古谷一行のファースト&セカンド・アルバム | 俳句銀河/岩橋 潤/太宰府から

俳句銀河/岩橋 潤/太宰府から

自作俳句、太宰府、科学、音楽、オーディオ、吟醸酒、写真など
閲覧にはパソコン(デスクトップ、ノート、タブレット)を推奨
単なるフォローバック目的のフォローはお断りします

古谷一行が発表したオリジナル・アルバムは5枚。

 

そのうち最後の LP『糸電話』(1983年発売)を昨年11月に買った。

 

 

それがとてもよかったので、ファースト・アルバム『言い忘れたさよなら』とセカンド・アルバム『蒼き星に向って・・・・0:45』を買った。

 

 

それぞれ 1974年、78年発売の古い盤なので、見た目には美盤だが洗浄した。

 

プチパチノイズは2枚ともに新品盤かと思うほど少ない。

 

 

 

『言い忘れたさよなら』のA面のいくつかは彼自身による作詞や作曲で、「名前の知らない恋人へ」は作詞・作曲を担当し、いい詞でとても綺麗な曲なのだが、盛り上がる部分がないのが残念なところ。

 

作曲を担当した「そよ風のほほえみ」も情感溢れる佳曲。

 

「妹に」は、かぐや姫「妹」のストーリー違いのような歌。

 

『蒼き星に向って・・・・0:45』でもいくつか彼が作詞や作曲をしている。

 

最後の「北からの手紙」は作詞・作曲を担当し、優しい歌詞だが短くて盛り上がるところがない。

 

歌詞にも声にも、彼の優しく、温かく、人懐っこい人柄が出ている。

 

アルバムの出来は『糸電話』が断トツ。

 

 

 

セカンド・アルバムから最後のアルバムまでの間に、2枚のオリジナル・アルバム、1枚のライブ・アルバム、そして1枚のベスト・アルバム(1981年発売)が発表されている。

 

ベストアルバムには21曲が収録され、うち2曲はシングル(EP)のみ収録で、残り19曲は5枚のオリジナル・アルバムから発売順にそれぞれ6曲、2曲、6曲、1曲、4曲が採用されている。

 

『言い忘れたさよなら』『遊歩道』(1979年発売)、そして『糸電話』からの採用曲が多く、『遊歩道』も聴きたくなる。

 

 

後日記事