囲碁について、なかなかよさそうな一言説明を見つけました。

オセロの角を取ったらそこに連結してる石の集団が二度とひっくり返されないのと同じで、二眼できたらその集団はHP減らし合戦から離脱できる、人生上がりになるというだけの話だ

私、囲碁は子どもの頃にちょっと触れただけでしかないので偉そうなことは何も言えませんが、今まで読んできた囲碁の説明の中で上記の説明が一番本質を表しているように感じます。

(囲碁って「ルール」自体は簡単なので対局を開始すること自体は容易なのですが、終局することが容易ではありません。対局者双方が合意すれば終局しますが、ではどういう局面になったら合意すると良いのか、の判断がつきにくいのです。)

 

 

AnonymousDiary から引用するのは気が引けますが、興味深い記述を見つけたので記します。

人間てのは2勝1敗くらいのペースが一番楽しいらしく、でも、プレイヤー同士を対戦させたら半分しか勝てない。
なので、プレイヤー同士を対戦させ続けると、満足度が減り続けてしまうのが必然。

どなたか、こういう比率に関する情報・出典を知りませんかね。

私の感覚だと、入門者は4勝1敗の比率、初心者は 2勝1敗~1勝1敗 の比率、あたりがかなり楽しいかなという感じです。

表題の通りです。私はついさっき初めて知りました。

とても厳しい状況だろうとは思いますが、理事長が交代することでもしかしたら何か新機軸が生まれてくるかも知れないので、注目しています。

将棋界は常に囲碁界の様子を参考にさせていただくのが良いと考えています。

ふと考えることがあります。わが県の人口過疎地域で将棋を普及させるにはどうしたらいいか、と。

例えば、全校生徒3人の小学校があったら、そこの小学生が小学校団体戦に参加するには全校生徒を説得しなければなりません。仮に会場まで公共交通機関で4時間かかるなら、前泊が必要になるでしょう。そうすると保護者の説得も容易ではないと思います。

多分、私がいくら考えても、そういう地域の実態に正しく思いいたることはできないと思います。

将棋 communities に関して私が知っている範囲は、500円圏人口が500万人くらいいそうな「大阪」から500円圏人口が数万人の地方都市までです。規模面の上方については「東京」の実態は知りませんし、規模面の下方については500円圏人口数千人の町の実態も知りません。

ですから、私は私が知っている範囲の人口集積度の (都市圏の) ことしか意見が出せません。息子が小学生の頃は大阪府の大会や教室へ何度も連れて行ったのでその辺りの将棋普及状況 (というか、大会を開いたらどれくらいの人が集まるかというような感覚) は少々は分かりますし、県内の将棋状況はそこそこ詳しくなってきました。でもやっぱり、自分が見ていない人口集積度の将棋 communities については分かりません。


勘違いする人がいるかも知れないので、書いておきます。考察すべきは「市区町村の人口」ではなく「都市圏の人口」です。例えば北海道北見市は東京都千代田区の 1.7倍 くらい人口がありますが、じゃあ千代田区で将棋大会を開くよりも北見市で将棋大会を開く方が人が集まるかと言うと全然そんなことはないはずです。

都市圏だとちょっと広すぎるので、500円圏人口で考えています。


更に言うと、自転車行動圏が広い平地型大都市は、小学生を集めやすいです。保護者が「勝手に行っておいで」というだけで自転車で会場まで来ることができるからです。

これも、平地型大都市に住んでいる方に知っておいてほしいです。上り坂を自転車で 1km 移動するのと、平地を自転車で 2km 移動するのとでは、どちらが楽ですか。圧倒的に後者が楽でしょう。

そういう都市は将棋普及に関してものすごく恵まれています。将棋大会だけではなく、日常的に将棋の場を設けることも比較的容易だろうと思われます。

坂道が多い地域は、移動の基本が自家用車か公共交通機関になるので、保護者同伴が基本になりやすいです。


ここをお読みの皆さんのお住まいは、500円圏人口がどれくらいですか? 平地が多いですか? 小学校高学年男子が自転車でできる範囲が仮に 5km だとすると、お住まいから 5km 以内の平地 (自転車での移動があまり苦にならない範囲) にどれくらいの人口がありますか?

