かなりストレートな店名です。
“豚”という一文字だけではバカにされてる感じがするけど、二文字並ぶとなんだか可愛いですねぇ。
さて、西小山は意外とトンカツ屋が多い街。最近メディアに登場することも多い、個性的な大将の「波止場」、“カフェレストラン”と称する「かつ花」、マヨネーズ+生卵でいただく「山古志」、そして「豚豚」と駅周辺だけでも四店舗あります(お隣の碑文谷まで足を延ばせば、もう2店舗あります)
最近、隣駅の武蔵小山駅前にタワマンが三棟も建つということで地価が高騰、個人経営の飲食店が西小山の方に移ってきた、という話も聞きます。実際比べてみても、カレー、パスタ、ラーメン、餃子など“B級グルメ”系は、西小山の方が何倍も個性的で美味しいですね。
さて、そんな西小山にある「豚豚」ですが、たたずまいは居酒屋風。遠くからも視認できる「豚豚」の文字。

なんとランチタイムはロースかつ定食950円! 消費税10%になって以降、1000円以内のトンカツ屋を探すのは本当に難しくなってきました。
実は「波止場」「かつ花」も、比較的高いので1000円を切るのは庶民にとってはありがたいですね。(もちろん、高いトンカツは、トンカツで美味しいですよ!)

トンカツメニュー以外も少しあるので、居酒屋使いもできそうです。

さて、店内は昭和感ただよう、落ち着く雰囲気。昼時のワイドショーが流れています。
切り盛りするのは、老夫婦の二人。永らくこの地でやってきたのでしょう。緊急事態宣言中、そして平日ということで、店内は僕だけでした。
さて、さっそくロースかつ定食(950円)を注文。大将が冷蔵庫から豚肉を出し、小麦粉、卵、衣をつけて黙々と揚げてくれます。
そしてにしても、トンカツ屋の店主って、無口な人が多いですよね。寿司屋みたいに大将とコミュニケーションしたり、、やたらと威勢のいいラーメン屋みたいなトンカツ屋って少ない。
トンカツって良くも悪くも派手さがないので、飲食店始めるときにトンカツ屋をセレクトする時点で地味な人が多いのかもしれません(偏見ですが……)
さて、10分ほどして揚がってきました、トンカツさん。

割とキツネ色になっているタイプ。香ばしい香りが立ち上ります。ラード系で揚げてますね。衣もよく茂っています。

ランチのロースかつ定食(950円)なので、肉質や量はそこまで期待してませんでしたが、肉質が良い!ちょっと写真ではわかりづいらいですが、脂身が右端、そして左側にもあります。これはロース肉の中でも、肩ロースに近い部位。脂身が左右にはいり、旨味も多くなります。
ちなみに、“上ロース”の定義は店によって異なりますが、「肩ロースに近い部分の上質なお肉を厚く切る」というところが多いです。
余談ですが、「じゃぁ、肩ロース出せばいいじゃん」とお思いになる方もいると思いますが、肩ロースは旨味も多い一方、筋も多く、下ごしらえに手間がかかるという難点があります。精肉店では肩ロースよりもロースの方が高いことが多いですが、トンカツ屋では手間がかかる分逆転することが多いです。かつ、そこそこ高級な店で出していることが多いですね。
話がそれましたが、つまり「豚豚」のランチロースは上ロースの肉質に近い、お得でいい肉質! 衣はほんほりクリスピー感あり。しかし、ランチロースかつのように、厚切りではないトンカツに食べ応えを出すためには多少衣に食感があったほうが、僕は美味しく感じます。
あー、昼だけどビール飲みたくなってきた。早く緊急事態宣言終わる日が来てほしいものです。
コストパフォーマンス ★★★☆☆
■味 ★★★★☆
■庶民度 ★★★★☆
■豚数 85豚
■一言コメント 「このままランチ1000円以内で頑張ってください!」
※ロース
ロース定食950円(税込)
■東京都品川区小山6-10-18