太宰治と昔ばなし | 人生100年まだまだこれから! 寅(とら)じぃの日々是好日‼

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1950年(昭和25年・五黄の寅)生まれの年金生活者寅(とら)じぃです。
お国から頂戴いたしております、過分な年金の使い道に困りはて、節金の日々を過ごしておりまする。(過分なら節金は、いらんやろ!)
そんな寅(とら)じぃの日々是好日生活、とくとご覧あれ‥‥。

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山あり谷あり、波乱の人生ドンブラコ!

ようやくたどり着いたあこがれの年金生活‥

 

夢見た悠々自適ゆうゆうじてきの年金生活は、

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太宰治の作品のなかに

『御伽草子』という短編集があります。

そこには

「瘤取り」「浦島さん」「カチカチ山」「舌切雀」

の4編が収められています。

どれも太宰流の解釈で、

「おとなが楽しめる昔ばなし」

になっています。

 

 

  プライドの高い美少女と、愚鈍な中年親爺

 

そのなかでワタシのいちばんのお気に入りは「カチカチ山」

 

まずはオリジナルの「かちかち山」がどんなお話だったのか、かんたんにみてみましょう。

 

 

 

おじいさんは畑を荒らすタヌキを捕まえますが、タヌキはおばあさんを殺して逃げ出します。おじいさんから仇討ちを頼まれたウサギは、タヌキを柴刈りに誘って背中に大やけどをさせたり、唐辛子入りの味噌を塗ったり、しまいには泥の船で海にこぎ出させ、タヌキを海に沈めて仇討ちを果たします。

 

おとぎ話のなかでもよく知られている「かちかち山」ですが、太宰の作品では「ウサギ」は「プライドの高い美少女」「タヌキ」は「少女に恋する愚鈍な中年親爺」として描かれています。

 

 

ウサギに散々な目にあわされたたぬきが、最期に 「‥‥ひどいぢやないか。おれは、お前にどんな悪い事をしたのだ。惚れたが悪いか。」と言つて、ぐつと沈んでそれつきり。

 

惚れた自意識過剰の若い女性に、邪険にされる哀れな中年親爺‥‥

 

美少女は、生理的にこの中年親爺を嫌悪していたのでしょう。

 

ここまで残酷な仕打ちができる女性という存在に、あらためて恐怖を覚えます ( ;∀;)

(タヌキの冥福を祈って、合掌 ‥‥)( ;∀;)

 

 

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