基本はいつもスタンドプレイ -128ページ目

鳥居みゆきファンの191分戦争 その2

 その1の続きです。

【フットボールアワー】

 出落ち・・・だよね。後半はあまり練っていなかった気がするけど。

【ギャロップ】

 ネタ自体はきちんとしていたけど、彼ら、これ以外にネタあるの?頭髪以上に今後が心配になってくる。

【もう中学生】

 お遊戯、として見たら悪くはないな。

【ザブングル】

 薬品の効力を全部言った時点で、今後のストーリーが全部分かってしまいのにもかかわらず、ちゃんと面白いんだよなぁ。貫禄だね。

【おしどり】

 ネタでは一つも笑えなかったけど、みんなで大事に育てたいコンビ。ちょくちょく見たいね。

【ますだおかだ】

 漫才そのものはヘタウマな感じだけど、地力で笑いに持って行けてるね。あと、岡田さんの方がツッコミだったのは初めて知った。

【狩野英孝】

 歌でのウザさの表現が秀逸。こういうセンスもあったんだ、ちょっと見直した。

【バカリズム】

 「贈る言葉」はボクは面白いと感じなかったんだけど、これは好き。要するに「敵意の有無」が問題なんだな。

【ハイキングウォーキング】

 ボクは「下ネタ」は好きだけど「下品なネタ」はあまり好みじゃないな。

【キャン×キャン】

 ネタが少し自分勝手な感じだったかな。笑わせるという部分が希薄に感じた。

【オオカミ少年】

 1分という時間だったらまずハズレはないコンビ。月1回のペースでいいから今後も出てほしいな。

【村上ショージ】

 「社長」ではなく「チーフ」だったら最高のネタになっていたと思う。いや、分かってもらわなくても結構です。ちなみに所要時間は30秒でした。

【オードリー】

 しかし、奇跡的な漫才だなといつも感じるね。

【笑福亭智之介】

 こまつとこの人は「爆笑」でなくてもいいから、時々出てほしい。

【なだぎ武&中川家礼二(コラボ)】

 これ、片方がなだぎ武である必要はない気がするけど、コラボにする意味はあったと思う。

【スマイル】

 自分勝手過ぎるネタだったなぁ・・・。中笑いもやむなし。

【あべこうじ】

 ボク、この人のネタで笑えたことありません。

【5GAP】

 満点大笑いのネタとは思えないけど、そうなるに至った心情は察することが出来る。

【FUJIWARA】

 笑いはやっぱりテンションと、やり切ることが大事である。

【ダイアン】

 評価の難しいネタだなぁ。あと少し、あと少しだと思うんだけど・・・。

【バカリズム&もう中学生】

 バカリズムの「嫁ぎーの」っていったいどんなネタなのか、むしろ興味が出てきた。あとで借りて見てみよう。

【我が家】

 一尺玉最強!

【COWCOW】

 どちらかと言えば、嫌いなタイプのネタだな。

【ダブルダッチ】

 もうそろそろいいんじゃないか?

【ノンスモーキン】

 いかにも、小学生あたりの男の子が考えたネタみたいだけど、逆にバカバカしくていい。

【クールポコ】

 今回のはどれも想像の範囲内なんだよなぁ。あと半歩進んで欲しかった。以前やった「土下座」→「土下座」→「切腹」は最高だった。

【キングオブコメディ】

 このコントは、もう少し長く見たかった気もする・・・みたいな!

【はんにゃ】

 ジェロ北海道支部に所属するボクにとっては、はんにゃのネタと、沢村一樹の「いいページお願い!」というコメントは、タウリン3000mlに相当するくらいの栄養がありました。

【ゆってぃ】

 ・・・・「デカメロン伝説」か、懐かしいね。それだけ。


 で、このあとが「小島&鳥居」のコラボなんですけど、そんなところで今日はやめにする背徳感。続きはその3で。

鳥居みゆきファンの191分戦争 その1

 爆笑レッドカーペットSPの話をします。今回は総勢65組が登場するということで、3時間11分という、「ポテンシャルが低い芸人を多数抱えている『エンタの神様』ではとても持ちそうにない」長丁場になっています。で、今回ボクはなんと、この番組に出た「登場芸人全て」をレビューするという暴挙に出ました。したがいまして、テーマは「鳥居みゆき」となっていますが、あくまでも、今回は出演者の1人として語らせていただきますのでそのつもりで。なお、以下の文章はそのほとんどを「敬称略」とさせていただきます。


【渡辺直美&TKO木下(コラボ)】

 TKO木下にかかると、渡辺直美って、別に面白くもなんともないってことがわかってしまったなぁ。

【フルーツポンチ】

 普段に比べたら「ありがち」感は薄かったかな。落ちは言い方を工夫してほしかった。

【超新塾】

 すっかりレッドカーペットの安定勢力。下に寝そべった瞬間、落ちが分かっちゃった。

【なだぎ武】

 ボク「ナウシカ」よく知らないので、面白さは半減。ただ無類におかしかったのは確か。本人の意図しなかったところが特に。

【ナイツ】

 個人的にはこの日のレッドカーペット賞をあげたい2人。言葉遊びが好きなボクとしては、至福の時間でした。「オリンピック」や「SMAP」よりも完成度は数段上。「CRチャコの海岸物語」最強!

