先日マクセルのテレビ用スピーカーを購入したものの家に帰れず、ようやく昨日設置した。
これを購入した動機は、テレビをいい音で聴きたいとかそういうことではなくリビングに置いているテレビの音が歪むようになってきたからだ。
原因はわからないが、修理に出すよりも買い替えた方が早いと思うのだが、何かいい方法がないかと考えてみると外付けのスピーカーがあればええなあと思い、いろいろと検討はしていた。
前からハードオフで買ったミニコンポ(今そういう言い方をするかどうかわからんが)をテレビ台に設置していて、テレビの外部出力で音が出るようになっている。
しかし、このミニコンポ、スイッチオンしてから立ち上がるまで30秒少々を要する。
また、低音が効きすぎていて音楽を聴くにはいいのだが、バラエティやニュースを見るには仰々しい感じなのだ。
まあ、使えることは使えるが日常的な使い方としては使えないという状況で、ほとんとそういう使い方はしたことがない。
まあ本気で買う気ではなくいろいろと検索してみると、この商品が見つかった。
商品詳細を確認してみると、電源のオンオフがテレビと連動しているということ。
これはありがたい。便利だ。
ここで買う気がアップ。
ブランドがマクセル、これは信頼感がある。
同様のものがあっても中華の買ってもすぐ壊れたり、ありえへん使い勝手だったりするものであれば買う気は増さない。
マクセルはカセットテープの時代からお世話になっている音響関係のメーカーだ。マクセルならこの分野の商品で妙なものは売らないだろうという安心感がある。
そして設置もテレビの下に置いてRCAのケーブルをつなぐだけという簡単なもの。
そして、決定打は価格。
9000円を切る価格だ。
クチコミを見てもそう悪いコメントはなく使い勝手は良さそうだということで、検討し始めてから数日後にはポチっとな。
箱は結構大きいが本体は薄く5cmほどの厚みだ。
これならテレビの下に置いても全然違和感がない。
またデザインも超シンプル、妙なスイッチやパイロットランプがなく操作確認のランプ類もオートディマーで3秒後に消える。
これは使用シーンをよく考えているなあと感心した。
テレビを見る視角に明るすぎるLEDのランプがあると非常にうっとうしい。
前に安物のDVDプレーヤーを寝室に置いた時、電源オンの赤いLEDがまぶしいくらい光り輝いていてめっちゃうっとうしかったので、その上にビニールテープを貼ったことがある。
そして肝心の音だが、
結論から言うと、及第点だ。
及第点というとちょっと厳しい評価に受け取られるかもわからないが、買ってよかったか、買うんじゃなかったかというと買ってよかった。ということだ。
音的には今までもあったミニコンポの方がはるかに良い。
それは仕方ないだろう。ミニコンポなんだから。www
けど、音も悪いというわけではなくテレビの内臓スピーカーから出てくる音よりも良いレベルだ。
特に音楽番組などでは低音がよく効きテレビとは全然違う。
この低音の利かせ方も3段階で調整できる。
これもありがたい。
ニュースとか人の声が主体の番組をウーファ利かせた音で視聴すると結構疲れる。
こういう番組はイコライザーのカーブでいうと中音だけ盛り上がり、低音はカット、高音は抑えぎみにすると視聴しやすい。
欲を言えば、もっと低音をカットしたモードが欲しいなという程度だ。
一つ気になるのが、BDのチューナーでテレビを視聴していると突然10chから1chにチャンネルが変わってしまうということがあった。
これはこの設置に関係あるかどうかはわからないが、電源の抜き差しを行ってからはその症状は確認できていない。
また、これはこの商品の問題ではないのだが、番組により音量レベルが異なること。
よくCMに入るとうるさいという感じになるが、それはテレビのリモコンで音を小さくしていたのだが、テレビのボリウムを0にしてつかっているとテレビのリモコンでは音が小さくできないこと。
だからミュートのボタンでなく音量2割ダウン的なボタンが欲しいなと思う。
まあ、買って正解だった。といえる買い物であった。