日本でいちばん乗降客の少ない新幹線駅 その名は【岐阜羽島駅】! | 人生100年まだまだこれから! 年金じぃさんの節金スペシャル‼

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1950年(昭和25年・五黄の寅)生まれの年金生活者寅(とら)じぃです。
お国から頂戴いたしております、過分な年金の使い道に困りはて、節金の日々を過ごしておりまする。(過分なら節金は、いらんやろ!)
そんな寅(とら)じぃの節金術、とくとご覧あれ‥‥。

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山あり谷あり、波乱の人生ドンブラコ!

ようやくたどり着いたあこがれの年金生活‥

 

夢見た悠々自適ゆうゆうじてきの年金生活は、

なぜか幽遊自虐ゆうゆうじぎゃくの年金生活にさま変わり‥

 

だがしか~しころんでもただでは起きないのが団塊だんかい育ちのいじましさ!

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余すとこなくご披露いたしましょ~ぅ 

 

 

私のふるさと岐阜には

「日本でいちばん乗降客の少ない新幹線駅」

「新幹線の秘境駅」などと揶揄される、

岐阜羽島駅があります。

とはいっても、日本初の新幹線である

東海道新幹線開業以来の駅ですから、

新幹線駅の歴史としては

他の東海道新幹線開業時発足駅と同じく、

いちおう日本最古の新幹線駅

となります。(-ω-) エヘン

 

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  東海道新幹線に「岐阜羽島駅」ができたのはなぜ?

 

先日のブログに関越道と田中角栄翁のつながりをお伝えしましたが、じつは今日の話も同じように政治家と交通がらみのおはなしになります。

 

東海道新幹線になぜ、岐阜羽島駅ができたのか?

 

地図をご覧いただければわかるように、名古屋から西に向かうには、三重県の鈴鹿山脈を抜ければ京都・大阪方面へはほぼ直線でたどり着けます。

岐阜を経由すると名古屋から一度北上し、そこから西へ向かうことになりますが、すぐ先には琵琶湖があるためもう一度方向を変え南下、そこから西へ向かうことになります。

 

※赤字はJRの駅名(おおよその位置です)

こんな奇妙な軌跡を持つ新幹線はここしかないのでは?

 

時間短縮がなにより命題の新幹線は、たいていほぼ直線上に線路が通っているのに、なぜこんなムダな時間と距離を必要とする経路になったのか、不思議ですよね?

 

しかも羽島市というのは県の中心地・岐阜市とは、距離にしてわずか20㎞足らずのところですが、電車にしろバスにしろ直通便がなく駅ができた当時、地元の人たちでさえ「あんな田んぼのド真ん中に駅作っても、カエルしかおらへんでいかんわ(岐阜の方言=『カエルしかいないから意味がない』の意)」と悪評ふんぷんでした。

ローカル線の雰囲気ただよう ひと気のないホーム

(友人提供)

考えてみたらわたし自身、岐阜羽島駅を利用したのは中学と高校の修学旅行の2回だけです。

もしかしたら「学校行事で使うときは岐阜羽島駅」というような通達があったのかもしれません。

 

あとはすべて名古屋駅利用です。

岐阜から名古屋までは直通のJRも私鉄(名鉄)もあり、30分ほどで行けます。

ほとんどの新幹線が止まるので、利便性も格段に違います。

 

下の写真は岐阜羽島駅前に立てられている、とある人物夫妻の銅像です。

どうやら岐阜羽島駅のナゾを解くカギはこの銅像にありそうです。

駅前に建てられた大野伴睦夫妻の銅像

(友人提供)

その銅像の主の名は大野伴睦(おおのばんぼく)。

ほとんど忘れ去られた名前ですが、戦中戦後に活躍した岐阜出身の政治家で現在の自民党結党立役者の一人です。

 

この人も角栄氏におとらず数多くのエピソードを持つ人物で、義理人情に厚い性格から「伴睦殺すにゃ刃物はいらぬ、大義大義と云えばよい」という戯れ歌がつくられたり、自宅に泥棒が入ったときには手持ちの金を渡し「今これだけしかないが、もっといるのか?」と訊いたりしたそう。

おどろいたのは訊かれた泥棒で「一生懸命働いて、必ずこのお金をお返しに来ます」と答えたという逸話も残っています。

 

大野氏没後は子息の明氏が地盤を継承し、その妻・つや子氏を経て現在は孫の泰正氏が参院議員として国会に籍を置いています。

ちなみに明氏はどういうわけか私の姪の仲人さんです。

婿さんの父親の関係で、そんなことになったようです。

 

孫の泰正氏は昨今の政治資金パーティー裏金問題で政治資金規正法違反の容疑で在宅起訴され、自民党を離党しています。

 

銅像が立ってる新幹線駅なんて、そうそうあるもんじゃないですが、その伴睦氏も孫の代で自ら結党に奔走した自民党をはなれることになろうとは、思ってもみなかったでしょうね。

 

ここまでくると、羽島市が大野伴睦氏の出身地?

とお考えの方は、チト早とちり。

 

伴睦氏の出身地は岐阜市の北に位置する、現在の山県市というところです。

では、なぜ新幹線駅は「山県」や「岐阜」ではなく「羽島」に?

それについては、またの機会に!

(おあとがよろしいようで‥‥テケテンテンテン

  

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