散った分だけ気取っちゃって

書きたいことももはやないのが今なわけです。

 

 

(Twitter頻度の低いリア充、雪山さん。アカウント名は「宇宙人」)
 
で、結婚式の記事を皮切りに

このブログを再開しているのはそういう次第でございます。

(頼まれてないけど)結婚のご報告もできたし、
ここがやめどきなんじゃないか・・・そう思った今日この頃。

 

しかしそんな時に色々なことが起こってるのですよね。

 

 

怖いよ、いま、世界。

 

もう世界のあちこちで起きているあれこれ、

怖くて怖くて、目が離せぬこと山のごとしなわけです。

 

そもそもKAKUTAの劇団員にTwitterを進めたのは3.11のとき。

あの頃はラインもまだ普及してなくて、

Twitterが電話やメール以外に使える有効なツールだったのは間違いなく、

情報に踊らされるのが怖かったりもしたけど

いろんな人の呟きを読んで安心したりもした。

 

今はあの頃より周囲の発言も過激になっていて

乱暴な書き込みも増えて

たまに回ってくる百田尚樹の暴言とかを読むと心底げんなりするんだけども

気になることがありすぎて鮮やかに去るタイミングを逃しております。

 

 

また、こういう時に「ラフカット」や「俺節」が始まって、

書きたいことも出てくるのかな。

どうせこんな風にダラダラなってしまうので、

ブログに移して書いていくことと思います。

無関係な写真は減っていくことでしょう。(自信はありません)

 

なので、いったんさよならTwitter。

今までありがとうTwitter。

まだ覗くよごめんTwitter。

 

まったく鮮やかではなく、ズルズルとお別れを。

 

やっとこ、結婚しました。

こういうブログを書くときに、

「ご報告。」とかいうタイトルをつけるのが密かな憧れだったんですが、

今さらもうみんな知ってるし、なにがご報告なんだか

ブログ自体放置しっぱなしで

アメーバブログの仕様も色々変わってて戸惑うばかりで

さっきから書いては消し、書いては消し、

テメエのことをこんな押しつけがましく報告とかしてもなーとかためらったり、

でも良いか、ブログなんだから!とか開き直ったり、

ちょっとオシャレな文章書こうとしてしくじったり、

なのでもう、やめます!!

 

結婚しました!!

KAKUTAの団長こと成清正紀さんが

我がパートナーです!!!!!

 

↑最初の写真はこれのパロディです!!図々しいです!!!

 

長い間、結婚には縁が無いと思って生きてきて、

独身でいることは愉しかったし、

してなくて困った、ということもなかったし、

ただなんとなく、「私には向いてない」という感じの、

いわば苦手分野みたいなものだったけれど、

色々なすったもんだの道のりを経て、

去年籍を入れ、先日、挙式とパーティーをしました。

 

 

はいはいはい、喜びのお裾分けじゃなく、押し売り写真ですよ!!

ごめんなすって!!

もう今日は開き直って載せさせて!!!

 

 

エイヤ―!!!(勇気を出して)

 

ウットリ写真だって載せちゃうよ!!

だってあたしのブログだからさ!!!

ほんと、マジ、

サイコーだったよ結婚式!!!

 

 

 

やっと、やっとと繰り返してしまうのは、

「やっと結婚できた!」という意味ではなくて、

成清団長との結婚が決まったとき、

ほんとに大勢の方に「お前たち、やっとか!」と言われたからで。

家族友人仕事仲間に知人、あらゆる人に言われましたよ。

私と団長が、もう20年の付き合いになるからですね。

 

こちらも20年来のブライズメイドたち。

 

とはいえ、ずっと恋人として付き合っていたわけじゃなくて、

ついたり離れたりを繰り返したあと、

団長と純粋な友人だった時間も長らくあった。8年くらい。

お互いに別々の人と一緒になって、

別々の人生を歩む可能性もあったはずなのだけど、

そんな我々の右往左往は周りからするとじれったかったようで、

私たちが結婚することに決める前から、

友人たちは早くも結婚パーティーのプランを練っていてくれた。

 

というわけで、エイプリルフールの翌日に行ったパーティー。

 

 

やー!!!

