2011年3月11日,14時46分,
東北地方三陸沖でM9の大地震が発生しました.
この地震による被害は,
「津波」と続く「原子力発電所事故」で拡大しました.
この写真は,2011年8月27日に八戸港(青森で撮影したものです.
地震当日,JR新大阪駅近くのホテルにいました.
地震発生の瞬間,めまいを感じたのを記憶しています.
その日は,実家がある金沢と大阪を結ぶ特急「雷鳥」のラストラン.
大地震のことを含めて,当日の様子を記録しています.
東北大地震が発生する前に,
大船渡(2009年5月)と気仙沼(2009年11月)を訪れています.
大船渡へは,「大船渡線」で一ノ関駅から大船渡まで移動.
そのついでに,「三陸鉄道南リアス線」で盛駅から釜石駅まで往復.
.気仙沼から仙台までは,「気仙沼線」,「石巻線」,そして「東北本線」で移動.
震災の被害状況を伝えるTVニュースで映し出される映像は,
記憶に残る地名が多く,くぎ付けになりました.
津波で損傷した福島第一原子力発電所の放射能汚染の影響で
高い放射線量の富岡駅と浪江駅間(常磐線,20.8km)は運休が続いていました.
2020年3月14日にこの区間の運行を再開 し,ようやく全盛開通..
COVID-19拡大による「緊急事態宣言」のため計画は遅れましたが,,
7月,「常磐線」全線初制覇をが実現しました.
浪江駅からいわき駅までの間,は,窓ガラスにへばりついていました.
2014年4月6日に全線復旧した「三陸鉄道」は,,
台風19号(2019年10月)の被害を受け,普代駅と久慈駅間(26.1km)と
釜石駅と陸中山田駅間(28.9km)が再び運休.
2020年3月14日に,ようやく盛駅から久慈駅間の全区間(163.km)の運行再開.
「三陸鉄道」全線制覇を,今年の夏休みの課題にしています..
.地震発生から,本日で10年が経過します.
鉄道や道路などの交通網や住宅・商業施設などの復興は進んでいるように見えます>
でも,被災した人々の生活は,元に戻ってはいません.
そして・・・「放射能汚染」の方は,まだまだ先が見えません.