仕立屋銀次 | 人生100年まだまだこれから! 年金じぃさんの節金スペシャル‼

人生100年まだまだこれから! 年金じぃさんの節金スペシャル‼

1950年(昭和25年・五黄の寅)生まれの年金生活者寅(とら)じぃです。
お国から頂戴いたしております、過分な年金の使い道に困りはて、節金の日々を過ごしておりまする。(過分なら節金は、いらんやろ!)
そんな寅(とら)じぃの節金術、とくとご覧あれ‥‥。

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 本棚の奥に一冊の文庫本がかくれてました。

『仕立屋銀次/作:本田一郎(中公文庫)』

すっかり忘れてましたが、手に取ってみると、

タイトルに惹かれて

駅前の本屋さんで購入したときのことが

よみがえってきました。

 

  りの大親分の一代記

 

駅前にあった本屋さんでその本を購入したのは、もう20年近く前になります。

著者の本田一郎さんのことは全く知らなかったのですが、タイトルにかれて購入したことが思い出されました。

 

ほかに欲しい本があって、ついでに購入したためかそのまま何かに埋もれて、一度も読むことなく20年ほど本棚の奥に眠っていたんです。

 

『仕立屋銀次』したてやぎんじとは、明治時代に暗躍したりの大親分「富田銀蔵」の一代記で、著者の本田一郎氏は東京日日新聞(現毎日新聞)社会部記者を経て、戦後作家として活動された方です。

 

前書きに「昭和5年1月」とありますから、新聞社在職中に書かれたもののようです。

 

「掏りの大親分」の一代記というからには「苦難の少年期に、生きるためやむなく悪の道に進み、その後大親分とよばれるまでに腕を振るった人物の物語‥‥」と勝手に思い込んでいましたが、読み始めてすぐに、その思い込みはまさに「思い込み」であることが分かりました。

 

仕立屋銀次こと富田銀蔵は慶応 2(1866)年東京本郷駒込動坂町に生を受けます。

生家は紙屑問屋と銭湯を営み、父親の富田金太郎は浅草警察署の刑事にもなっているというから、決して苦難の少年期を送っているわけではなさそう。

 

浅草署の刑事といっても、いまでいう刑事のようなものではなく、時代劇に出てくる「岡っ引き」のような存在だったらしいですが、いずれにしろ悪の道に進むしかないような困窮の少年期を送っていたのではないということです。

 

むしろ金の使い道が荒い生活を送っていた銀次を、両親は心配したといいます。

 

心配した両親は「よその飯を食わせれば、金のありがたみもわかるだろう」

ということで、日本橋の仕立て職人のところへ年季奉公に出します。

 

『仕立屋銀次』異名いみょうはここからくるのですが、元来器用だった銀次はめきめきうでを上げ、20歳のころには、所帯を持ち独立して店を開くまでになります。

 

 

  仕立屋から掏りの大親分へ

 

そんな銀次、いやそのころはまだ銀蔵ですが、どうして掏りの大親分といわれるようになるのか?

 

運命とは不思議なものです。

 

銀蔵が開いた仕立屋には、近所の若い娘さんたちがお針の稽古に通っていたのですが、その中に「おくに」という、美しい娘がいたのです。

 

そのおくにとの出会いが、銀蔵を 掏りの大親分『仕立屋銀次』とよばれることになるきっかけになるは‥‥

 

これ以上は、ネタバレになってしまうので止めておきます (^_-)-☆

 

本文は語り口調で書かれていて、戦前の文章としては、とてもとっつき易く抵抗感なく読み進められます。

 

巻末には業界(スリの)で使われる隠語いんごが掲載されているんですが、その数32頁に上ります。

 

仕立屋銀次・隠語

「隠語いろいろ」が32ページ紹介されている

 

いまではふつうに使われることば「がいしゃ=被害者」「ころし=殺人」「ごろ=喧嘩」なんかもあったりして、これだけ見ていてもけっこう楽しめます。

 

本の奥付を見てみると

 

『仕立屋銀次』

1930年3月 塩川書房刊

1994年3月 中公文庫刊

 

私の手にあるのは

2004年8月1日 初版発行

 

かなり年月が経っているので「まだ、販売されているのか?」調べてみました。

 

楽天、Amazon、yahoo には「電子版」「中古本」がありました。

ぜひ、読んでみてください。

※『仕立屋銀次』は映画、TV ドラマ化もされてるそうです。

 

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