パーティー、すごかった

どんだけすごいのかというと

私たちの結婚パーティーだけど7割くらい内緒だったからたまげすぎて心臓がぶっ壊れるかと思ったよ。

 

パーティーのオープニングムービー。

監督はKAKUTAにも出演してくれてる岡田一博氏。

団長の好きなヒュー・グラントの映画のパロディ。

自分たちのパーティー用ムービーを披露するのもなんなんですが、ちょっと、あまりに岡田監督の手腕冴え渡るクオリティなので貼ります。

 

 

元ネタ↓ 

 

ああいかん、これものすごい長文のブログになります・・・(いつものこと) 

 

お時間と寛容な心のある人だけ読んでください。

もう、今日ココに書くのは、ただただ喜びの押しつけですから!!

 

 

(ビヨンセとヒゲ子)

 

私や成がこれまで友人たちの結婚パーティーでは余興担当をしていたから、

友人たちは、これは気合いを入れて臨まねばと思ってくれたそうなのだけど、

ちょっと、どうかしてるくらい手が込んでいて、いろんないろんな人たちが参加してくれていて、歌ったり踊ったり、まちがいなく、盆と正月がいっぺんにきていたとおもう。

 

 

(このパーティーで一番シュールだったひととき)

 

40になってウェディングドレスを着ることに、ほんのり恥ずかしさがあったり、パーティーをやること自体、いいのかしら・・・なんて思っていた。

だけど、この歳になっても友達で居てくれる人たちだから、私の好みや喜びを知り尽くしたパーティーをしてくれた。

そして、この歳になったから、こんなに大勢の大事な人と知り合えた。

四十路の結婚、いいものだ。

 

 

最初の劇団員が結婚したときからもう17年続いてる男たちの宴会芸。

これは辞めた劇団員も、休んでる劇団員も、制作スタッフも、仲良しの俳優陣も混ざってる壮大な内輪受け。

劇団公演でも叶わないことだから、誰がなんと言おうと私にとってはものすごいプレミア感。

 

KKT20+復活ライブに・・・

仁藤萌乃が加わる衝撃

 

多田香織が作ってくれたウェルカムボート。

すごい!!!写真のような出来映えだけどすべてイラスト。(涙)

後ろにKAKUTA歴代の珍キャラ、カツコと吉永さんの姿が・・・

 

もちろんこれのパロディ!!すいません本当に・・・!!!

 

すいません、いつまでも写真載せてすいません

今日だけにするから許して

 

フリサト×花れん×中村中×アルケミスト アンド

錚々たる愉快な仲間たちのドリームライブ!

 

(思わず泣いちゃう団長。そりゃ泣くよ!)

 

アーダメだ

本当はもっと載せたいけど

載せて良い写真かわからないのと、いいかげんしつこすぎるから唇噛んで我慢する。平田オリザ氏の恋ダンスも我慢する。

 

(載せても支障が無い写真の例)

 

諸々押し売り、失礼しました・・・。

 

挙式でぽろぽろと泣いてしまったときは、団長と歩んだこれまでの道のりとか、見守ってくれる友人や家族の温かい視線に静かにこみ上げる涙だったけれど、

パーティーのときは、大勢の友人たちのエネルギーみたいなものがシャワーのように降り注いで、洗濯機の渦に巻き込まれるような感じで、嗚咽してしまった。

そして、大はしゃぎしていたら、

「こんな汗だくな花嫁見たことない」とみんなにいわれた。

 

 

ミュージシャンのメンバーが歌ってくれた曲のこと。

フラッシュモブで皆が踊ってくれた歌のこと。

書きたいことがありすぎるけど、長くなりすぎたから、また落ち着いて書きます。

 

式が終わり、そしてパーティーが終わって、この数日。

パーティーを実現してくれた友に、来てくれた人たちに、どうやってこの恩を返して良いかずっと考えてて、ぐるぐるするうちに一周回って落ち込みました。自分の無力さに。

 でも、そんな簡単に返せるものじゃない。そのくらい大きなもの。

だから、一生かけてかえしていくしかないね。

 

「がんばろう」

「がんばろう」

と、団長と話し合いました。

 

 

なので、がんばります。

一人一人、丁寧にこのお返しが出来るように。

そして私たちもなにかを渡せるように。

 

というわけでみなさま。

今後ともよろしくお願いします!

