ビゴーの描いた明治-時代を表す風刺と芸術- | とんとん・にっき

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「ビゴーの描いた明治
-時代を表す風刺と芸術-」チラシ

日仏会館・フランス事務所

イベント名:ビゴーの描いた明治-時代を表す風刺と芸術-
日時:2018年03月03日(土) 16:00〜18:00
会場:日仏会館1階ホール

主催:日仏会館・フランス事務所・日本研究センター
   (フランス外務省・国立科学研究センター)
   〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 3-9-25

ビゴーの描いた明治-時代を表す風刺と芸術-
講師:クリスチャン・ポラック(明治大学、
   フランス国立社会科学高等研究院)
   清水勲(漫画家・風刺画研究家)
   フランソワ・ラショー(フランス国立極東学院)
司会:坂井セシル(フランス国立日本研究所)
   日本語とフランス語 同時通訳あり

「シンポジウム」風景

ジョルジュ・フェルディナン・ビゴー
(1860-1927)


過去の「ジョルジュ・ビゴー展」

風景画家、肖像画家、エッチング画家また風刺画家であるジョルジュ・フェルディナン・ビゴー(1860-1927)は、フランス国立高等美術学校での学業を終えた後、1882年に来日した。陸軍士官学校では写生を教え、彼の版画は新聞などに掲載された。そして、複数の風刺雑誌を創刊し名声を得た。特に「トバエ」、1890年の「日本人の生活」や「ポタン・ド・ヨコ」では当時の出来事を風刺した。しかし、検閲などの問題に直面し、1899年にフランスに帰国せざるを得なくなった。日本の教科書では今日でもなお、印象的な明治時代の貴重な資料となった彼の風刺画が使われている。(シンポジウムについては省略)

さっそく今回の講師の一人、清水勲(漫画家・風刺画研究家)の著作2冊をアマゾンに注文しました。
・「ビゴーが見た日本人」(講談社学術文庫)
・「ビゴーが見た明治ニッポン」(講談社学術文庫)

「ビゴーの描いた明治」展
  3月3日~21日
  2階ギャラリー
  入場無料

「ビゴーの描いた明治」展 会場風景



絵皿「日本の暮らし」

肖像画「ユゴー」銅版画



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