古谷一行のオリジナル・アルバム5枚のうち、これまで『言い忘れたさよなら』、『蒼き星に向って・・・・0:45』、『糸電話』を聴いた。
今回、1979年発売のサード・アルバム『遊歩道』(日本クラウン PANAM、GWS-4004)の中古盤を買った。
盤面をチェックすると、傷や擦れはなかったが両面に1か所ずつ小さな固着性の汚れがあり、しっかり洗浄して落とした。
プチパチノイズは、曲間の無音部分や曲中の静かな部分で小さく聴こえる程度で、良好。
<マトリクス>
A面: CSL-5207 1-5-3
B面: CSL-5208 1-4-3
アナログ・マスターテープの番号は、A面が 5207、B面が 5208
A面は、1枚目のラッカー盤 ➔ 5枚目のメタル・マザー盤 ➔ 3枚目のスタンパーでプレス
B面は、1枚目のラッカー盤 ➔ 4枚目のメタル・マザー盤 ➔ 3枚目のスタンパーでプレス
彼が作曲を担当しているのは4曲で、彼の温かな人柄が出ているが、特に曲調が盛り上がる部分はなく、淡々と進行する。
当アルバムで出色は、山川啓介作詩・東郷和声作曲の「ありふれた愛の歌」。
「思い出日和」の歌詩の最後に 男はみんな別れた女の幸せ祈るものなんだよ とあるが、現実には必ずしもそうとは限らない(男女逆の場合も然り)。
聴いた4枚のオリジナル・アルバムの個人的評価順
1 糸電話
2 言い忘れたさよなら
3 遊歩道
4 蒼き星に向って・・・・0:45