数年前から夏の終わりから秋にかけて心配のタネがあった。
それはスズメバチだ。
小学生の頃、ミカン畑でうなじを刺されてしばらくの間500円玉大のハゲになったことがある。
別に今はその後遺症のハゲやコブなどもなく異常はないのだが、怖いのはアナフィラキシーショックだ。
一度刺されると人によっては妙に抗体が出来てしまって二度目刺されるとアナフィラキシーショックが起きることがあるということ。
アナフィラキシーショックが怖いのは死まで至ることだ。
だから家のまわりでスズメバチを見かけても刺激しないようにしている。
時々オオスズメバチが家の庭のキンモクセイや白樫のあたりをウロウロとホバリングしやがる。
怖いから絶対に刺激しない。
スズメバチの習性を知るまでは網で捕獲しようとしていたが、まわりに仲間がいたりしたら大変だ。
敵の目印となるフェロモンを噴射されたら一貫の終わりだ。
事務所総出で総攻撃してくる。
警告が何段階かあるようだ。
最初は羽音だ。ぶうううううんと低い羽音が聞こえたら急な動きはせずゆっくりと避難だ。
次はかなり危ない段階だが、カチッカチッというクリック音だ。
これが聞こえたら攻撃一歩手前ということ。
クリック音がしているのに刺激をしてしまうと敵目印フェロモンを噴射される。そうなったら隠れる場所がなければ刺されるのを待つのみwww
まあ普通に街中で生活している分にはオオスズメバチに遭遇することはまずないが、私の生活様式では2か所リスクがある。
一つは先述したように夏になると時々庭に現れる。
二つ目のリスクはゴルフ場だ。家から一番近くて料金も安いのだがオオスズメバチの巣がコース内にあるのだ。
山の中ならそんなに関係ないが、ティグラウンドの枠となっている枕木が朽ちてその中にオオスズメバチの巣があるのだ。
だからそのゴルフ場には8月、9月は行かないことにしている。
刺されたら終わりだ。
そんな感じでスズメバチを避けているのだが、8月、9月以外でも遭遇してしまうことはある。
そんなときに何かいい方法がないかなあと忌避剤とか殺虫剤を検索していると、
「スズメバチサラバ」という商品名の忌避剤スプレーが目についた。
殺虫剤ではなくスズメバチが嫌いな成分でスズメバチの攻撃性をなくすというもの。
大学の研究所かなんかのものらしい。
前から気になっていたのだが、夏になりお守りとしてキャディバッグに入れときたいなあと思い探してみると、いつも利用するヤフーにあることはあるが、結構大きな本数単位とかかなり割高な料金、送料のものしかなくアマゾンで購入。
効果は使ってみないとわからないが、これからキャディバッグの常備グッズとなる。
スズメバチよ。特にオオスズメバチよ。
私の近くに来ないでくれ!頼む。
黄色と黒のストライブ怖すぎやろ。