独占欲
どうしてだろう、あなたと目が合うたびに胸の高まりがどんどんと増えていくの。どうしてだろう、あなたが他の女の子と話をしているだけで胸の奥がチクチクと痛むの。知らない間に始まった恋は一直線に私の心を掴んで、揺さぶられていく。あなたに触れたくて、あなたに会いたくて、耳元で響く低い声が心を震わせていく。本当はね、自分はもっと慎重な人間だと思ってたの。何事もね、冷静に考えを持って行動していけると思ってたの。あなたへの想いが加速していく度に、自分の思いが止められなくて怖くなる。自由に生きていきたいなんて、何も縛られず生きていきたいなんて言ってたくせにね、あなたへの想いが加速していく度に、ずっとあなたの傍で生きていきたいと思う度に、あなたをどこにも行けないように縛り付けてしまいたくなるの。どうしてだろう、理想が崩れていく。それほどまでにあなたに夢中で、私は私から離れていく。知らない間に、嫌いな私になっていく。