 

 

 

ありがとうについて考えてました

「愚図」旅公演を経て、北九州芸術劇場にて大千穐楽。

無事、全公演終了しました。

 

旅公演のあいだじゅう、ホテルに戻るたびに考えていたのは、

「ありがとうってなんだろうか」

ということでした。

 

豊橋公演のとき。

夏にワークショップで知り合った面々が大勢見に来てくれて、

数ヶ月ぶりの短い邂逅に手を取り合って喜び合ったのだけど、

再会したときも別れ際も、何度も言われたのは、

「ありがとう、ありがとう」

私は芝居を持ってきただけで、自分の好きなことをしてみてもらって、それもタダではなくってお金までもらって、どう考えても私がありがとうで。

なのに往復三時間以上もかけて見にくれた人たちが、たくさんお土産を抱えて会いに来てくれた人が、自身の本番直前にもかかわらず駆けつけてくれた人が、涙で頬を濡らした人が、くりかえしくりかえし、なぜありがとうと言ってくれるのか。

わたしこそありがとう、わたしこそありがとう

そう返しながらも、アア、ありがとうだけじゃお返しできない、そんな気持ちになったのでした。

 

北九州公演にて。

小倉の劇場へ着いたら北九州芸術劇場プロデュース「彼の地」のメンバーが何人も手伝いに来てくれていました。公演が終わったバラシの現場でも、これはKAKUTAではなくKANOCHI?と錯覚するほどに見知った北九州の顔がいくつも、いくつも。

嬉しくて、ひとりひとりなで回してさすって軽口をたたいて、ありがとうを伝えたけど。

ああ、足りない。ありがとうだけじゃ足りない。

打ち上げにも彼の地ッコたちだけじゃなく、小倉で知り合った大好きな子たちがそろいぶみで、劇場の大好きな方々も来てくれ、私は短い時間に大急ぎでみんなの近況を聞いて回って、その隙間にありがとうを越えるものをなにかひとつでもお返しできたらと思うのだけど、ひたすらにほとばしる「だ、だい好きだ!!」という気持ちすらまともに届いておるのか不安で、アア、足りない、足りない。

 

ありがとうってなんだろうか。

毎日ホテルで考える日々なのでした。

 

「愚図」のキャストやスタッフに私もありがとうを伝えて来れただろうか。

かるーい、せんきうではなく、まごころのそれを、伝えてこれたろうか。

あの人にも、あの人にもあの人にも、まだまだ足りない気がする。

カーテンコールで喉を詰まらせ話していた正蔵さんに、頭のてっぺんからつま先まで愛しの千葉雅子様に、また本番で履き物を間違えて登場しようとした私と似たもの同士の今ちゃんに、稽古場を一番沸かせてくれたゴリラ先輩(あ、今奈良さん)に、春から共に過ごした谷くんに。

KAKUTAの気の良いめんめんに。一緒に踊ってくれる倫子に。KKT20+に。

開場中でも楽屋で一番さわがしく笑っていた愛すべき天才スタッフの皆さんに。

劇場の方々に。見に来てくれたお客さんに。

 

ありがとうはとてもシンプルで、とてもよい言葉で、だけどとてもカンタンに言えてしまえもし、だから本当の気持ちを込めるのはとてもむつかしい。

私は少しばかり言葉を紡ぐ仕事をしているけれども、言葉を疑っている。

どんなに言葉を尽くしても、根っこの根っこの気持ちは伝わりきることがないだろうと思いながら本を描いている。

でも、言葉にすると陳腐になっちゃうからとかなんとかっつってなにも言わなきゃ、それもやっぱり伝わらない。

足りないありがとうしか伝えられないのはもどかしいけれど「照れくさいから言わないけど、きっと伝わってるよね」みたいな感じはもっといやだし、なんて傲慢なんだと思う。

そりゃ言葉なしで伝わることも時たまあるし、ごくごく少数、片手に収まるくらいの人にならそれが出来ることもあるけれど。

私は演劇人だから、演技で返します。芝居で返します。とかも、どうかな、違う気がする。

芝居だけで返せるのか、ほーん、よっぽどすごい芝居なんでしょうなあ、っつう感じがしませんか。もちろん、感謝を込めようとは思っているけれど。

 

ありがとうってなんだろうか。

結局のところ、あらゆるかたちで返していかなくてはと、ひとまずそんな風に思う今です。

 

言葉を疑いつつも、ちゃんと言葉でも。

 

それが言葉だけじゃないと伝えるために、行動でも。

それが態度だけじゃないと伝えるために、芝居でも。

それが一時だけじゃないと伝えるために、人生でも。

 

本当にありがとうございました。

また伝えにまいります。