以前から、将棋が不登校の子の居場所の1つにならないかな、なんてことを考えております。「将棋は不登校の子を救える」みたいな大層なことを考えているわけではなくて、選択肢を1つ増やせないかな、程度のことです。
本日、放置子の話を読んだので「そういう子に対して将棋は役立つだろうか」と考えてみたのですが…どうも難しそうだという結論に至りました。
以下、元放置子だったという方の呟きを引用。1件目。
まず、放置子は愛情不足で、よそ様の親御さんからの気遣いやお世辞を愛情と受け取り、乗っ取ろうとします。
この時点で、将棋の場は放置子に対してほぼ役立たない気がします。将棋の場が提供できることは、せいぜい「社会とつながりができているよ」「無為な時間を過ごしているわけではないよ」というくらいのものだと考えています。なので、不登校の子にとっては役立つかも知れないけど、放置子にとっては役立たない (求められるものが異なる) ように思うのです。
2件目。
私は小さい子の放置子対応だけ書いてましたね。放置子のその後とかも書いておきますね。
放置子は家に居られないタイプ(私)と、家に居ても暇なので外に繰り出すタイプが居ます。
そうすると、順当に溜まり場が完成します。
どの子にとっても居場所が必要なんだろうなあ、と思います。社会がそれをうまく提供できていないだけで。
3件目。
そうして年齢を重ねていくにつれ、だいたい放置子先輩の家が主な集会所になりますね。
金のある放置子より圧倒的に金のない放置子ばかりなので、悪事に手を染めます。
あと性的な興味関心好奇心で暇つぶしもします。放置子仲間は妊娠して子供産みました
4件目。
スマホを持つ年頃まで仲が良いと負けます。
いろんな悪事を覚えた子の餌食になります。なんとかしてその子以外の仲良しの子を作ってください。放置子が囲って洗脳してる可能性もあるので、学校外での関わりを増やす事を推奨します。
放置子、洗脳してきますよ。
community に属するとその community の色に染まりやすい、ということだと思います。小学校低学年くらいまでに良い community に属するのが有効な (そして効率的な) 対策なような気がします。
不登校の子の殆どは、どの communities にも属していないと思われます。なので、将棋の community へ属してみませんかという提案が有効なことが一応ありそうな気がします。
放置子の場合…将棋の community ができることは殆どない気がします。
以上、ちょっと考察してみた結論でした。