実は11月24日に入院して、白内障の手術をしました。
これまでの僕の右目の視界は、真っ白に近く、細かな部分はほとんど見えませんでした。
こんな感じですね。
もっと白かったかな
でも、これも「魂の体験学習」です。
この体験を、徹底的に味わい尽くす。
そのために、全ての体験があります。
5年半ほど前にガンが脳に転移して脳腫瘍になったとき、空が緑色に見えたり、四角いビルが台形に見えたりしたことがありました。
その時も面白かったのですが、今回も「目が見えない」ということで僕の中に生じた事を書きたいと思います。
目が見えないと、いろいろと不都合かおきます。
外を歩いていても駅の案内とかが近く(50センチくらい)に寄らないと見えません。
いろんなものに、よくぶつかるので、足が傷だらけです。
でも、僕の視界が真っ白であっても、世界が真っ白になったわけではありません。
当然ながら、僕はそれを知ってます。
眼は外界を捉える1つの感覚器官、センサーに過ぎません。
センサーの故障、ですね。
世界は僕の眼というセンサーがどういう状態であろうと、そこに存在します。
僕=眼ではありません。
同じことが、耳や鼻などにも当てはまります。
般若心経では、このセンサーのことを「眼耳鼻舌身意・がんじーびーぜつしんい」と呼んでいます。
眼という感覚器官、センサーで世界を捉え、色やかたちとして認知して、そこに解釈、概念を加えていく。
こうやって僕たちの脳は、脳内で自分の世界を創り上げています。
これは眼だけではありません。
眼が色を捉える感覚器官であるように、耳は声、鼻は香、舌は味、身体は触、意識・思考は法を捉えます。「色声香味触法」
そしてそこから生まれる概念・世界感、つまりはどんなサングラスをかけているか、と事と言いうことが、それぞれの感覚器官ごとに生じて、眼界、耳界、鼻界、舌界、身体界、意識界が、生まれます。
つまりは、この感覚器官から入力される情報によって、僕たちは自分の世界を創り上げているのです。
話を戻します。
右眼がよく見えませんが、僕=眼ではないので、気にしていません。
同じようにもし耳や鼻が不自由になっても気にならないでしょう。
1番混同しやすいのが「身体」「思考」です。
僕も経験がありますが、特に、身体に痛みがあるとき、身体=痛み、になってしまいます。
痛い
という感覚と、そこから生じる思考に頭の中を支配されます。
感覚器官(身体)
→ズキ、グサなど
→ああ、ガンか広がってる、悪くなってる
→長くないかも
こうやって頭の中をネガティブな思考が支配して、ネガティブはさらにネガティブを引き寄せ、周波数が下り、免疫力も下がってしまいます。
眼=私
でないように、身体=私、ではありません。
身体がセンサーとして感じているに過ぎないのです。
身体は変化します。
痛みも起こっては、じきに過ぎ去り、消えていきます。
生じ、味わい、消滅していくのを「観察」する。
「身体」=「私」にならないこと。
思考も同じです。
思考は雲です。
無秩序に湧いてきて、もくもくと広がり、頭の中を支配します。
思考も私ではありません。
(大事なものではありますが)
「思考」=「私」にならないこと。
では、ほんとうの私とは誰なのか?
それは…
般若波羅蜜多
向こう岸
この3次元世界の向こう側、3次元世界を超えたところにいるのです。
ご安心を。
ほんとうの私は、いつもそこにいます。
業障本来空(ごっしょうほんらいくう)
諸法空相(しょほうくうそう)
そして、11月27日に退院して帰宅しました。
手術後の眼圧が高かったようで、しばらくは視野が白くぼやけていたり、光に幕がかかっていましたが、手術後1日くらいで落ち着いてきて、だんだんと見えるようになりました。
良く聞く話と違って、僕はすぐにはきれいに見えませんでしたが、すべては「宇宙のお任せ定食」ですから、焦っても仕方ありません。
なるようにしかなりませんし、全ては完璧に回っています。
「宇宙のお任せ定食」とは、ただ、その時の、目の前の展開のままに、やるべきことを丁寧に淡々と、あるいは喜びを待って、こなしていく、ということ。
なりゆきのまま着物を着て、ご飯を食べて、やるべきことをやり、やらなくていいことはやらず、そして寝る。
行為に関して成果や結果は一切求めない。
宇宙が提供してくれた「お任せ定食」の献立に注文をつけずに、ありがたく頂く。
(注文をつけるのは誰かってことですね)
もしあれこれ作為的なこと(エゴの声)を考え、その行為に埋没したら、宇宙の流れに反することになり、逆に苦労するばかりで、うまくいかなくなっしまいます。
自分(エゴ)を信頼しない
一切の業障界は妄想より生ず(普賢経)
流れを信頼する
宇宙を信頼する
ということです(^-^)
そしてやはりというか、やっとというか、手術後3日ほどすると、右目がだんだんと、見えるようになってきました。
今回、目に入れたレンズは単焦点レンズなので、近くの細かなところをフォーカスすることは限界があるようですが、まあ慣れるでしょう。
その代わり、老眼鏡は必須です(^-^)
すると今度は、目が見えるという事を新鮮に体験することになりました。
あー見えるってこんなだったんだ、っていう感じですね(^o^)
おお、遠くが見えるって、こんななんだ。
すると、すると、今度は今まで見えていた(頼っていた)左目の見えなさ加減、見えづらさが気になり始めました。
つくづくエゴと言うやつは、足りないところ、不足しているところ、問題点にフォーカスしますね。
まあ、それが問題解決プログラムのエゴクンのお仕事でもありますから、嫌わずに許してあげましょう。
それを客観視して、エゴクンのしゃべる不足感に思考を占領されないこと。
エゴクンには喋らせておいて、あーそーなんだね、と、消えていくのを眺めること。
全ては生じ、しばらく留まり、滅して、空に戻ります。
成・住・壊・空
(せい・じゅう・かい・くう)
住に留まり続けないこと、それがポイントです(^o^)
そして今度は左眼の番です。
(実は両目とも良く見えずでした)
入院は12月8日からです。
手術は9日、来週の日曜日に退院予定です。
なにを体験するのか、楽しみです。
さあて、退院したらおしゃれな老眼鏡でも買おうかな(^-^)
モデル、違いすぎ(笑)
ということで、ブログ更新はしばらくお休みします。
(お知らせ)
①仲間たちと一緒に、毎日楽しく、周波数を上げていきたい方はお越しください。
②リーらの会の画像です。
10月
9月
8月
③「さといぬ」、シンプリーライフさんの動画(2本)です。
とても素晴らしい解説&動画です。
みなさまもぜひ、ご覧下さい。
シンプリーライフさま、ありがとうございます。
①旅立ち編(恐れの正体編)
②ガジョ編(エゴの牢獄編)
★生還体験記です。
ベストセラーになりました。
★オススメのお水やお茶など
よくご質問いただくので、以前書いた記事をリンクしておきます。
オススメの本①(読むと元気になる)
おススメの本②(劇的寛解事例)
おススメ本③(生還者たちの体験記)
おススメ本④(食事関連)
★講演会など
①リ-らの会#14(ZOOM)
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②ハイランドセミナー
ジョンと一緒にハイランドへ行きたい人は来てくださいね。