日本全国を500円圏人口順に (または 5km 平地人口順に) 並べたら、皆さんのお住まいはどこに位置しますか? 東京・横浜・名古屋・大阪といった最も恵まれている地域から、全校生徒数人の過疎地域まで、ズラッと並べることができます。大切なことは、都道府県や市区町村の人口で考えることではなく、都市圏の人口 (や500円圏の人口) で考えることです。人口が7万人にも届かない千代田区は、都市圏で考えれば国内最大の都市圏の中央に位置しています。

徒歩移動がどれくらい容易か、も地域それぞれです。私が住んでいる場所の小学校区は、自転車に乗っている子どもをあまり見かけません。平地がない坂道地域だからです。校区内に公民館はありませんし、最寄りの公民館も保護者の付き添いなしに行ける場所ではありません。町内会の集会所もありますが、「会計担当者へ申し込みをして代金を払う」「鍵担当者から鍵を受け取る」「鍵担当者へ鍵を返却する」ということを日中にやらないといけません。集会所の鍵が有限個である関係上、鍵の受け渡しが可能な日は制限されており、鍵担当者が不在な場合は何度も訪問しないといけません。勤労世代が簡単に集会所を借りることができない状態になっています。

前回取り上げた方、「囲碁というゲームがこの先も活き残るには」という記事でこんなことを書いています。

面白いことをする空気があまりありません。
15年位前は「碁的」「囲碁ガール」など革新的な取組が「IGO AMIGO」メンバーを中心に展開され、世間でも話題となりました。
活気実行力のあった若い集団が、偶然囲碁に興味を持って行動したため、成果が出た。
当時も囲碁は衰退してましたが、今思うと光があった時代だったと思います。

確かに、私の息子が将棋に興味を持ち始め、私が将棋界に関わりだした頃、囲碁界にも面白いことをする空気がありました。

その頃に面白い空気を作り出していた人たちはどこに行ってしまったのでしょう。囲碁人口の減少に心が折れて囲碁界から離れて行ってしまったのでしょうか。

"日本棋院を中心とした世界"以外の囲碁界もあってよいのでは?
現在の関西棋院も別組織ですが、昔のようにもっと独立性の高い組織が登場し、棋士採用や棋戦開催を独自に行なう。
人を変えて血を入れ替える。風土をリセットする。
競合することで切磋琢磨も生まれます。

あまりに多すぎるプロ棋士数、多すぎる九段、中韓に勝てない現状、という点を考えると、今の日本棋院が中心になっていても改革が望みにくいと思います。

可能なら一から別組織を立てる方がいい、という意見も分からなくはないです。

ただ、そこまでやっても今の囲碁界を救えるのかどうか、私には分かりません。

表題の記事を読んだ感想です。

囲碁をベースに、美少女たちとキャッキャウウフできる萌え要素ガチャなどのソシャゲ的要素を入れ、弱い敵コンピュータと気軽に対戦できるゲームです。

「弱い敵」っていう点は良さそうに見えますが、「美少女たちとキャッキャウフフ」は囲碁には合わなそうな気がしました。

〔イラストは〕 合計約40万円でした。

囲碁と萌えの相性を考えると、約40万円はかなりの投入額に感じました。まあでも、10年前ならそれなりに回収できる目算が立つ時代だったかも知れません。今だと囲碁の個人開発は費用の回収がかなり難しそうに感じます。

〔有料広告〕
7,200円払って、ユーザー17人くらい獲得。
1人獲得に423円掛かった計算です。高え。

これくらいの広告費だとこれくらいの効果になるのですね。参考になります。

初心者向けのおすすめで挙がる名前は、
初心者キラーの異名を持つ、強すぎるサイト (COSUMI)
▶レベルが中級からしかなく、履歴も残らないアプリ (みんなの囲碁)
スマホでできない、古のWindows exe (igowin)
などで、うちの名前は出もしない

既存 sites/appli 批判はそこそこ厳しいですね。

〔投入した技術は〕 具体的には、html/css/JavaScript(自社ではWeb技術者がレアだった…)、iOS Safari対応、グラフ(ECharts)、Webでの音声取扱、Google Cloud、Text-to-Speech、画像加工、画像生成AIなど…