【しずる】

 こちらも安定勢力。抱き着くまでのフレーズと盛り上げ方が少し弱かったかな。

【柳原可奈子】

 彼女の良さが分からない人は、おそらくずっと分からないと思う。ボクはずっと分からない。

【Wエンジン】

 なんだかんだ言っても、やっぱり面白い。笑いはやっぱりテンションだな。

【髭男爵】

 持ちネタのストックがずっとなかったせいか、久々の登場。ネタは及第点。「ひぐちカッター」が認知される日が来ようとは・・・。笑いはやっぱりやり切ることだな。

【永井佑一郎&小島よしお(コラボ)】

 ええー、満点かよぉ。

【アップダウン】

 あらためて聞くと、そんなにハモリは綺麗じゃないな。最後の落ちは不要だと思う。

【トータルテンボス】

 動きで笑いを取ろうとした部分(吸って吐いて、おしっこなど)は説明するまでは分かりづらかったなぁ。少し残念。

【ヤポンスキー】

 文句なしに技能賞。

【NON STYLE】

 やっぱり、実力あるよね。

【流れ星】

 同じ満点大笑いでも、前の2つに比べたら少し落ちるかな。ボクの好みじゃないというのもあるけど。

【鳥居みゆき】

 「米のよしだ」のショートバージョン。鳥居みゆきファンというフィルターをかけないでこのネタを見たとしたら、多分純粋に面白かったと感じると思う。あぁ、鳥居みゆきって、結構うまいこと言うなって。

 そして何より喜ばしいことは、たとえ短いバージョンであったとしても、あの「レッドカーペット」の中で1人コントをやれたこと。これは大きい。「削られた」という点では、ファンも、そして鳥居みゆき自身も忸怩たる思いがあるかもしれない。でも、この先行投資は、長い目で見たら決して悪くはない、そう感じた。何しろあの「レッドカーペット」だから。

 あと、ボク自身が自分のことをまだまだ未熟だな、と自覚したのは、今田耕司の「お米屋さんこそ白いの着ればいいのにねぇ」というコメントを聞いたとき。「あぁ、この視点はファンだからこそ見えなくなっているものだ」とその時に、ハッと気づかされました。あの衣装が、ファンにとってはあまりにも当たり前過ぎるからですね。まだまだ修業が足りないですよ、ボクは。


 ということで、その2に続きます。

こんちくしょうゆ。

料理作れる?
ブログネタ:料理作れる?
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 「料」という漢字には「はかる、おしはかる」という意味が含まれていると聞いたことがあります。そうすると「料理」という言葉は「理をはかる」と分解することが出来ることになります。つまり、食べてもらう相手の嗜好や興味、健康状態や好き嫌いなどを考慮した上で調理されたものこそが、初めてそれを「料理」と呼べるんですね。決して「うちの店はスープが命だから、水なんか飲むんじゃねぇ」などとか言うような頑固者や、客のフトコロ以外には興味がなさそうなオーナーがいるような店は、そもそも「料理」そのものをしていないことになります。

 さて、ボク自身の話になりますと、やっぱり「料理」はしていませんね。何しろ「とにかく醤油さえかけておけばOK」「醤油最強!」「醤油好きー、1番好きー」とか考えている男ですから。「調理」でしたら多少は出来ますけどね。

 で、その「調理」に関しても、そのほとんどが「フライパンか中華鍋」を使ったものばかり。鍋を使った調理はほとんど麺類に限られているため、品目はかなり限られております。


 話は変わりますが、日本語には調理方法を説明するのに使う「焼く」に類する言葉が少ないそうです。「炒める」は調理器具が限定されていますし、「あぶる」や「燻す」はあるけど頻繁には使わないですし、肉であろうが、魚であろうが、卵であろうが全部「焼く」です。石焼き芋や、焼きそばや、すき焼きなども「焼く」で済ませてますよね。

 金田一春彦さんの「日本語を反省してみませんか」という著書によると、英語では蒸し焼きがroast、照り焼きがbroil、串焼きして網で焼くとgrillというようにきちんと分かれているそうです。パンを作るのがbakeで、焦げ目を入れるのがtoastというように。日本語だと全部「焼く」で済んでしまいますけど。

 また、中国語では「炒める」に相当する言葉が、日本でも知られている「炒(チャオ 炒めるの意)」「爆(パオ 高温で一気に炒める)」の他に、「煎(ヂェン 両面を油で焼く)」、漢字は紹介できませんが(火編に「辺」と書きます)、「ビェン 少量の油でカラカラに炒める」なんていうのもあるそうです。「揚げる」が5種類、「焼く」「あぶる」が3種類、「煮る・ゆがく」になると、なんと12種類もそれに類する言葉があるらしいです。さすがは中国というところですよね。これで「材料」さえしっかりしていれ・・・ば・・・ねぇ。

 その一方で日本語が得意としているのが「煮る」に類する表現。英語ではboilで済んでしまう調理方法が、お湯は「沸かす」、ご飯は「炊く」、野菜は「煮る」、卵は「茹でる」などと言うように。これは日本が、調理に水を多く使い、野菜を沢山食べる習慣を持った民族だからというのがその理由らしいです。

 ・・・そうか、ボクは野菜をあまり食べないので、必然的に「煮る」調理をあまりしていないのか。納得した。では今日は意識して野菜を食べることにしよう。えーと、人参、大根、ごぼう・・・うーん、切るのが面倒だな・・・。キャベツだって、今は千切りになったものをあらかじめ売っているし、切る手間のかからなそうな、ほうれん草やモヤシにしてしまおう。でも、モヤシを煮てどんな献立にしたらいいんだ?

 ・・・仕方がない。煮る料理は明日からにして、今日は肉と一緒に「炒める」ことにしよう・・・・・・。