原典はこちら、これのまとめ記事はこちら。まとめ記事の方が読みやすいです。
興味深かったので、いくつか取り上げようと思います。
C2に着目している時点で >>1はファンのうちライト層ではなくコア層である
コア層はファン全体に占める割合が小さいので
ビジネスモデルを考える上で重視に値する消費者ではない
ライト層のほとんどはC2棋士なんてほぼ知らないし
そもそもC2の存在を認識したこともなければ
名人戦の予選の仕組みすら理解していない可能性が高い
要するに大半の消費者は興味がない
大半の消費者にとって興味を持ってもらえないC級2組を日本将棋連盟がプロとして保持する価値があるか、という点に尽きるかと思います。
将棋界がプロ棋士を何人まで支えられるか、という数値が最初にあり、それに合わせて日本将棋連盟の規模が拡縮するのが正しい在り方だと思っています。
新四段を年に4人も量産するからいけない
引退した人数分しか補充しないようにすればよろし
私も1年間に4人は多すぎると思っています。なお、新四段の人数を調整する代わりに降級点付与人数を調整する方法でもプロ棋士全体の人数調整は可能なので、どちらで対処してもいいかと思っています。
まあBとCをそれぞれ2つに分ける意味もないしな
ABCDEFでいい
これも私は同感です。順位戦の階級は1次元配列なのに英字と数字で表現する意味がないです。
ただ「S級」のような恥ずかしい名称がなくてよかったです。電子殻がK殻から始まる理由のように、万一さらに上位の級を作らざるを得なくなっても必ず英字の順序が保持されることはとても大切でして、幸いなことに順位戦は「A」「B」「C」という正しい順序で表記されているので、その点は安堵しています。
降級点とかフリクラとかぬるいことしてないで、
昔みたいに即降級・三段リーグに陥落にすればいいんだよ
頭の悪い奴らはすぐ引退させろいうけど そんなことしてたら 棋士を目指す人はいなくなり 将棋界は終わるわ
前者の意見に対する反論が後者です。私の考えは後者に近いです。一旦プロ棋士になったら最低10年くらいはプロ棋士でいられる期間が保証される方が望ましい気がします (その意味で「フリークラス」はよくできた仕組みだと思います)。プロ棋士の最低報酬額がいくらなのか知りませんが、仮に500万円だとしたら、10年間で5000万円。日本人の生涯賃金から考えると、これくらいの最低報酬がないとプロ棋士を目指す人が激減するような気がします。
普及の仕事がもっとあればいいんだけど、儲からないからな。
指導対局とかサイン会とか開いても市場が狭すぎるしな
これは本当にその通りだと思います。例えばC級2組や「フリークラス」のほぼ全てのプロ棋士が平日昼間に指導対局の場を用意してもちゃんとその枠が埋まるなら、普及のためにプロ棋士を増やしてもいいと思いますし、逆にそこが埋まらないならそれに合わせてプロ棋士の人数を調整すべきだと思います。
現行制度だとC級2組は59人を超えると減少圧力が働く。
フリークラスを除き順位戦参加人数が142人を超えると減少圧力が働く。
だからもう少し増えたところで頭打ちになる。
この「減少圧力」という考え方はよい考え方だと思います。というか、こういう量的な把握ができなければまずいです。
あとは、何人を閾値に減少圧力を働かせるか、という制度設計かと思います。
囲碁も将棋も両方見るがどっちも一時期より明らかに数字が落ちてきてるよ
A級順位戦の視聴者数も前はもっと多かったし
藤井の王将戦の午前無料の放送ですら5000人ちょっとがピークだった
囲碁だって同じ国際棋戦の応氏杯決着のときはピークが6000人いた
おそらく相当なペースでボリューム層である爺世代がしんでいると思われる
身近でもどんどん逝ってる
この分析がどこまで正確なのかは分かりませんが、将棋界は強い危機感を持たないといけないと考えています。
大会や例会を運営する側の人数も減るでしょうから、今から運営効率化を進めていかないといけません。
また、普及活動も大切だと思います。
余談ですが、将棋その他の催事の経験上、普段から将棋に関わっているわけではない人が将棋の催事に参加するには、「当日申込制」よりも「事前申込制」の方が何倍も申込数が多くなると感じています。先週末も、とある催事がほぼ「当日申込制」で人数が集まらず中止になった経験をしています。全く同様の催事を昨年計画した際は「事前申込制」で何倍も申し込みがあったので、普及のためにも「事前申込制」がとても重要であると感じています。
私の息子が将棋に興味を持ち始め、保護者として将棋の場に連れて行き始めた頃を思い出しても、「当日申込制」の場所に連れて行くなんてことはかなり心理的敷居が高いということを痛感しています。「事前申込制」の場だから初めてでも参加できるのです。