こういった羅列は参考になります。

因みにこのかた、中身を GitHub へ上げて下さっています。私が活用できるわけではないのですが、大変ありがたいです。

朝日新聞の web 記事の日付を見る限り、日本棋院が囲碁を「国技」と称し始めた年は2020年のようです。

日本棋院は囲碁を「国技」とする定款変更を行った。低迷する囲碁人気の回復策として、広く世間に認知してもらい、普及を促す狙いだ。棋院の目的を記す定款第3条の「我が国の伝統文化である棋道」を「我が国の国技であり伝統文化である棋道」に改めた。
〔中略〕
人気低迷に危機感を強める日本棋院は、東京オリンピック・パラリンピックの開催を、囲碁を国技としてアピールする好機と捉え、定款変更に至ったという。

囲碁が国技であるなんて話、私は日本棋院と 5ch 以外で聞いたことがないのですが、どれくらい一般的なんでしょうかね。

囲碁界を応援したい気持ちはありますが、この件については「日本棋院はなんて恥ずかしいことをしたのだろう」と感じています。


で、この「国技」設定を元に、5ch ではちょくちょく不愉快な書き込みがあって、読む気が失せます。

以前から「訪問してみたい」と思っていた香川県の「スパイラル将棋センター」、2024年3月に閉鎖してしまったそうです

今度の3連休、四国の鉄道に乗り潰しに行ってみようかな、などと考えて色々調査していて、その時に知りました。

良い評判がたくさん聞こえてくる場でしたので、1度は行ってみたかったです。

以前から、将棋が不登校の子の居場所の1つにならないかな、なんてことを考えております。「将棋は不登校の子を救える」みたいな大層なことを考えているわけではなくて、選択肢を1つ増やせないかな、程度のことです。

本日、放置子の話を読んだので「そういう子に対して将棋は役立つだろうか」と考えてみたのですが…どうも難しそうだという結論に至りました。


以下、元放置子だったという方の呟きを引用。1件目

まず、放置子は愛情不足で、よそ様の親御さんからの気遣いやお世辞を愛情と受け取り、乗っ取ろうとします。

この時点で、将棋の場は放置子に対してほぼ役立たない気がします。将棋の場が提供できることは、せいぜい「社会とつながりができているよ」「無為な時間を過ごしているわけではないよ」というくらいのものだと考えています。なので、不登校の子にとっては役立つかも知れないけど、放置子にとっては役立たない (求められるものが異なる) ように思うのです。

2件目

私は小さい子の放置子対応だけ書いてましたね。放置子のその後とかも書いておきますね。
放置子は家に居られないタイプ(私)と、家に居ても暇なので外に繰り出すタイプが居ます。
そうすると、順当に溜まり場が完成します。

どの子にとっても居場所が必要なんだろうなあ、と思います。社会がそれをうまく提供できていないだけで。

3件目

そうして年齢を重ねていくにつれ、だいたい放置子先輩の家が主な集会所になりますね。
金のある放置子より圧倒的に金のない放置子ばかりなので、悪事に手を染めます。
あと性的な興味関心好奇心で暇つぶしもします。放置子仲間は妊娠して子供産みました

4件目

スマホを持つ年頃まで仲が良いと負けます。
いろんな悪事を覚えた子の餌食になります。なんとかしてその子以外の仲良しの子を作ってください。放置子が囲って洗脳してる可能性もあるので、学校外での関わりを増やす事を推奨します。

放置子、洗脳してきますよ。

community に属するとその community の色に染まりやすい、ということだと思います。小学校低学年くらいまでに良い community に属するのが有効な (そして効率的な) 対策なような気がします。


不登校の子の殆どは、どの communities にも属していないと思われます。なので、将棋の community へ属してみませんかという提案が有効なことが一応ありそうな気がします。

放置子の場合…将棋の community ができることは殆どない気がします。

以上、ちょっと考察してみた結論でした。

ご本人が呟いております。

主なトピックをいうと、囲碁普及のための目標であった、私のサラリーマンとしての年収が1000万円を超えました。

囲碁棋士になれば優先的に雇ってもらえる会社があり、そこでは1000万円以上の年収を目指せるよ、という話のようです。

芝野三段、ちゃんと数値で囲碁界を見ている点に私は好感を持ちます。

実際は賞金は、上位のトッププロが3-4人で回しています。
公開情報である主な大会のトップ賞金約1億2000万円を除いてプロ棋士一人あたりの平均を出すと、250万円程度です。
250万円でも、準トップ層が含まれているため、中央値はもっと下にあると推測できます。

芝野三段1人の取り組みだけで何とかなる問題ではないと思いますが、芝野三段のような全体の把握はとても重要だと感じています。

本当に、芝野三段には1度話を聞かせてもらいたいです。